国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

根室行①

2011-06-29 12:00:06 | Weblog
確か以前根室に行ったのは、ツーリングで立ち寄った四半世紀前。今回訪問の理由はセリヌンティウスとの約束を果たすため。札幌から釧路まで特急おおぞらに揺られ約4時間、花咲線普通列車でさらに2時間半。幾多の困難に遭遇したメロスよりはかなり楽な旅だったが、時間距離は海外に匹敵する。やはり遠いのだ。だが、夜は思わぬ歓待を受けた。旬の「時知らず」「おおすけ」はさすが地物、新鮮さもさることながら脂ののりが抜群。ハナサキの濃厚な味も堪能させていただいた。さて、社規則でJR使用が原則だと思っていたが、なんと、釧路は空路使用可地域だった。後の祭り。しかし、数十年に一度鈍行に揺られて行くのもまったく悪くない。Iさん、ご馳走様でした。



料理のごく一部を撮影。酒池肉林!でした。

本の紹介

2011-06-27 08:11:55 | Weblog
評価=
学生の頃、一時席巻した隣国の宗教は「原理」と呼ばれていた。アメリカで保守的キリスト教信奉者「福音派」を「原理主義」と称したのが始まりで、Fundamentalistは侮蔑、差別的な意味合いもある。日本では異端や傍流、カルト的な集団に使われることが多い。さて現在では国際的にイスラム教は言うに及ばず、仏教でも原理が誕生し、世界中に拡散している。端緒は冷戦構造の崩壊だろうが、貧富の格差が連動しているとみるべきだろう。なぜなら、その間隙こそ宗教を最も増殖する培養剤が多く存在しているから。この本のタイトルは「世界の宗教がざっくりわかる」。こんなあいまいでいいのかと思うが、やはり「ざっくり」としかわからなかった。

エンブレム

2011-06-24 09:18:21 | Weblog
(写真=テーブルに置き撮影)
ayuto papaに造っていただいた修徳会のエンブレム(サイズは約H150mm,W250㎜,D20mm)。ステンレス製で修徳会の文字はレーザーカッターで切り取ったものを台にボルト付にしてあり、重厚感抜群というより立派すぎて驚くばかり。取り付ける場所だが、玄関に取り付ければ、代紋だと勘違いされご近所さんからご挨拶されなくなるため、居間の壁に貼り付けることにした。いっそのこと道場を建て、そこに飾ろうか?ありがとうございます。

昼食

2011-06-22 09:14:34 | Weblog
昼食は職場でとることが多い。理由は二つ。食べるのが極端に遅く皆のペースに合わせられないことと(京都育ちはこんなもの)、小食のため折角の料理も残してしまうため。しかし、先日誘われて会社の近所へ出かけた。オフィス街では本来夕方から営業するはずの居酒屋が会社員の昼食を当て込み昼も店を開け、比較的安いランチを提供している。12時を少し回る頃には、キャパ50が満席になり、外に数人の客が待つほどの盛況ぶり。そこでその店の一番人気の「ザンギ定食」を注文。大ぶりのザンギが5個。サラダ、ライス、香の物、たっぷりの豚汁が付き523円也。何とも説得力のある値段だ。がだ、驚く事なかれなんとライスはお代わり自由。奥の席にいた30代と思しき会社員はライス3杯をペロリと平らげた。何とも豪快。小生はザンギは完食したもののライスと豚汁はgiv。北2西2「とりの介」。人間ドックが終わった方、自暴自棄に食欲を満たしたい方、どうぞ。

本の紹介

2011-06-20 09:15:56 | Weblog
評価=
メディア、特にテレビと権力の関係についての考察であるが、非常に常識的な分析で、総体的に上杉隆と同じ論調といっていい。だが一点、小泉政権の功罪評価で、「格差社会」を到来を上げるが、ではそれ以前の政策継承、特に郵政、道路公団に手を付けることができたのかは疑問。大鉈を振るう結果血が出るのは必至。社会保障制度も同様だ。それは、木を見て森を見ないに等しい。テレビと視聴者との関係は、政治ニュースのバラエティー化によって政治が身近になった反面、副作用も現れるようになった。一昔前まで政治家がテレビに出演するのは、NHK「日曜討論」か、時事放談ぐらいのものだった。しかし今は、考えられないバラエティーにも露出している。郵政選挙、民主党の大勝もその結果といっても否定できないだろう。

