国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

本の紹介

2013-04-30 09:06:13 | Weblog
評価=
空き巣稼業の矜持はないんかい。何度懲役刑を喰らっても犯罪を繰り返し、強盗まで企てるとは空き巣の風上にも置けない輩。そもそも悪事を働いてそのリスクに見合う金など得られるはずもない。50年経ってやっと気付くとは。
GWで外出される機会が増えると思うが、皆様戸締りは厳重に!!

2013-04-26 09:07:53 | Weblog
福島第一原発の核燃料冷却プールの冷却装置が止まった。先月にも同様の事故が発生し長時間原因が特定できなかった。人類の英知を集めた原子力発電所の施設がネズミ一匹で機能停止に陥る。まさに「鼠一匹デ、大山鳴動ス」。こんな皮肉があるのだろうか。映画「アルマゲドン」で彗星に向かう工作隊が途中ロシアの宇宙ステーションで燃料を補給するが、ロシア人の宇宙飛行士が制御できない機関をハンマーでたたくシーンがある。最先端の科学とハンマー、何とも不釣り合いな関係だが、ネズミ事件でこれを思い出した。童話ネズミの嫁入りでは世界で一番強いのは太陽でも風でもなくネズミというオチが付いている。冷却装置の事故を見てあながち否定はできないかもと感じる。

在宅死

2013-04-24 09:07:20 | Weblog
21日日曜日夜9時から放送されたNスぺは、終末医療のあり方と自宅で家族に看取られて死を迎える在宅死に焦点を当てたものだった。病院で死ぬことがごく当たり前になった当世だが、本人がそれを希望していることは稀で、むしろ自宅で最期の時を迎えたいというのが多数を占める。だがそれには看取る側の覚悟という大きな壁がある。日々衰えていく父母を直視しなければならないのはもちろんだが、病院であれば、臨終の際も医者や看護師にすべてを委ねることができるが、在宅死では呼吸や心停止時の蘇生も行わないという決断と”行動”を強いられることになる。つまり死の瞬間をただただ見続けなければならないということ。番組は、家族の生死観や死に逝く家族への愛情と葛藤の交錯するさまを描いたかなり重厚な作りだった。
さてこの対極にある直葬。もともと経済的、宗教的理由などから葬儀などを行わない直葬は、その後転じて病院から自宅を介さずに火葬されるものに変化しつつある。首都圏では5件に1件がこの直葬だというから驚きだ。前者は個人の意思を最大限尊重することで、血族を巻き込んだ”儀式”になるのに対して、後者は家族の介在を最小限にする”非イベント化”と言えよう。言い換えるなら在宅死は日常的な死をもとの姿に、直葬は死を非日常にする。どちらが本当の在り様かーなどいうつもりもないが、避けられない家族の死をどのようにするべきなのか考えさせられる番組だった。

本の紹介

2013-04-22 09:06:59 | Weblog
評価=
「ヨーロッパの戦争は西洋人国家間の戦いである。…同じ文化と伝統を持つ民族の戦いである。…あくまで家族内の喧嘩のようなものである。どれほどいがみ合っても最終的には合意ができる。建設的な調和が期待できる」=カリフォルニア上院議員。「すべての日本人を我が国から追い払うことに躊躇してはならない。キリスト教徒としては当然にそれを求めなければならない」カリフォルニア州議会での証言。
同州では、差別により東海岸から逃れてきたアイルランド系移民が多数を占めることで抑圧の連鎖が起こっていたことや、経済的な理由により日本人排斥運動が大衆化した。だが見逃せないのはメディアが担った役割。新聞は常に日本人、日系アメリカ人の危険性を虚偽の事実を交えて喧伝した。この状況は日米開戦に積極的な記事を掲載した日本の新聞の部数が激増した現象と酷似する。だがやはり国民の胸奥にある強固な排他意識がなければこの運動は巨大化しなかったであろう。帯にあるように排日法が日米開戦の引き金とは思わない。しかしカッコ内の言葉の延長上に原爆投下があるというのは短絡的すぎるが、総否定できないのも現実。さてこの本が出版されたのは、終戦前の1944年だが、著者の鋭い分析力と慧眼は特筆に値する。(この本の存在は知らなかったのは残念!!)

