国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

マタドール

2012-05-30 09:08:09 | Weblog
 一瞬熱烈なジャイアンツファンなのか、それにしてもSPが警護しているとはいえファイターズのおひざ元で勇気のある行動だと思った。東京ドームでファイターズとジャイアンツがセパ交流戦で闘っている最中。しかもジャイアンツが1点リードしている場面。タイミングが良すぎる。
 着実性、堅実性を前面に出して支持を得るのが政治スタイルだが、何を勘違いしたのか、全国郵便局長会のため来札し登壇した野田首相は、赤いハンカチを振り回し始めたのだ。赤は郵便のイメージカラー、郵政民営化見直しの実績を強調し、支持を強固にするパフォーマンス。
 しかし、Gファンならず、その姿にムレタ(赤い布)をかざす、ちょっとメタボなマタドールを重ね見た方も多かったのでは。正面からは自民党200、側面からは維新の会などの第三局多数。背後からは小沢グループ120。闘牛のような猛進ばかりではない。時に立ち止り尻尾を振る。距離を取り出方を伺う。笑顔を見せながら角を研ぐ。三方向から挟撃する。自民党と霞が関を切り刻むためだったマニフェストという十拳剣は竹光であることが見破られている。そこで30人足らずでは丸腰と同じ。本当は白い布を振りたい心境だったのでは。

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2012-05-28 09:10:23 | Weblog
 評価=
 先週東北で震度5強を観測した地震では、札幌も震度2を記録したが、揺れに敏感なはずの小生は全く気付かなかった。ベットに入ってから約1時間、感覚中枢や運動中枢と前頭前野が切り離されたレム睡眠の真っただ中だったのだろう。レム睡眠で見る夢は、フロイトやユングのように精神科的側面からの研究報告が医学会、そして広く一般的に認知されていたが、脳科学・脳機能からの研究で、すべてが覆される結果になった。つまり夢は精神状態を表すものではなく、単に脳内に現れた記憶映像をコンテとして、荒唐無稽なストーリーが組み立てられるもので、これは記憶の整理にための脳の生理であると。さらに、覚醒時活発に使用した脳の部位はより深い眠りに落ちるローカルスリープといわれる現象も確認されている。ということは、昼間考えることがなければ、必然的に眠りは浅くなるのか。
 思い当たることがある。平日は、6時半に目覚ましをかけるが、目覚ましのお世話になるのは月に一度ほど。ほとんどはその前に目覚める。最近確かに頭を酷使することが少なくなった気がする。爆睡するためにももう少し頭を使わねばと思う今日この頃である。
 

平成の爆食王7

2012-05-25 09:09:15 | Weblog
昼食弁当の老舗ニューアカシア:中央区北1西8。看板メニューはなんといっても一口ではとても、いや二口でも食べきれないほどの大きなザンギが5個も詰まった揚げ弁当=480円税込。おにぎり3個分の分量は優にあるライスも圧巻。完食すればかなりの大食漢も大満足必至。気を付けなければならないのはここでは、ザンギは1個からでも販売しているが、単位が「粒」に統一されている点。こちらが「単品ザンギ3個ください」と言っても、カウンターのお姉さんに必ず「3粒ですね!」と強く訂正され一見であることを蔑まれる。そこにポリシーを感じるが、粒=小さくて丸いもの(大辞泉)とあるように明らかな誤用。改めるなら「塊」。