新商品

2011-06-17 09:04:12 | Weblog
エコポイント半減直前に愚息が液晶テレビを購入した。ところが半減した後の価格はほぼエコポイント分を差し引いたものになった。まんまと乗せられたものだ。7月24日の地デジ化完全移行に伴い、地デジテレビ販売攻勢の最終局面を迎えた。すでに95%が買い換えたといわれている中、販売店も在庫処理に懸命だ。そんな折、会社のブラウン管テレビがブラックアウト。ケーブルテレビなので地デジ対応の必要はなかったのだが、32インチを購入した。価格はなんと国産ながら29800円と破格。まぁ移行後ならもっと安く買えたのだが。一方でこの時期、新型製品も続々発表されている。シャープはネット接続で、レンタルDVDが視聴可能。東芝はバッテリーを内蔵したもの。他社も3D機能を強化したものなどさまざま。いずれも、需要が落ちた後の購買意欲を刺激する機能を持たせたものだ。この動きは国産メーカーだけではない。特に韓国メーカーは完全にロックオン状態。シェア独占を日本市場まで拡大するのが狙いだ。熾烈な戦いは始まったばかり。日本企業よ奮起せよ!

震災取材班撤収

2011-06-15 08:02:35 | Weblog
震災発生直後から取材車を現地に置き、取材クルーを間断なく投入してきたが、発生3カ月の特集記事掲載を機に一時撤収することになり先日無事帰還した。初めての原発事故取材や、余震にビビる部員には「生きて虜囚の辱めをうけず」と檄文を打電、無理やり鼓舞し、取材終了後夜には「地域の経済復興のために寄与せよ」と特命指令を送る毎日だった。宮城、岩手などではがれきの撤去が着々と進み、仮設住宅への入居も始まっているが、福島第一はまだ危険な状態が続く。奇しくも1997年3月11日茨城県東海村の動燃再処理施設で爆発事故があり、作業員が被ばくした。この時も動燃は県へ正確な情報を流さなかった。今回もSPEEDIの情報が住民に届いたのは水素爆発後かなり日にちを置いてから。これらをみれば、原子力村には組織的隠ぺい体質で、住民をことごとく軽視していると非難されても反論できないだろう。広瀬隆「危険な話」が出版されたのは20年以上前、その時は「眉唾」と感じていたが、核心的な内容だったとは、今になって。

本の紹介

2011-06-13 09:20:05 | Weblog
評価=
6月3日、ファーストリテイリングが文藝春秋社に、この本と週刊文春の発行差し止めと回収、謝罪広告及び損害賠償を求める訴訟を起こした。「当該記事および書籍によって被った社会的評価・信用の毀損を看過することはできず、やむなく今回の訴訟提起に踏み切った」との趣意。だが、出版物からの引用が多く、そこまで過敏に反応する内容ではないと思う。急成長したソフトバンクや楽天だって叩かれた時期はある。静観するのが大人の対応。

百聞は

2011-06-10 09:05:26 | Weblog
小学校低学年の練習生に「拳は『直角』にして」、「カギ突きは地面に『平行』に」といってもなかなか理解してもらえない。何せ学校でまだ『直角』や『平行』は習っていない、おまけに小生は語彙不足に、表現力も拙劣。解るはずもない。同じように、小生が「こういうことですよ」と技の解説をしてもストンと落ちないことがあった。そこで先日PCで映像を観てもらったところ、理解度が一気に高まったようだ。活用しない手はない。

