国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

大晦日

2010-12-31 12:43:06 | Weblog
イギリスはロシアの極東や中国への膨張政策によって権益が失われる危機感から日英同盟を締結する。ボーア戦争によって疲弊した経済状況では艦船を極東まで派遣することはできない。ドイツのウィルヘルムⅡ世が恐れていたのはフランス、ロシアとの挟撃だった。Ⅱ世は黄禍論をニコライに強調し極東に目を向けさせる。アメリカが望んでいたのは中国の門戸開放でロシアの伸張は看過できない。開戦の際は日本に後方支援を約束する。日本は日英同盟とアメリカのバックアップで自信を深め、開戦1カ月前にロシアからの妥協案満韓交換論も検討された資料が残っていない。このように日露戦争は単に二国間の戦役ではなく、周辺諸国の権益が入り組んだ代理戦争だったことが資料の発見で明らかになった。(NHK「第0次世界大戦」)当然「坂の上の雲」にはそれらは盛り込まれていない。だからといって大作を否定するものでもない。しかし、歴史は書き換えられるもの、生きているものとして常にアンテナを張っていなければならないということをこの番組で再認識させられた。まぁ、大晦日の話題ではないが、大掃除も終わったので徒然に。さて、来年も皆さんにとって良い年でありますように。

壊れる年末

2010-12-29 12:07:09 | Weblog
11月末家人の車が突然機能停止した。2ヶ月前に車検を受けたばかりだったが、本来壊れることのないエンジンメンバーが腐食により折れ、10万円を超える修理費を支払うことに。12月19日小生の7番アイアンが練習中折損、ヘッド部分は練習場の雪の中に。修理を依頼したがヘッドの生産はすでに中止されており結局フルセットを買い換えることに。不幸はまだ続く。既報のとおり家人の車が追突されたが、追突した側の保険では修理費用全額を賄うことができず、また10年を超えていたため買い換えることに(当然中古車)。昨日は仕事納め、酒を伴ったイベントが続いたがこれもやっと終わり。しかし小生の内蔵は壊れ気味。みなさんどうかご自愛を。

本の紹介

2010-12-27 09:19:54 | Weblog
評価=☆★★★★
20世紀民主主義にキリスト教会が果たした役割の論証だが、神学者の執筆によるため立ち位置はかなり偏って。キリスト教は最も攻撃的で排他的宗教であるというのが小生の持論。これと民主主義をどのようにカップリングせよというのか。鈴木教授も悩むに違いない。しかし視線を変えて、絶対神思想とその収益構造が国家に定着させるために、根本的に脆弱な民主主義を作り変えていったというなら理解できるが。

お土産

2010-12-24 12:58:57 | Weblog
クリスマスイブなので、サンタに因んで北欧ネタをひとつ。ノーベル賞授賞式に出席した鈴木教授に同行取材した弊社カメラマンのお土産(スウェーデンから)。教授も新千歳空港でのインタビューで「孫のお土産として買ってきた」とおっしゃっていたのと同じメダル型のチョコレート。冷蔵庫にしまっておくあたりがなんとも寂しい。さて、敬虔で、教条主義的で、盲目的な家人は、朝から生誕を祝うために先端に十字が付いた集会場へ向ったが、途中で追突され車は中破。「神は越えられない試練はおあたえにならない」これも感謝なのか。積極的無神論者の小生のところには今年も試練やプレゼントは来そうにないな~。

パワハラ

2010-12-22 09:17:49 | Weblog
職場の忘年会。今年は社車でシカと衝突した部員にシカの角が付いた帽子を強制的にかぶせ1次会2次会と酒の肴に。民主的でコンプライアンスを遵守している企業なら、懲戒対象にされてもおかしくはないだろうが、そこは「飯盒の数」が支配している旧態依然とした会社の体質ゆえ笑いに転化する。2次会までの道のりも被り物は外すことを許されなかったため、街行く人の笑いものに。そもそもセクハラも基本的には本人が「どのように感じたのか」が問題にされ、以前女性学生を「ちゃん」付けして呼んでいた大学教授が処分されたように客観性に左右されない。ただ、いつ訴えられるかは不明。
別の忘年会では写真のように全員がサンタの帽子をかぶる。やはりこの会社はおかしい。(ジョーンズ風)

本の紹介

2010-12-20 12:00:55 | Weblog
評価=☆☆★★★
 舞台になる明治33年といえば日清、日露戦争の間にあたり、国内は経済的に疲弊し、極東はロシアの伸張で、最大の緊張を強いられていたとき。成婚時皇太子はまだ21歳であったが、明治天皇紀ではその理由を「病弱のため」としている。しかし、上記のように国の存亡をかけたロシアとの戦争が不可避になった際の、非常手段、つまりは皇統を存続させる手段であった可能性も否定できない。