accident

2012-05-23 09:05:51 | Weblog
 先週末ゴルフ場でのこと。前の組がなかなか進まないことにティーグランドで業を煮やしていると、前組のプレーヤーの一人が歩いてこちらに戻ってきた。この状況で考えられるのは、OBあるいはロストボールの打ち直し。だとしたら暫定球を打っていなかったことになる。何ともお粗末と眉を顰めていたが、なんとそのプレーヤーは「同伴者が足を折ったみたいなので、先に行ってください」。そういわれて「はいそうですか。じゃお先に」と薄情を全面に出せる人間はまずいない。すわっとばかり駆けつけると、負傷者が倒れていたのは頂上まで20メートルほどの右ののり面の中腹。ボールを探しているときに草露に足を取られて転倒し骨折したようだ。小生が負傷部位を確認するとひざと足首の中間部。脛骨か脾骨、あるいは複雑骨折か。開放骨折でないことに少々安堵。我々の同伴者の獣医が、負傷部位を固定しようとしたが、激痛のためだろう「触らないでください」の一点張り。やっとのことでフロントが搬送用のカートを持ってきたが、しかし中腹までは上ることはできない。そこで我々がそのままの状態で負傷者を抱きかかえて下ろすことになった。一人が背後から両手を回し胸の前で手を組むようにして上半身を持ち上げ、二人がそれぞれ両肩と腕を支え、小生が折れたほうの膝を固定する。かなり慎重にゆっくり下ろしたつもりだが、それでも体の角度がわずかにぶれるたびに、痛みのため声が漏れる。彼とてまさかゴルフ場でこんなことになろうとは思いもよらなかっただろう。
 怪我やアクシデントとは程遠いように思われるゴルフだが、プレー中に脳卒中や心不全で亡くなられる方が以外に多い。パターを打つ瞬間、心拍数が1.5倍になるという研究報告も。徳光和夫さんがゴルフ場で倒れたことは周知のこと。また、骨折や捻挫も多いようだ。今回のように坂やのり面で足を滑らせたり、あるいは転倒など。番外編では、ろっ骨骨折。これは柔軟体操や練習などせず、そのままマン振りするため。超レアケースでは落雷死や溺死も。現に30年前わが上司は、札幌手稲ゴルフクラブで足を滑らせお池にはまった。幸い浅かっため、大事に至らなかったが、昨年群馬県では二人亡くなっている。
 1ラウンドの所要時間は約5時間で、その間約10㌔山坂を歩くことになる。これは、軽度の登山に匹敵する運動量。しかし、準備運動やストレッチをされる方は多くない。また、本州ではハーフ終了後(半分の9ホール)の飲酒は慣習になっている。このように「ゴルフは厳然たる屋外スポーツ」という認識が希薄なことが、トラブルを引き起こす根源ともいえる。お気をつけを。



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2012-05-21 09:06:04 | Weblog
評価=
魚類から爬虫類、哺乳類の進化過程で、顎の骨が耳小骨に変化していった。サチュロス突起がダーウイン結節になったことなど、理論では理解するものの、例えばそれを創造論者や小さな子供に分かってもらうのは少々骨が折れる。だが、馬の腓骨は、上端と下端がかろうじて残っているものの中間はすでに消失している。つまり馬にとって脾骨は無駄なパーツとなっている。このケースなどまさしく一目瞭然で退化=進化の動かぬ証拠といえる。また最近は、一番奥にある第三大臼歯が生えてこない子供が目立つようになったがこれも同様。数百年後の日本人の顔を予想した顎が極端に細くなり、まるで宇宙人のような写真を見られたことがあると思うが、あながち馬鹿にできない。

2012-05-18 09:10:54 | Weblog
「男は恥を知るものだ。のうのうと沖縄に来て、県民に泥をかけるのか」。沖縄復帰40周年の記念式典の場に現れた鳩山元首相を野中務氏が罵倒したようだ。読売では「苦言を呈した」と表現されているが、そんな甘いものではないだろう。だが恐ろしいことに、その後、釈明と謝罪に終始するはずのレセプションで登壇し「最低でも県外という気持ちを果たさなければ、沖縄の皆さんの気持ちを十分理解したと言えない」と発言、関係者を呆れさせた。そうれはそうだろう、大混乱を招いた張本人が第三者然として語る姿を誰が予想しようか。先日は再三にわたる政府の中止要請を無視してイランに渡航しアフマニネジャド大統領会談、核問題に関してイラン側に利用され、マスコミから強く非難されたばかりだ。事ここに至ると、政治家の資質というより、人間性、言い換えれば知力をも疑われても仕方あるまい。「頭がいいバカほどたちの悪いものはない(意訳)」=岸信介。どの時代にでもいるものだと痛感する。

