国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

発言

2011-03-30 09:14:55 | Weblog
「(開幕は)変わる必要ねえじゃねえか。こういうときに何もやらない方がいいんだとか考える連中は、勝手にしろ」選手会や、パ・リーグから開幕延期を要請された際の渡辺恒夫巨人会長の言葉。「津波をうまく利用して我欲をうまく洗い流す必要がある。積年たまった日本人の心の垢を。これは、やはり天罰だと思う」後日撤回したが、現東京都知事の発言。「予見しうる最悪の事態を考えて対応しているが、それ以上は神のみぞ知る」参院予算委での経産省副大臣の発言。言葉の端をあげつらうつもりは全くないが、このようなときだからこそ人間の本質が表出する。彼らが国民の上に立っていることに悍ましさを感じないわけにはいかない。

本の紹介

2011-03-28 09:19:55 | Weblog
評価=☆☆★★★
陸軍大学校第16期の秀逸達が観た第一次世界大戦は国家の工業力や経済力を全投入する総力戦だった。山県有朋が支配する旧態依然とした陸軍ではこれに抗せないと判断し、人事から組織を変えていこうとした。だがこれが大きな歪を呼ぶ。歪が巨大な亀裂に成長し国家国民を飲み込んでいく。そして軍務局長が皇道派に刺殺された事件が戦争への不可逆点になった。見方としては非常に面白い。ひとつだけ難を言えば、テレビの内容(アナウンサーの言葉まで)一語一句全く同じ。本に下ろす意味はいったいあったのか?しかし「下巻」も買ってしまうのだろう。

アルバム

2011-03-25 12:00:03 | Weblog
政府は東日本大震災で、瓦礫の中にあるアルバムや写真を保管するように各自治体に要請した。このニュースを聞いて「岸辺のアルバム」(77年TBSドラマ)を思い出す方も少なくないだろう。あの津波が多摩川の急流と二重写しになった政府の誰かが指示したのだろう。氾濫した多摩川の濁流に家が飲まれる直前、家族が決死の思い出家から持ち出したのは、通帳でも現金でもなく、家族の写真を収めたアルバムだった。実はこの家庭は妻の浮気などですでに崩壊していた。だが、家族というのは最後にはそこに収斂される。共に暮らした長い年月が、一時の過ちやキズよりはるかに重いということを表現したかったのだろう。きっと今回も乗り越えることができる。

被災現場へ

2011-03-23 09:13:03 | Weblog
取材第二陣が昨日被災地に向け出発した。まだまだ不足している食品などを取材する側が地元で購入するのはタブー。その間のクルーの食事は全て札幌で買い込み、取材・通信機材、車で寝るためのシュラフ、簡易トイレ、河北日報への物資などを取材車に詰め込んだ。阪神淡路大震災を報じた地元紙神戸新聞はいち早く復興をメーンにした紙面作りに切り替えた。読者に元気と希望を持ってもらおうという趣旨だ。だが、今回は依然福島第一原発が予断を許さない状況にあり、復興の槌音も程遠い。そのため新聞や、テレビCMまで暗いトーン一色に染まっている。しかし、明るいニュースを報じるのもメディアの使命。勇気が湧くような素材を拾ってほしいものだ。

本の紹介

2011-03-21 10:01:14 | Weblog
評価=☆☆★★★
アントニオ猪木擁する新日本プロレスは、古舘伊知郎の速射砲のような実況と、攻防の合間に入れるコアなエピソードで新たなプロレスのエンターテイメント性を確立した。藤浪と長州の闘いでは、本来ベビーフェイスの引き立て役しか過ぎなかったヒールにライトを当て新境地を創りだした。一方馬場が率いる全日本プロレスは、どこか牧歌的で、結末が容易に予想される、いわば水戸黄門を見ているような安心感があった。倉持アナはその実況をなんと18年の長き渡り務め、ザ・デストロイヤーやミルマスカラスの素顔を知る数少ない日本人の1人。裏も表も知り抜いているはずだが、暴露も新事実もなく、ただ当時のことが淡々と書かれている。少々期待はずれ。

支援

2011-03-18 12:03:08 | Weblog
函館に住む漁師の革命同士が被災者への募金活動を始めた。器用な手先を活かしルアー(疑似餌)を携帯ストラップに改造、廉価で販売して売り上げのほぼ全額を現地に送るというもの。早速小生も購入、釣りも送っていただいた。TVで被災されたご高齢の男性が気骨に「外国の方に笑われないように、しっかりと頑張る」とおっしゃられていた。我々もしっかりサポートしなければ。