主張

2010-12-17 09:20:03 | Weblog
違法な性行為を「著しく不当に賛美し又は誇張する」漫画作品を成人指定にし、青少年の手の届かないようにする東京都青少年健全育成条例改正案に対して賛否が入り乱れている。読売などは「当然」と切って捨てているが、朝日は行政介入に疑問を呈している。著名な漫画家は「表現の自由を侵害する」と反対を表明しているほか、出版倫理協議会も「検閲や、弾圧につながる」としている。本紙社説では「漫画の世界では、性的な表現がエスカレートしているとされる」と現実を見ぬまま反対論を掲げる。しかし、その内容たるやおぞましい限り、過激な性描写という域をはるかに超えている。小生も議会の判断に賛同するが、一方ネットでは、より過激で目を覆いたくなるようなものや、雑貨量販店では、少し前までアダルトグッズ店にしか置かれていなかった「性具」が陳列されていて、女子高校生が何の躊躇なく手にとる姿を目の当たりにすると更なる包括的な規制が必要とも思える。反対派の論拠は憲法における「自由」に依っているが、はきちがえると大変なことになる。

2010-12-15 09:13:58 | Weblog
年末の恒例行事、今年一年を表す漢字は「暑」に決まった。気象庁の統計開始以来最も暑かった年だったそうで、夏の間、天気予報で酷暑予報が出されない日はなかった。また、熱中症で亡くなられた方は全国で500人を超えた。北海道も例外ではなく、8月まで札幌の真夏日は例年を大きく超え18日を数えた。確かに「暑い」年だった。「熱い」といえば日ハム入りが決まった斎藤選手の活躍に期待する道民の気持ちもかなりなもの。甲子園の「熱投」から4年、来期は北の大地をより熱くしてくれそうだ。国内で「熱かった」といえば中国に対する批判の声。尖閣事件ではクールな国民性に反した強硬意見が相次いだ。しかし、船長釈放を沖縄地検の独断で行ったかのように見せかけた民主党政権にも「熱く」なった。もともと「厚くはなかった」信頼が崩れはじめた瞬間だった。先日行われた世論調査で内閣支持率は危険水域の30%を下回り、政党支持率も自民党に逆転を許した。すでに菅政権といわず民主党自体がレームダック。病状はかなり「篤い」。

本の紹介

2010-12-13 09:19:48 | Weblog
評価=☆☆☆☆★
豊富な写真資料により、当時の市民の生活や異民族迫害の様子などが克明に表されている。ベルサイユ体制で疲弊した国内と、不満を抑えるために国民には財源のない中で甘いアメをしゃぶらせ続けたことが戦争につながっていく様は、どこかの国の政策と酷似している。ついでながらタバコに対するヒステリックな反応も。

震度4.7

2010-12-10 12:00:46 | Weblog
札幌市内を震源にとした「群発地震」が発生している。12月2日早朝の地震は札幌気象台の観測では最大震度は3だったが、北広島ICでは震度5弱を観測、その近くの学校や民家の建屋にも多くの被害が出たほか、ゴルフ場のコースでも土砂崩れが起きた。小生も突き上げるような縦揺れにビビッて思わず持っていたタバコの火を消したほど。気象庁の発表で震源は北緯43.0度東経141.4度、地図に落とすとなんとほぼ札幌ドーム直下。稲葉ジャンプならぬ、「斉藤歓迎」でドームが鳴動したのかと思いたくなるような現象。昨日正式契約後、札幌ドームで行われた入団会見には平日に関わらず熱心なファン約8000人かつめかけ、斎藤選手の初ユニフォーム姿に大きな歓声が起こった。監督は先発の4枚目以降の座をぜひ獲得してほしいと期待を寄せているが、Fファンとしてはなんとしてでも3枚目には食い込んで、毎週勇士を見せてほしいと思っているはず。そして、田中選手との投げあいも実現してほしいものだ。祐ちゃん優勝のために頼むぞ!