そういえば

2012-05-16 09:07:53 | Weblog
 そういえば、太陽の活動は11年周期で変化するのはご存じだと思う。これをユダヤ人はすでに紀元前から知り、経済活動とリンクさせていたというのもすごい話。その太陽の動きがどうやらおかしい。すでに活動期に入っているはずだが、指標になる黒点活動が全く見られないのだ。この状況は、約400年前にも見られ(マウンダー極小期)約100年間にわたり地球が寒冷化し、人類に大きな影響を与えた。しかしだ。先日NASAの発表によると沈静化していたはずの太陽に巨大な黒点が現れたとのこと。その大きさも観測例がないほど巨大で、「怪物級の黒点」なのだそうだ。もう一つ気になることが。衛星が太陽の磁場を観測したところ、太陽の両極がプラスになっているというのだ。これもまたマウンダーと一致する。何ともきな臭い。
 そういえば、2012年人類滅亡説の根拠になったマヤの暦であるが、この原因不明な太陽活動が原因で起こるなどと主張する輩がいた。だが、残念なことに先日その先の暦が発見されたそうだ。終末論者達もさぞかし落胆したのだろう。
 そういえば、5月の初旬通常より月が大きく見える「スーパームーン」現象が起こった。最小時より14%大きく、明るさも30%増して見える。月は地球を楕円軌道で公転しているため、このようなことが稀に起こる。
 そういえば、晴れていれば21日東京で金環日食が観測される。日本では1987年沖縄で観測されて以来四半世紀ぶりになる。皆既日食より月の位置が遠くにあるため、周りに太陽のリングが見えることで金の環、つまり金環日食と呼ばれるが、エンゲージリングも見えることから、1987年の観測後にカップルでの入籍が殺到したそうだ。神秘的な天体ショーの前で、陳腐で何とも月並みな発想と冷笑するのは意地が悪いか。

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2012-05-14 09:10:55 | Weblog
評価=
専門用語多すぎ!難解すぎ!「グルコースが解糖系を経てピルビン酸になる。この時二分子のATPとNADHが生成される。ビルピン酸はミトコンドリアに入りアセチルCOAを生成する。アセチルCOAはクエン酸回路を経てNADHとなる。このNADHからNADに変換される過程で放出された電子は電子伝達系:NADH脱水素酸素複合体、チトクロム複合体、チトクロム酸化酸素複合体の三呼吸酸素複合体…」ね。こんなの分かるわけないっしょ。

30試合を終えて

2012-05-09 09:03:13 | Weblog
 ペナントレース開幕前の低評価を跳ね返すかのように栗山ファイターズが好調だ。張本勲、東尾修、赤堀憲広、広沢克美など大御所評論家14人が戦前に立てた今期パ・リーグの順位予想では、ライオンズが優勝するとした評論家が最も多く8人。続いてホークスが6人と続く。他のチームは、2位予想にバッファローズが食い込んでいるものも、2強4弱を強く印象付ける内容だった。われらのファイターズであるが、牛島和彦氏と吉村禎章がかろうじて3位にしているのが最高で、他はすべてBクラスと予想している。有藤通世に至っては最下位。確かにダルが抜けた穴は確実にでかい。昨年の貯金8が無条件に失われることになり、これを埋める手段は早々見つかることはない。さらに、監督どころかコーチ経験のない新監督の手腕に懐疑的評価になるのは止むを得まい。
 しかし、蓋を開けてみるとだ。開幕投手に抜擢した斉藤がこれまで4勝を上げ、武田勝とともにチームの勝ち頭になり、強力な牽引役になっているほか、長期低迷していた吉川が3勝を上げ、防御率もトップ争いをするまで急成長。これに刺激を受けたのか、八木、多田野も持ち味を存分に生かして白星を重ねている。また、中継ぎ押さえの活躍も見逃せない。宮西、谷口、増井、武田久など時に逆転を許す場面もあるが、盤石といっていい活躍を見せている。
 一方打撃陣も好調だ。2000本安打を達成し、4月の月間MVP獲得の稲葉を中心に、三振が大幅に減ったばかりか、長打力に磨きがかかり二皮むけた陽。三割をキープしている賢介、なぜか打ててる鶴岡、ここぞという時のスレッジ。大穴はあるが、機能していると評価できる。
 そしてもう一つの原動力は、栗山監督の積極采配ではないだろうか。バッターが中軸であっても迷わず初球からの盗塁やエンドランは、プロ野球の固定観念を覆すものだし、選手に緊張感と、常に次塁を奪う意識を植え付けるものだ。チャンスでの若手の起用も然り。特に岩舘をあの場面で投入するなど誰が思いつくだろう。起用された選手はそれに報いようと必死にプレーする。当然結果が付いてくる。そして何より昨年のような、疑問符だらけの采配で胃が痛む思いをさせられないことが最もうれしい。
 さて、例年貯金を大幅に殖やす交流戦が始まる。昨年のホークス然り、ここを制したチームがペナントを握っている。ぜひともこの勢いと戦略で、セリーグを蹴散らし、優勝に邁進するとともに、評論家の鼻を明かせてほしいものだ。