職場に貼られた「東北・新潟活断層地図」


昨日のニュース9で、政府の情報開示と対応の遅れを批判したNHK解説者。非常に稀有なこと。

デマ

2011-03-16 09:10:42 | Weblog
写真=線量計、ご心配なく、札幌は0sv
実に巧妙な流言飛語が飛び交っている。携帯やネットは有効な情報伝達手段だが、非常識な輩が、デマゴーグをこの装置に乗せ一気に伝播させている。いったい何が目的なのだろうか。救援物資が届いていない被災民の方もいる。それどころか、まだ救援隊に確認されておらず、孤立した中必至に連絡をとろう頑張られている方もいるかもしれない。国民の恐れや混乱を想像し楽しんでいるとすれば、許されざること。これを駆逐するには、不都合な情報でも正確に、そして国民が欲するタイミングで開示すること。しかし、要領を得ない原子力保安院や二転三転する東京電力広報の説明が、逆にデマを増長する結果に。記者会見ではたまりかねた質問者から罵倒される場面もあった。期待した菅首相の会見も、国民に何を伝えたかったのか全く理解できず、内容も的を射ないものだった。国家、企業の力はクライシスマネージメントに表れる。真価が問われるときである。

白日夢

2011-03-14 12:09:21 | Weblog
緊急地震速報を知らせる無機質なチャイムが悪夢の始まりだった。野党は菅首相の違法献金問題で民主党政権に止めをさそうとしていた時だった。速報を流してしばらくすると国会内が激しく揺れだした。議員が揺れに狼狽する姿が映し出された刹那、小生の勤務先のビルが鉄鋼の軋み音と共にゆっくりと揺れだした。打ち合わせの相手は、揺れで書類を確認する作業を諦め職場に戻った。それ以降は30分ほど間断なく揺れ続いていた気がする。編集局の大部屋に行くと、誰もがテレビの前に呆然と立ち尽くし、非現実的な光景を前にに声をなくしていた。NHKのヘリからの映像は、仙台の田畑を舐め尽くし、ついには逃げ惑う車をも飲み込む瞬間も克明に捉えた。だがその瞬間カメラが切り替わる。あまりに残酷な映像を流すことに局側が躊躇たのだろう。各地の定点カメラからは、津波に大型舟が木の葉のように翻弄され、木造住宅が一片の抵抗もなく流されていく姿が映し出される。行方不明、確認された死者は阪神淡路大震災をゆうに超える。
 全てが想定外だった。マグニチュードは当初の7.9から9.0に修正された。想定された三陸沖地震の規模をはるかに超える規模だ。太平洋側の沿岸の一部が約4メートル東南東に移動し、1メートルほど地盤沈下する。厳しい耐震基準の原発が炉心溶融する。基礎自治体が機能不全を起す。「がんばろうKOBE」を合言葉にあの大震災をも乗り越えることができた。日本にはその力があるはずだ。今回も必ずや。

沖縄

2011-03-11 09:13:17 | Weblog
「沖縄の人々は怠惰すぎてゴーヤーも作れない」「飲酒運転率は最も高い」「沖縄人はごまかしとゆすりの名人」。まさか漏洩するとは思わず学生に話してしまったのだろうが、更迭の材料としては十分過ぎる。しかし小生は、遅々としてすすまぬ普天間問題での苦慮と、民主党政権に対する苛立ちをこの言葉に見る。氏は常に交渉の最前線にいて、時に米軍駐留の反対派に取り囲まれ長時間移動できなかったこともある。自民党政権で合意に至った辺野古は、左翼の政治家によって粉砕され、その後の見通しも立たない。そんな中での吐露だったのだろう。しかし、大きすぎた波紋は、もはや弁解する猶予もないほどの大波になって氏を飲み込んだ。「口は禍の元」日本滞在歴20年で、流暢な日本語を操る氏ならこの諺を知らぬはずはないのだが。

