国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

2020

2016-04-27 09:05:27 | Weblog
 芸術的センスはどうも遺伝するらしい。母親が描いた犬の絵を見て愕然とした。まるでUMAだった。小生が描く動物も大同小異、カンブリア紀に爆発し、その後絶滅した生物にどこか似ている。母親のことを笑える立場ではない。芸術や美術の才能がないことが、飯を食うことの妨げにはならないこの時代に感謝するばかりだ。そうでなければ両親を恨んでいたことだろう。芸術的センスは、描くこと、創ること以外にも「見る目」にも影響を与える。つまりどのような作品を見ようとも所詮は「節穴」のため、的確に評価できる訳がないのだ。なんでも鑑定団をよく観るが、安河内さんや中島さんが絶賛する作品のすごさが全く理解できない。古美術蒐集でもやろうものなら「今しか買えない掘り出し物。横山大観作ですよ」の声に踊らされ、贋作をつかまされること間違いない。
 さて、紆余曲折を経てやっと昨日2020東京オリンピック・パラリンピックの公式エンブレムが決まった。約15000の応募作品の中から絞り込まれた4作品が最終選考に残り、選考委員の過半数超の支持を得て組市松紋に決まった。伝統工芸の市松模様と藍染の色をミックスした落ち着いた、極めて静的で日本的な作品に仕上がっている。ちなみに2位はアサガオをモチーフとした作品、3位は風神雷神、最下位は輪をイメージしたものだった。節穴がみた率直な感想は①輪②風神雷神③市松④アサガオ。躍動感あふれ、金メダルをイメージさせる輪の配色は他を圧倒していると感じていたが、少数派だったようだ。ここで「いやいや街の声は…」と行きたいところだが、せっかく決まったばかり、茶々は入れないほうがいいだろう。
5月15日まで道立近代美術館で「横山大観展」が行われている。目を養いたい方はどうぞ。入場料は1300円です。(そっちかい!)

本の紹介

2016-04-25 09:09:22 | Weblog
評価=
「相手を批判するときは淡々と。感情を表に出さない」。多分この著者も新聞記者であれば理解していると思うのだが。少々感情が勝ってしまっている。それにしても、穏やかな県民性の裏に隠されている激烈な行動はやはり、沖縄処分と沖縄戦ということになるのだろうか。元自衛隊幹部惠隆之介さんや八重山日報記者である著者のように沖縄在住者の翁長知事と2県紙批判は県民の意見が、マスコミ強調するように決して一辺倒ではないことを証明している。

一服

2016-04-22 09:08:13 | Weblog
「タバコ休憩」「一服」。公務員には通用しない言葉になったというわけか。いや一般企業にもその包囲網は確実に広がってきて、無慈悲にも喫煙者の首を真綿ではなく、荒縄で縛るようになってきた。喫煙者を巨悪であると断定する非喫煙者の断罪と蔑みの目を感じ取った方もいるのではなかろか。大阪市では「職務専念義務」に反するとして勤務時間中の喫煙を禁止しているそうだ。遠くない将来、専念するためには「ウンチもするな」と言い出すに決まっている。健康産業でも就業中の「喫煙禁止」を就業規則に謳っている企業もあるようだ。しかし、喫煙者からひとこと言わせていただければ、仕事に集中していられるのも2時間が限界、特にかなりの思考が必要とされる場合は1時間半ほどで、脳の緊張を解いてやることが必要。そうしなければ斬新な閃きなど起こらないものだ。非喫煙者が議長を務める会議ほど恐ろしいものはない。2時間でも3時間でも延々と議事が進行される。苦行である。5分でも10分でも休憩を挿めば違った切り口の意見も出されると思うのだが、議論のどツボで溺れていることを楽しんでいるかのようだ。
最近ネットでは「不謹慎狩り」というのが横行しているそうだ。重箱の隅をつつくように、ネットで意見を上げた方を集団でたたく行為だが、先日も熊本地震の被災者に義捐金を送ったタレントが「売名行為」だとやり玉に挙がった。地震直後インスタに笑顔の写真を上げただけで女優が袋叩きにあった。経済的な面も含めて余裕がなくなってきたことがこのようなバッシングを生むのだろか。何かギスギスした世の中になったものだと思う。
ニコチンには鎮静効果があります。「まあそんなにイライラせずに、一服でもしたら」。そうすれば、世の中もう少し丸くなると思うのだが。
 

本の紹介

2016-04-18 09:08:23 | Weblog
評価=
岩堀修明が魚類爬虫類から哺乳類に至るまでの内臓の進化を解説する。特に副腎と腎臓の関係には驚かされた。だが、同じくだりが多すぎてしつこさが目立った。前著「感覚器の進化」が素晴らしい出来だっただけに今回は残念。