※5月25日(金)頂き物ですが、中日戦1塁側内野指定席が1枚あります(かなり前の座席です。しかも斉藤祐樹先発の試合だと思います)。小生の隣になりますが、差し上げます。ご希望の方は以下アドレスにご連絡ください。
e-mail shiba_taku@msn.com 先着1名です。

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2012-05-07 09:11:35 | Weblog
評価=
先日石原東京都知事が東京都が尖閣諸島を購入する旨を公表したところ、たちどころに約1億円ほどの寄付金が集まった。購入時期は地権者と国との契約が切れる来春になる見通し。かなりの曲折と軋轢が予想されるが、都知事が手を引くわけがあるまい。当然ながら敏感以上に過激に反応したのが中国だ。中国大使館報道官は、「釣魚島と付属する島しょは古くから中国固有の領土であり、争う余地のない主権を持っている」と主張し、都知事の構想を右傾政治家の妄言と問題のすり替えでワンクッション置き、日本政府の出方を伺っているようだ。新聞の主張も批判的なトーンが強い。「領土の保全はすぐれて国の仕事である。都が出てくるのは筋違いというものだ」毎日。「政府の外交に悪影響を与えることを承知で大風呂敷を広げるのは、無責任としかいいようがない」朝日。だが確信犯的行動、全て織り込み済み、その上で巨石を投じたのだろう。さて今後の問題だが、2010年クリントン高務長官が「尖閣諸島は日米安保を適用する」と改めて日本の主張支持を表明した。これは中国に対する強烈な牽制に他ならない。だからこそパワーシフトを匂わせながらの巧妙な展開が必要とされる。



平成の爆食王6

2012-05-04 08:55:05 | Weblog
 北見といえばオホーツク海に近いため、当然のことながら海産物が名物かと思いきや、絶対的に肉文化圏である。出張の際には支社の社員に必ずと言っていいほど焼肉屋に誘われるし、街を見渡すと焼き肉屋密度も、他の都市よりは高い。その中で有名どころは、腸を開かずにそのまま焼く「丸ホル」を提供する「ほりぐち」。それと腸を氷に晒し、特有の臭いを消す「元祖氷締めホルモン」を看板にする味覚園が両巨頭といったところだろう。「ほりぐち」は一昨年札幌の福住に支店をオープンさせ盛況を呈しているが、味覚園も今回札幌中心に店舗展開し、美唄焼き鳥の福よしと三船のように、ご当地ブランドが札幌で競合するケースの一つになった。
 閑話休題。味覚園での〆の一品として北見人が必ず注文するそなのが写真の「目丼」。レア焼きの目玉焼きを二つどんぶりの上にのせ、あたかも人間の顔に模した料理。お約束は、黄身を壊し、そこに店特製のにんにくが効いた焼き肉たれを掛けてご飯ごとすする。先日、会議の後「軽く」と連れ立っていった味覚園で、自他とも認める爆食王のNが見事なパフォーマンスを見せてくれた。ビールで乾杯の後すぐに注文したのが「大盛りライス」。酒が焼酎に変わったころ2杯目の大盛りライス。肉も人並み以上に食べている。そして最後の〆で「目丼」。だが後日、冷麺も半分食べていたことも判明した。言っておくがNは若手ではない。もう数年で50歳に手が届く中堅以上のポジションにいる社員。この食欲には羨望するやら、脱帽するやら、絶望するやら。

本の紹介

2012-05-01 09:11:02 | Weblog
評価=
この当時は気骨あふる政治家が数多くいたが、やはり傑出していたのは、間違いなく岸信介だろう。この本の冒頭にも書かれている通り、数十万人ものデモ隊に包囲された官邸の中にあり、動揺を微塵も感じさせずに日米安保の自然成立を待つあたり、まさしく昭和の妖怪。その後の身の決し方も見事。悲しいかなどうしても今の政治家と比較してしまう。橋下大阪市長の言葉に過剰反応する民主党執行部。小沢元代表の無罪判決に涙するチルドレン達。とどのつまりは、政治生命をかけて消費税を上げるという首相。「命を懸けて減税に取り組む」というのなら理解できる。政治の幼稚化とでも言うのだろうか。