アベノミクス

2013-04-19 09:04:54 | Weblog
15日、日銀は地域経済報告により全国すべての地域で景気が上向きにあるとの判断を示した。日銀が関連したアベノミクス第1の矢の効果が現れたと少々手前味噌的な解説だが、とにかく悪い話ではない。景況感の改善は市井も反応して、今年の花見弁当の売れ筋は、昨年より豪華なものになっているとのニュースをお聞きになった方も多いと思う。コンビニなどの小売店でも、少々お高い「手の届くぜいたく品」の売れ行きが好調のようだ。だがだが、これは購買力の高い若者や主婦層が反応しているだけ。経済的には航空機の後輪に位置する我々おじさんグループの実感は程遠い。何せ前輪が十分潤った状態にならなければおこぼれは回ってこないし、瞬間的な現象でウイリー状態が継続することもある。まだ贅沢は敵なのである。そういう訳で我々がよく足を運ぶのは、南4西6「なかむら」。ここの豚カツは肉の重量250グラム、添え物のポテトサラダも「これでもか」という位に盛り盛り。それが1000円以下で食べられるのだ。普通の胃をお持ちの方ならこの肉が一枚あればおかずは十分、あとは酒だけということになるためお勘定も2000円ほど済む超庶民的な設定。これなら滑走路を離れていない状態でも大丈夫。万国のおじさん労働者よ。景気回復までここで団結頑張ろう。

極CUP ’13春の陣

2013-04-17 09:09:43 | Weblog
4月14日札幌市南区体育館で行われた拳心会館さん主催の極CUP、当道場からはryuuto含め6人参加させていただいた。daitiは、前半果敢に打ち合い互角だったが、30秒を過ぎたあたりから極端にペースダウン、スタミナ切れが敗因。初めて中上級の部に出場したryuutoは、一回戦を勝ち上がるも2回戦目に後ろ回し蹴りを決められ判定負け。yuuto ayutoも一回戦惜敗、次回はぜひとも力を発揮してほしい。shumaは初陣ながらも3位入賞、ガードもしっかりとでき、不完全ながら2ステップも。今後の飛躍が垣間見える内容だった。taisiは危なげない内容で決勝まで勝ち上がったが相手の上段前蹴りをカウンターでもらってしまい準優勝。それぞれの課題が見えた大会でしたが、それを克服し、さらに長所を伸ばして秋の大会、冬の錬成大会に臨みましょう。

本の紹介

2013-04-15 09:07:48 | Weblog
評価=
最も日本を愛した駐日大使といってもいいだろう。それが故に右傾化する草民、独走する若手将校たち、阻止できない政治家たちにやりきれない思いだったのでは。そして在任中に日米が開戦する。アイロニーとしか言いようがない。その後グルーは国務次官として極東軍事裁判での天皇訴追論を退ける力になるが、一方大西瀧治郎は終戦間際「天皇陛下自ら玉砕していただいて、最高司令部の全員が特攻機に乗り込んで突っ込む」と発言している。この温度差は注目に値する。

缶詰

2013-04-12 09:00:29 | Weblog
「なんだ缶詰か」といって侮ることなかれ。以前は保存食や災害時の緊急用という日陰の存在だったが、缶詰も沈思黙考独自に進化を遂げ、その存在価値を猛烈にアピールし始めた。進化の重点は即ち味。保存食の宿命ゆえ、極端な味付けだったものが、素材の味を引き出したものに変化、デパートの惣菜にも劣らない完成度まで到達した。金華山沖で獲れたサバを材料にした味噌煮は1個300円と割高だが、下手な定食屋さんよりはるかに旨い。トレンドとカルチャーに敏感な秋葉原では、すでに昨年缶詰バーなるものが開店している。若者にも認められた証なのだろう。
お気づきの方もいるかと思うが、申し訳程度にツナ缶とみかんの缶詰しか置いていなかったコンビニには今やサバ缶や焼き鳥の缶詰まで陳列されるようになった。これも高い浸透度の証左。昼食はコンビニ弁当やカップ麺が定番の小生も、新たな昼食の選択肢には大歓迎。お勧めはいなばのカレーの缶詰(100円)。量は少ないものの味は専門店にも引けを取らない。高級なレトルトカレーもあるが、あえて言うと「レベルが違う」。試す価値は十分。

