国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

年の瀬に

2008-12-30 07:55:06 | Weblog
1年が年を重ねるに従い早く感じるのは「ジャネーの法則」といい、「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する」という心理学的な説。がどうもしっくりしない。地球の公転周期が短くなっている。これならケプラーやアインシュタインでも賛同してくれるはず。とにかく本当に今年1年はあっという間だった。サミット前まで終わらせるつもりだった仕事に横槍が入り、他のものまでリセット。解決の方向性が出されたのが10月の半ば、今もこの業務に忙殺されている。片がつくのは多分来年7月、うまくいけば。とにかく以降二三年はゆっくりできそうにない。そんな中、中学の同級生と恒例の忘年会で泥のようになる。翌日もすっかり泥から脱出できず、意識が戻ったのは昼。こんな飲み方ができるのも後数年か。
 今年も一年間お世話になりました。来年も皆様にとってよい年でありますように。

マリモッコリ

2008-12-28 07:38:25 | Weblog
重症の捻挫で二日間はペンも持てなかった。ぶつけた瞬間は「骨折」を観念したが検査の結果骨には異常なし。しかしじん帯が損傷している可能性は否定できないとのこと。3週間は無理をしないようにときついご指導。シップと鎮痛剤で何とかキーボードは叩ける。なんとも情けないありさま。さてさて、北海道のご当地キャラとして爆発的にヒットした「マリモッコリ」。発売当初は下品さに賛否が分かれたが、テレビタレントが携帯ストラップに付けていたことでブレーク。本州からの観光客、修学旅行生がこぞって買いまくるまでになった。先月からは全国展開されているようだ。マリモッコリが警察官や消防士、運転手などに扮する職業バージョンのほか野球、サッカー、スキーなどのスポーツを題材にしたものもある。写真は後輩が取材のネタでもらってきた道着をきたもの。購買意欲をピンポイントで狙うの戦略、さすがです。

朋遠方より来る

2008-12-23 07:36:58 | Weblog
十数年ほど前一年間ほぼ専従で、ある仕事をさせられていた。職場単位でローテーションが組まれ半強制的。ここでのボスがすごかった。涙もろい反面すぐにも強権を発動する。小生は罵倒され何度柱の裏で泣いたことか。われわれはそのボスを影で鬼と呼んでいた。しかしこちらも報復しないわけにはいかない。その当時使用していた東芝ルポには変換を容易にする新語登録という機能がついていた。これに細工をすると面白い文章ができ上がる。「そしき」を「愚民」、「こうしょう」を「馴れ合い」などに登録すると、例えば「組織の団結を根底に交渉に臨まなくてはならない」と打とうとすると「愚民の浅知恵を根底に馴れ合いに臨まなくてはならない」と変換される。ささやかな抵抗である。その鬼を名前にいただく会を今年も開いた。青年部長は40才に迫り、書記長は定年を間近に見る。ペースメーカーを埋め込んだ中執は「サイボーグになった」とおどける。鬼の髭もすっかり白くなり好々爺然、会社での立場も間逆になった。年に一度「インターナショナル」を歌うことも悪くない。

電話

2008-12-21 09:19:57 | Weblog
総務省が行った携帯電話に関する市場実態調査によると、前年比23%増加しモバイルビジネス市場は1兆円を超えた。国防費並みである。人口減などにより以降急激な伸長はないとしながらも安定した市場として定着していくと見る。そんな中橋下知事が学校への携帯持込の禁止方針を打ち出した。行政側の誰かがいつか言ってくれるだろうと信じていたがやはり橋下だったか。反論も強い、行政が介入するべきことではない。犯罪抑止効果が高い等々。子供達にとっては青天の霹靂だろう。容易につながる社会への窓を急に閉じられるわけだから。人間は利便性を求め発展してきた。普遍的な姿勢として。しかし限定的だとはいえこの方針はそれを否定し、逆行するもの。この意義は大きい。ついでに女性の長電話も国家として規制していただければありがたいのだが。

本の紹介

2008-12-19 08:47:01 | Weblog
先日イラクで行われた会見で地元記者から靴を投げつけられたときのブッシュの反応はすばやかった。動きを見切りウエービングで軽々とかわした。極めて残心をとれば技有りの旗を揚げてやってもいい。麻生だったらどうだろう。見事に人中に極められたことだろう。「民主党や造反組の攻撃よりすばらしい」とでも言えば支持率も1ポイントほど上がるか。とにかくあのレスポンスを是非とも経済にも反映してもらいたいところだ。この本はアメリカの民主主義は何かと問う。少し古い本なので黒人大統領には否定的だが、アメリカ民衆の主義(イズム)の根幹を暴く。