ゴールデンバット

2016-04-13 09:09:35 | Weblog
「金鵄輝く日本のあいこでアメリカヨーロッパ。パリ・フランス・ドイツ、どいつもこいつもよっといで」。女の子がゴム飛びをしているときにこのように歌っていた。ローカル色が強い歌詞で、一般的ではないが確かにこのような歌詞だった。昭和の40年頃の話である。元の替え歌は「金鵄あがって十五銭、栄えある光三十銭、朝日は昇って四十五銭、紀元は二千六百年、あゝ一億の金は減る」。昭和15年日米開戦の前年、政府は戦費調達のためタバコの一斉値上げを行った際、政府の政策を皮肉ったものだ。そして今は「金鵄上って260円、メビウス絡まり440円、ガリガリいけない60円、一億国民胸で泣く」。ゴールデンバットが値上がりをしたときこのネタをぜひ使おうと待ち構えていた。さて3月昨年成立した平和安全法案が公布された。時代背景があまりにも似通っている。歴史を繰り返されたらたまったものではない。

本の紹介

2016-04-11 09:08:00 | Weblog
評価=
NHKクローズアップ現代にも取り上げられた題材。離婚後300日を経ずに生まれた子供は前夫の子とみなすという明治に施行された民法をいまだに踏襲しているためこのように無戸籍の子どもが生まれることになる。現在であれば、DNA鑑定により疑義をはさむ余地がない証拠を提出できるが、司法はそれを認めていない。司法というより、自民党超保守派といったほうがいいのだろう。保守派は「法的な親子関係を決めることが重要。子どもの地位を安定させ、家庭生活を平和に営ませる。法律婚の軽視は、事実婚や乱婚、同性婚の容認につながり不道徳社会になってしまう」として、300日ルール改正に猛反対するが、その論が説得力を持たないことは明らか。どうするんだい、稲田朋美。

BRAIN SPRING

2016-04-08 09:11:47 | Weblog
山下達郎の「HEY REPOTER」という曲をご存じだろうか。我が正義であるとマイクを振りかざすリポーターを嘲笑ったもの。1982年リリースのアルバムに収められていた曲だが、最近の週刊誌の動きを見ているとこの曲が思い出される。
ベッキーに乙武そして安村まで来ると、嘔吐感さえ催す。一体どちらがゲスの存在なのだろうか。清原やショーンKの情報は有益性があると認めることができる。だが、安村の不倫を暴く価値、公共性はどこにあるのだろう。「安村さん、パンツはいてましたか」。記者が安村に向けたゲスな言葉は自ら報道の存在を否定したことに他ならない。一連の中でも少年Aの情報を流したことは看過できない。その行為は単なる商業主義、その正当性を主張する文春の論理は問題のすり替えに他ならない。「絶歌」やネットなどの発信により、少年Aは少年法により特定を妨げられる存在を自ら放棄した。また少年法は触法少年が成人になってからも推知報道禁止を謳っているものではないと主張する弁護士を前面に立て記事の正当性を訴える。だがそれは、覗き趣味の大衆の前で旗を振っているだけに過ぎないことは明らか。また極めて悪質なのは、記事の内容が読者にサイコパスを連想させる修飾語であふれている点だ。たとえば、「左目は陶酔するかのように潤んでいた」と表現している。これはどう見ても小説の一説で、客観性が欠如し報道とは言えない文章だ。また、「彼は佐川氏を師として異端の世界で生きることを決めてしまったのかもしれません」と元医療少年院院長の言葉を載せているが、どこにその関連性があるというのか。週刊誌は彼を情報、そして物理的にも追い詰めてしまった。この発露が再犯となった場合、文春は大きな責任を負うことになる。

JFP68

2016-04-06 08:15:33 | Weblog
評価=4.1
濃厚なエビの味と香りがうまく再現されている。4分では麺がまだ絡まったままな点が減点対象かな。これは塩エビだが、店舗同様味噌味もぜひ出してほしいところだ。

本の紹介

2016-04-04 09:10:15 | Weblog
評価=
大麻は酒やたばこより常習性や肉体に与えるダメージは低い。これは科学的に実証されていること。それではなぜ日本では危険視され法的に規制されているのか。これは「ゲートウエイドラック」つまり、ヘロインや覚醒剤使用につながる危険性があるため、その入り口を抑えようとする発想だ。だが、米国では大麻が麻薬使用の引き金になるとの研究結果は出されていない。さらに合法化に踏み切る国が続々と現れている。日本で嗜好品として解禁されることは今後50年はないだろうが、医療用大麻にはぜひ国を挙げて取り組んでほしいものだ。

JFP67

2016-04-01 09:09:04 | Weblog
評価=3.9
とんこつベースの醤油ラーメン。ラベルにあるように「ガツン」とは来なかったが、そこそこの豚骨感を味わうことができた。それにしても最近はノンフライ麺が主流になって、この麺ももちもち感は十分。フライ麺が懐かしい。