this is

2013-04-10 09:03:05 | Weblog
誰もが早い回でのKO勝利を確信したであろう3回の二度のダウン。レフリーが試合を止めても批判されない状況だった。その後右フックに活路を見出し、巻き返した挑戦者のハートには思わず身震いさせられた。「this is boxing」。
「it's not ture」はミッキーローク?リングの上でシャドーを行う鬼塚?引用はあまりに古かったか。前日TBSの亀田戦、その翌日日テレが組むとは局間のガチンコバトルの様相。亀田をヒーローに仕立て上げた「TBSさんよ、いい加減にしたら?」と言わんばかり。さてその試合だが、小生のジャッジは甘い採点でもドローもしくは1ポイント差で挑戦者。元プロボクサーのNは「完全に挑戦者の勝利」と見る。それにしても、あんなボクシングが罷り通っていいものなのだろうか。

本の紹介

2013-04-08 08:59:17 | Weblog
評価=
伊地知参謀長が大山巌の姪の婿とは知らなかった。だが乃木稀介がこれを理由として伊地知が立てた作戦に異を唱えなかったとは思えない。東郷平八郎が秋山真之立案の奇手丁字戦法を忠実に実行したことも然り、多少疑問は感じても基本的に参謀が決めた作戦を盲目的に実行するというのが司令官の役割だったのだろうが、この時点ですでに思考の停滞、すなわち組織の硬直化が始まっていたともいえる。さてその必要はなかったが多くの将兵の犠牲を払い旅順要塞は陥落した。同時に旅順艦隊も壊滅した。あとは「皇国の興廃この一戦」の日本海海戦、「鮭の尻尾」のポーツマスへと続く。


なんでやねん

2013-04-05 08:59:30 | Weblog
関西弁って推敲のあとに出るものではなく、瞬発的に発せられる叫びに近いものだと思う。所謂脳幹反射的な性質。隣接する京都圏の京言葉と対照的なことは興味深い。双方のモンロー主義的文化がそうさせ、独自の言語文化圏を形成したのではないかたのか。いずれにしても形成に費やされた長い時間ゆえに意思疎通や個の主張の完成度は高く、一言で射抜く力を持つ。
「あと一人て。。なんでやねん!!」名言だね。この簡明直截な表現が関西弁の真髄。
読み解くと、「あと一人。。(今日のスライダーは完璧や。決め球もスライダーで行こか。ここで一度心を落ち着かせなきゃ、アカン。。)なんでやねん(なんでここで打つの!股下を抜かれてヒットになるとは、カッコ悪いわ~)」そして最後に(関西人やから、話にオチをつけなきゃアカン。その為のヒットや。今日はこれくらいにしたるわ!!)さすが。

開幕戦2

2013-04-03 09:00:38 | Weblog
日ハムにとって、今や天下のご意見番張本選手が1以来54年ぶりの高卒ルーキー開幕スタメン出場の快挙になった。プロ初打席は三振に終わったが、続く打席はインコースの直球を振り抜き2塁打を放った。三打席目も高めのスライダーをライト前に運び初打点を記録した。サンデーモーニングで張さんも「天晴れ」を進呈。だが第二戦打席に立った姿にさらに驚かされた。緊張していると思いきやなんと、応援のトランペットに合わせて「パパパ…」と唇を動かしているではないか。恐ろしき18歳也。
そういえば一昨日は入社式を行った企業が多かったようで、真新しいスーツに身を包んだ新入社員と思しき若者が、颯爽と闊歩する姿を多く見かけた。入社式の模様を伝えたテレビでインタビューを受けた新入社員は、これからの目標を会社の業績を伸ばすことも重要だが、同時に「社会への貢献」も必要と説く。30数年前小生のどこを切り開いてもそんな言葉は微塵も出て来なかったろう。頼もしい限りだ。日ハムファンのため、そしてこれからのわれわれの年金のためにもよろしくお願いします。



本の紹介

2013-04-01 08:57:12 | Weblog
評価=
あれだけの揺れに見舞われ、大津波警報も発せられながら、なぜ教師たちは、長時間生徒たちを校庭に留め置いたのだろうか。たった一人生き残った教師は、ドクターストップを理由に公の前に出てこない。教育委員会が作成した報告書もねつ造の疑いが高い。この本ではさらりと触れられているだけだったが、実は津波で犠牲になった生徒の親が他校の教師で、真相解明の原告団として表に出ることになった。自治体や教育委員会を相手取ることの葛藤。こんな不条理もこの事件は引き起こした。