悔い改めれってかい

2008-12-17 07:25:37 | Weblog
学生の頃友人宅でレコードを聴いていたときはゴーストが聞こえるまでボリュームを上げていた。住宅がそれほど密集していなかったとはいえよく苦情が来なかったものだ。その後遺症ではではないと思うがここ最近頭の中から消えないメロディがある。The CrusadersのSweet Gentle Love。しっとりとして雪に合うメロディではあるが現出の脈絡がない。このような現象をストックチェーン症候群というそうだ。この現象を初めて自覚したのはジョギングの際、歩を進めるリズムに合わせて全く意識しない曲が頭を巡りしばらく離れない。またゴルフで歩いているときには必ず2,3のリズムに追い立てられる。もう少しシチュエーションを考えてくれてもいいのだが全くの場違い、センスのカケラもない曲だ。さて症候群とは身体にみられるようになった病的変化が多彩かつ纏まった状態で形成されみられる病的状態と定義されるそうだが、近年では特定の社会現象によって病的傾向をみせる動向を指す接尾語に用いられることもあり、医学的根拠のないものが増加している。つまりよく分からない症状をとりあえず症候群と呼ぶようだ。「サザエさん症候群」なるものもある。日曜の夜に放送されるこの番組を観るとマンディブルーになるというもの。ここまで来ると医者も手の施しようがない。まぁ小生の場合実害もないためその状況を楽しむ他ないが、ただクルセイダースは十字軍とも訳される。クリスマスも近い。症候群ではなく報復の類でないことだけを祈る。

仙鳳趾

2008-12-15 19:57:36 | Weblog
ワインでは一度大失敗している。今も営業しているかどうかは分からないが札幌の「ワイン・バー」という店で痛飲し、二日酔いどころか三日の昼まで苦しめられ、醸造酒の恐ろしさをいやというほど思い知らされた。仙鳳趾。なかなか読める方は少ないのでは。(せんぽうし)と読む。釧路の東に位置する。ここの牡蠣は巨大だ。殻だけで優に15㌢はある。それでいて味は繊細。先日いただく機会があった。店員は白ではなく赤ワインを勧める。味が濃厚な仙鳳趾産には白ワインが逆に負けてしまうのだそうだ。ためしてガッテン。見事なマッチング。しかし香りの強い泡盛も悪くはないと思うのは悲しいおじさんの習性。

テレホンコール フロム キルギス

2008-12-12 08:09:18 | Weblog
サブプライムローンの破綻に端を発した米の金融危機は時を経ずして日本に到来した。企業は経営規模を縮小し人員整理を行っている。トヨタは年間100万台の生産調整、ソニーは世界で8000人にも上る労働者の削減を発表した。地球が一回転するより速い速度で危機を共有するまで世界は狭くなっている。
ここまでが枕。
「なんかタクミと言っているようなんですが」電話に出た後輩が狼狽している。代わって聞いてみると確かに小生の名前を連呼している。しかし極端な巻き舌が昔聞いたアジテーションを連想させる。そうだロシア語だ。確かに世界は縮小している。ロシア語は「クラシバヤ ジェーブシカ」という実践用語しか分からない。「イングリッシュ スピーク プリーズ」(ペラペラと英語で喋られても困るが)。相手もなんとか意思の疎通を図ろうとしているようだが、片言以下の英語、しかも相当なまっている。どうにか聞き取れたのはキルギス。記憶糸を辿る。キルギスといえば中国と国境が接しているためソ連邦当時はイスラムを移入させ文化のバッファゾーンとしていた地域。イスラムといえばアルカイダ、アルカイダといえばラディン、入会の斡旋か?そんなはずはない、RPG7やAK47の撃ちかたも知らず善良で積極的無神論者の小生にそのお誘いはないはずだ。他に思い当たる点は十数年前に業務で行ったことだけ。国際電話をかけてくるということはそれなりの階層、しかも英語も日本語も話すこともできずに小生に電話することを合わせ考えるとかなりの緊急事態なのだろう。何とか相手の電話番号をききだし、後で電話する旨を伝えた。だがユジノサハリンスクとモスクワにそれぞれいた特派員に電話をかけてもらおうと頼んだがいずれも尻込み。わが社の将来も相当暗い。結局ウラジオストックに特派員でいた先輩に今日電話をお願いすることで落着(いやまだ終わったわけではない)。それにしてもいったい誰?それとロシア語に堪能な方是非小生までご連絡を。