函館うに むらかみ

2011-06-08 09:06:42 | Weblog
いつもなら3000円ほどで前後不覚なれる店にしか行かないが、そこに上司をご招待するわけにはいかない。そこで、東京で行われる「北海道物産展」で絶大な支持を得る「函館うに むらかみ」の札幌日本生命ビル店で、上司の送別会をすることに。加えて無理やり小生の誕生日祝いを強行開催。噂にたがわずどの料理も洗練されている。特にうに豆腐は絶品。そして料理量ももさほど多くないことが嬉しい。多く盛られていると、加齢により小さく縮んだ小生の胃では、最後の料理まで行き着けない。そういっても完食は3品目までだったが。とにかく上品な店だった。

送別会の案内に、誕生日祝いとして「一人300円以内のプレゼント持参のこと」と脅迫したら、部員は小生のマストフード「マヨネーズ」各種を持ってきてくれた。多分一カ月くらいで消費できるはず。来年も脅してみるべきだね。

本の紹介

2011-06-06 09:16:07 | Weblog
評価=
行旅死亡人(行き倒れ)の末に最後まで身元が判明せず、自治体の合同墓に葬られる。同じように血縁者から引き取りを拒否される遺骨。生涯未婚率はは2010年で約15%、2030年推計では25%を超える。この傾向は、引き取り手のない遺骨が今以上に増加することを如実に表している。死に至る過程に若干の違いはあれど、死は万人に平等に訪れる。むしろ問題はその前にある。身寄りのない一人暮らしの老人は「すでに今も、無縁社会に暮らしている」という。一日中誰とも話すこともなく、頼られ、頼ることもない。「ただ、生きているだけ」だと。「生が終わって死が始まるものではない。生が終われば死もまた終わってしまうのだ」=寺山修司。

東日本復興支援地図

2011-06-03 09:07:56 | Weblog
それにしても昨日の民主党代議士会での小芝居はあきれ返るしかなかった。不信任案賛成に回ったはずの鳩山元首相が、管首相退陣の言質を取ったことで、震災対応にエールを送る三文芝居。現職時の親指を立てた後の退陣表明が思い浮かぶ。主演を食うほどの原口前総務相の演技も見逃せない。温泉宿の人情芝居でもあそこまで臭い脚本は見かけない、「おひねり」ももらえそうにない。絵を描いた本人は欠席。茶番だ。
さて、MAPPLEを主力商品とする昭文社が発行する「東日本復興支援地図」。6日の一般販売に先だち自治体や自衛隊、マスコミに無償提供された。
実用的な点は災害対策本部や避難所、不通になっている鉄路、道路表示


津波浸水範囲(黄色の部分)


福島第一からの距離が同心円で表示されている


B4版140ページながら販売価格を1000円に抑えることができたのは、大日本印刷の全面的協力による。昭文社も赤字を覚悟の英断だったのだろう。企業度量の大きさをそこに見ることができる。社会的責務を優先する民間と、私利、党利が支配する永田町。考え方はここまで違うものなのか。

返歌

2011-06-01 12:01:19 | Weblog
「教育現場で長く続いている国旗・国歌を巡る処分や訴訟などの混乱に終止符を打つべきだ」「国旗掲揚と国歌斉唱は…一部の教師が拒否してきた経緯がある」「判決が指摘するように、公立学校の教師は本来『法令や職務命令に従わなければならない』ことを自覚するべきだろう」「自国、他国の国旗・国歌に敬意を表すのは国際的な常識、マナーである。そのことを自然な形で子供たちに教える教育現場にしなければならない」(読売新聞5月31日付社説・一部抜粋)先日紹介した朝日社説を忸怩たる思いで読んでいたのだろう。君が代起立最高裁判決を受けての「返歌」となった。本紙も社説や卓上四季で「大人な」反応、筆勢も穏やか、あまり踏み込みたくところなのだろうか。朝日も一日遅れの社説で「多数者の意見に流されず、小数を保護する。これが司法の大切な使命だ」「裁判所がその職務を放棄したとき、私たちの社会は多様性を失い、やがて色あせていく」と「連歌」にはほど遠い最後っ屁。侵略の象徴と、基本的人権の擁護と位置付ける朝日と、自虐史観、行き過ぎた個人主義だと反論する両社、対立軸が真逆ゆえにこれからも平行論は続く。言論界が健全に機能している証左。