※その後も気象台が発表しないM1前後の微弱地震が続いている。震源は白旗山。付近の方はご注意を。

お犬様

2010-12-08 09:16:16 | Weblog
 犬はかつて、空き巣の被害から家を守る使役動物だった。北海道で飼われていたのは雑種がほとんどで、エサといえば家族が残した冷や飯に味噌汁をかけた、いわゆる「残飯」で、魚の骨でも入っていれば、けなげにも千切れんばかりに尻尾を振ったものだ。高度成長期に入りスピッツが爆発的に増加した。最盛期登録犬数の40%を超えたという。日本人の画一希求が反映しているものとして実に面白い。その後、図らずも犬はプロレタリアから開放され家の中でペット、愛玩対象として飼われることに。これに伴いポメラニアンやマルチーズなどの小型犬が主流になる。エサも大いに変わる。カレイの骨から高額なドックフードを上げ膳据え膳で、ごく短期間でプチブルジョアジーに。しかし、最近はペットに対し「伴侶動物」という言葉が使用され始めた。これは愛玩物としてではなく、まさに配偶者と同じように生涯の伴侶としての位置付けなのだそうだ。少子化や核家族化、熟年離婚によりペットに触れあい求めることがその背景にあるようで、高級な衣服や「食事」を与え、人間と同じような生活を送り、「うちの子」などと呼ぶ擬人化は「伴侶」を象徴したもの。
 さて、民主党が飼い犬や飼い猫に税をかける「ペット税」構想を持っていることが漏れ伝わってきた。建て前は「ペットの無責任な放棄を行政が費用負担する負の連鎖に手を打つ」ことなのだそうだが、財源確保が目的なことは明々白々。昨年、犬と猫の総飼育頭数は約2200万頭、1頭当たり2万円課税すると税収は4400億円、子供手当てに化けることに。「伴侶動物」が、「国家財政動物」、ひいては国家の「使役動物」になるという構図、民主党にとってはまさに「お犬様」。しかし姑息な発想は犬以下といったら失礼か。


本の紹介

2010-12-06 12:19:42 | Weblog
評価=☆☆☆★★
本来ありえない天皇家(神道)と空海(仏教)との密接な関係。神仏分離による宮中祭祀の変化。どれも興味深いものだったが、同じ極東の地にありながら、死者を許す文化(日本)と、司馬遷「史記」に描かれている伍子胥の「死屍に鞭打つ」、死者を許さない思想(中国)と、朝鮮半島に根付いた「恨」の血脈が靖国問題の根幹と言うのもうなずける。

懲罰で済むのか

2010-12-03 09:22:18 | Weblog
まるで「言葉のテロ」。驚愕するほかない。議会開設120周年記念式典の来賓の秋篠宮夫妻に対して民主党の中井前国家公安委員長が「早く座れよ」と非礼では済まされない発言をしていたことが判明した。中井議員は国家公安委員長在職時週刊誌にホステスと路上でキスしているところを撮影されたばかりか、議員宿舎の鍵を女性に持たせていた件では会見で逆切れしたことでも有名。中山議員は否定するが、発言を問題視した野党から懲罰動議が提出された。しかしもっと不可解なのは、メディアの対応。スポーツ紙は「ごっちゃん」とばかり書き殴っているが、一般紙は発生から2日間全く無反応だった。懲罰動議提出でさすがに静観はできなかったようだが、発覚後すぐに記事化しなかったのか疑問視せざるを得ない。
 しかしこればかりではない。民主党が政権を奪取してからは小沢元幹事長の30日ルールを無視した天皇の政治利用問題。天皇のお住まいに江戸城は相応しくないと天皇に進言した亀山日本新党党首。国会で自衛隊を暴力装置と言い放った仙石幹事長。式典で自衛官を恫喝した民主議員。そして今回の問題。問題行動の構図を俯瞰するとある意図が読み取れる。仙石議員は以前シンポジウムで事業仕分けの意義を問われ「政治の文化革命が始まった」と述べたそうだ。文革とは説明するまでもなく、既存の価値観を真逆にするもの。末恐ろしさを感じるのは小生だけではないはず。

ゲゲゲッ

2010-12-02 09:16:33 | Weblog
ヒチョリお前もか!しかし、巨人でないのなら道民も応援する。さて、空席になったレフトのポジションだが、信二がファーストに戻ってきたら、事実上中田と鵜久森との争いになるのか。楽天がド派手な補強で戦力アップしていることを考えれば、指を咥えているわけには行かない。

交流試合にて

2010-12-01 09:25:05 | Weblog
28日日曜日の交流試合にてYUKI、RYUTOが各ブロックで優勝。RYUTOは初めての試合出場のため緊張で体が動かなくなることを心配したが、さにあらず。突然スイッチオン!見事に変身し、いつもの稽古の1000倍の集中力と闘争心を見せてくれた。YUKIも撃ち負けせず常に先手を取り試合をメークした。今週からは試合で使えるほんの少し複雑なコンビネーションでも教えてみよう。これで向上心に火がついてくれれば嬉しいが。N先生、T先生機会を与えて頂いたことを感謝申し上げます。ありがとうございました。