本の紹介

2008-12-10 07:06:19 | Weblog
セクハラ問題で参議院議員を辞任、党の要職も解任されたあと一時期自己批判して復帰する気配も見せていたがその後離党。一転して反共産党の論客として講演やテレビのコメンテイターとして活躍している。「転びバテレン」の典型的なケース。不破哲三や党幹部が切歯扼腕で反論しているがそれがパロディになっていることを組織は客観しできないのか。筆坂秀世氏の転向はテレビ「そこまで言って委員会」などで見る限り大正解。キャラ的には自民党中道そのもの。解党に追い込むまでご活躍を。

帯広

2008-12-08 18:42:36 | Weblog
以前帯広出張といったら昼は「北京亭」と相場が決まっていた。札幌でもとんこつラーメンがまだ浸透していない時期で珍しい存在だった。しかし最近は帯広といえば豚丼、駅前にある「ぱんちょう」の前にはバックパッカー達の長蛇の列。店名の由来は中国語で「飯や」のことらしい。典型的な小市民のため頼んだのは上から二番目のランクの「梅」。味噌汁も頼むと1230円。ちぃーと高いが、まぁ話のネタに。味かい?◎×∵□⇔ ってとこかな。

無礼講

2008-12-05 07:09:27 | Weblog
宴会で上司から「今日は無礼講じゃ」と言われたことは入社以来一度もない。(無礼者といわれたことはある)後輩にも言ったこともないし、これからも言うことはないと思う。時代錯誤もはなはだしい。記事では無礼講とは何をしてもいいではなく、上司にあまり気を使わなくてもいいことと注意を促している。「とりあえずビール」は宴席での枕詞。形式美を重んじる日本人にとってこの言葉は外せない。「とりあえずチューハイ」は誤用。チューハイが飲みたくとも、乾杯のためまさしくとりあえずビールをたのむべきとしている。「酒席でいろいろあっても根に持たないことも無礼講」と忘年会での心得を結んでいる。使われている写真もどう見ても敬老会。全てのピントがずれている。よくデスクが通したものだ。ところで今日から忘年会ラッシュが始まる。職場、友人関係、元同志等々。へたな芸能人より過密スケジュールだが年賀状も仕事も終わっていない。まだ年を忘れるには至っていない。

本の紹介

2008-12-03 07:03:55 | Weblog
学生の頃から「面白い話もお前が話すと全く楽しく聞こえない」つまり話しがど下手だといわれてきた。それもそのはず、多感な時期に会話に関して決定的な価値観をテレビと漫画と周囲にすり込まれている。「前略おふくろ様」で主演のショーケンは心の中で呟くが相手を前にすると「いやーっ」と言葉を殺していた。「祭ばやしが聞こえる」でも寡黙な競輪選手だった。三船敏郎もCMで「男は黙って…」と口の軽い男の軽挙妄動を戒めた。矢吹丈が理路整然とボクシング論を滔々と述べたら白木葉子も興ざめしてしまう。親からも「女のようにペラペラ話すな」といわれ続けた。こんな環境の中で饒舌になることは不可能。もうひとつ言われた。「はっきり喋ろ」。自覚している。滑舌が悪いのではなくむしろ滑舌がない。あるいは言語中枢の一部に異常があるのか。しかし後年景山民夫の「世間はスラップスティック」を読み共感する。氏は男がシャープかがった声ではきはきと話す恥ずかしさを説く。しかし立て板に水の喋りには惚れぼれさせられる。特に話芸で聴衆を魅了する落語家には感服させられる。著者は談志門下の談春。「修行とは矛盾に耐えること」家元に諭され芸に精進するが、すんなりいったらお噺にならない。波乱にとんだ真打ちに昇進するまでの物語。軽妙洒脱な談春の語り口そのものの文章が心地よい。

丈夫CUP

2008-12-01 15:17:26 | Weblog
昨日行われた丈夫CUP、約300名が参加する大きな大会になった。午前中は少年部、午後からは一般。小生は審判のお手伝い。レベルの高い試合が多くジャッジングは至難。写真は塾長が割られた氷柱。見事でした。