坊主

2011-03-09 09:17:45 | Weblog
日本男児は”けじめ”や”みそぎ”でよく頭を丸める。1989年「巨人が優勝したら、頭を丸める」とニュースステーション放送中に公言したキャスターの久米宏氏は、逆転で巨人が優勝した日から、一切その件には触れず放送を続けたが、突然見事な丸刈り姿でブラウン管に(古い表現だな)現われ、公約を果たした。あの徳光さんも巨人がらみで昔髪を切ったはず。同じく人気キャスターの宮根誠司氏も、コンビニとのタイアップ企画が目標数に達せず放送中にバリカンをいれ坊主頭になった。さて、先日放送された「TVタックル」で、白鳳大学の福岡教授が「3月まで菅氏が辞任する」もし予想が外れたら「頭を丸める」と見得を切った(2003年小泉再選の際も見事に予想が外れたが)。菅政権崩壊の序曲はすでに始まっている。専業主婦の年金救済問題で厚労相が野党から追及され、そして外国人献金問題で外務相が辞任し、先だっては、造反組の対応に追われ、まさに四面楚歌状態。いつクラッシュしてもおかしくない状態。
 だが、教授の予想がどうであれ、本当に頭を丸めなくてはならないのは、詐欺的内容のマニフェストと党内の権力闘争で国内を混乱させ、「日本の2年間を失わせた」民主党議員と、それを作り出した有権者ではないのか。





本の紹介

2011-03-07 09:18:16 | Weblog
評価=☆☆☆★★
生物が何らかの理由により先に発生し、その後自己複製のためにDNAを合成したのか。あるいはDNAが先にできて原核細胞に進化していったのか。そうであれば、ウイルスは細胞に進化する前の姿になるのか。確かに数十億年の時間があれば、多くの偶然が生まれたはずだが、環境が同じなら偶然は継続するはず。つまりたった一度のチャンスが、その後の進化に繋がったのではなく、現在も人間の目にさらされない例えば深海などで、新生物は発生し、新たな進化の樹を造る可能性は論理的に全く否定できない。創造論者は熱力学第二法則により生物の発生はありえないことで、当然進化など起こるはずもないと反論するが、そもそも第二法則は閉ざされた「系」で成立する論理で、地球は太陽からの熱などで全く開放された空間でであるため、当てはまらないと多くの科学者は主張する。いずれも決定打や、証拠はないが、ここ数十年の間に解決されることだろう。

痛っ!

2011-03-04 12:01:39 | Weblog
なんと、NHKアニメ「忍タマ乱太郎」の主題歌を入場曲にして、札幌ドームオープン戦発登板した斉藤は、甘いボールがあったものの2回を無失点に抑え、何とか先発陣の一角に踏みとどまったようだ。しかしその前に、日ハムにとって痛すぎるアクシデントが起こっていた。一回からヤクルトの先発由規のボールは荒れていた。先頭打者の糸井が粘った末にレフト前ヒットでノーアウト1塁、2番に入った金子に課せられたのはセオリー通り送りバントだったが、ストレートがシュート回転し、あわやデッドボールという場面もあった。これが伏線だったのだろうか。修正できないまま4回小谷野に投じたインコースのストレートが右腕を直撃し、検査の結果骨折が判明、開幕戦出場が絶望になった。田中を骨折で欠き、さらに昨年の打点王の離脱は、今年度の成績さえも左右しかねない緊急事態。だが、悲観論ばかりでは埒が明かない。昨日先発した絶対的エースダルビッシュはこの時期にしては圧巻の最速156キロのストレートで打者の度肝を抜いたほか、中田、新加入のホフも一発で首脳陣と駆けつけたファンの期待に応えた。また、西武から加入した松坂、鵜久森の台頭も目覚しい。是非ともこの難局を救国チームで乗り切ってもらいたい。

3月3日

2011-03-02 12:00:36 | Weblog
京大を受験するのだから、”かなり”勉強できることは間違いない。それがあまりに稚拙な方法のため不正が発覚した。どうも勉強のでき不出来と、賢さは違うようだ。中国や受験大国韓国では、スパイ映画さながらの電子機器を駆使したカンニングが横行しているそうだ。さすが共産党やKCIAを擁する両国、庶民のやることもレベルが違う。大学当局はこの事態を受けて、監視官を増員したり、携帯電話の電源を落とすことを確認したり、はたまた、映画館で使用されている携帯の電波を遮断する装置を急遽導入するなど、対応に大わらわ。偽計業務妨害で刑事告訴された受験生はすぐに特定され、被告国人になることだろう。あまりにも大きな代償だ。明日は公立高校受験日。少年たちよ、カンニングや、八百長を見習うことはない「ガチ」で挑め。