国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

黒船

2009-02-27 08:18:50 | Weblog
京都に本社を置くMKタクシーが地区の認可運賃をを大きく下回る設定で札幌市進出を表明したことを受け、札幌ハイヤー協会が北海道運輸局に黒船の事業差し止めの提訴を行うことになった。一般旅客運輸事業の新規参入に対するこのような提訴は極めて異例。これには規制緩和により適正を大きく上回ったタクシー台数を協会の自助努力により削減していった背景があり、認可運賃も運輸局が認めた場合札幌地区で雪崩を打つ可能性もある。認可運賃とは安全に十分配慮し営業を行える運賃として運輸局長が認めた料金。一方MKも根拠のない中傷として全面戦争に発展しそうな様相だ。今まではこれらの必然的な業界再編は利用者本位の経済原理を前面に説明されていたが、結局はその産業自体を縮小させる結果に他ならない。協会の本音であろう。背後には労働者がいる。労働者もまた消費者である。排他的行動に見えるが辛酸をなめてきた協会にも一理ある。

本の紹介

2009-02-25 07:18:25 | Weblog
シーシェパードの構成員に分からぬように鯨の尾の身の刺身を食べさせ、あとで白状したらどんな反応を見せるのだろう。怒り狂うのだろうか、罪の意識に苛まれ廃人になるのだろうか、あるいはあまりの旨さに改心し積極的捕鯨推進論者になのだろうか。反捕鯨団体の主張は大きく二つに分かれる。消費するのではなく観光資源として保護すべき。もう一方で鯨は高等な生物である、捕獲などはもってのほか。こちらはしばしば強硬な手段に出る。それでは牛や豚は高等ではないのかとの日本からの反論に、それらは人間が管理している家畜、一方鯨は自然で崇高なものと譲らない。当初これらの動きの背景に政府やある団体が関与し、政治的かつ経済的な活動の側面があったが、今は遊離し原理に陥った感がある。100歩譲ろう。座礁鯨類だけは無意味な救出活動などせず自然の恵みとして食してよいのではないか。捕鯨が規制される以前は、クジラが座礁すると八浜八町が潤ったといわれ、内浦湾のある神社もその際に建立された。あの行為はあまりにアホくさい。

2009-02-23 18:34:01 | Weblog
土日の雪には辟易した。何の恨みか家の前には1㍍もの大きな吹き溜まりができていた。これをすっかいと取り除くのに3人で1時間半もかかってしまった。千歳空港も終日マヒ状態だったようだ。除雪をしながらふと気づいた。雪投げ用のジョンバ(北海道ではこのように呼ぶ)が7本もある。このほかにツルハシ、ママさんダンプも必需アイテム。湿った雪にはやや小ぶりのもの。一気に横に寄せたい場合はグレーダータイプ。用途、雪質に応じて使い分ける。まるで素材によって包丁を選ぶ料理人のよう。北海道では後半月活躍することになる。

世界の

2009-02-20 07:18:28 | Weblog
世界の…といえば子供たちの間では絶対的に「ナベアツ」。名古屋を拠点にし手羽先を売りにする居酒屋も「世界の」と冠している。しかし今最もグローバルといえば「世界の中ちゃん」。知名度は麻生総理よりはるかに上。泥酔した状態の映像再生はyoutubeで100万に迫る勢い。自民の横槍がなければ年末恒例のハプニング大賞は間違いない。いいや、国会議員を辞めるまで使われ続けるか。あれだけの醜態を晒してしまったのでは辞任のほか選択肢はない。だが以前にも同じようなことがあった。2000年の衆院選、地元帯広で当選のインタビューを受けた際もろれつが回らず、目の焦点さえ合わない様子が全国中継された。千鳥足で国会を歩く姿も確認されているようだ。すでに若気の至りではすまされない年齢。中川先生、反面教師にさせていただきます。

本の紹介

2009-02-18 07:05:34 | Weblog
ノンフィクションの枕詞として多用されるのが「衝撃」「感動」「渾身」「驚愕」など。少々脚色気味の使われることが多いが、この本はその言葉にたがわぬどころかまさに戦慄さえ覚える。その迫力は取材対象との距離の近さにある。この手の本は少なからず読んでいるつもりでいるが、他の書き手は微妙な距離感を保ち、しかも下に歩み寄る姿勢が見られないが、著者は肉薄、むしろ同じ視点で捉えている。言葉も平易だけにギャップに愕然とする。家庭の闇の深淵を見た気がする。ぜひ読んでいただきたい一冊。

本の紹介

2009-02-13 07:09:00 | Weblog
田中均といえば2002年小泉首相が電撃訪朝した際の立役者、元外務官僚である。トップ会談により金正日が拉致を認め謝罪し被害者の5名が一時帰国することができた。だが一方で残る北朝鮮側から8名の死亡が伝えられた。ここで世論は一気にヒートアップする。家族を日本に連れてくるために再度北朝鮮に5名を戻した場合、再度監禁されるのではないか。8名死亡の情報も疑わしい。北朝鮮は帰らなかったことに猛抗議し以降平壌宣言は空文化する。その後世論の矛先は外務省に向けられる。特に中心になった田中均は北朝鮮との密約説が浮上したり、拉致被害者を北朝鮮に一時戻すべきだと主張したとされ激しいバッシングを受け失意のうちに退官した。この本はいわばこれらの回顧録である。しかし当然ながら核心は一切語られていない。やはり墓まで持っていくのだろう。

神も仏も

2009-02-11 06:51:08 | Weblog
映画ポセイドン・アドベンチャーで牧師役を演じるジーン・ハックマンは絶望する乗客に「自分で切り開け」「神に頼るな」と叱責、鼓舞する。敬虔なはずの牧師は最後に「神はどれほどの試練をお与えになるのですか?」と叫び、自己犠牲の上で乗客を脱出に導く。ミソは牧師であること。カトリック系は神父とよび、牧師はプロテスタント系、一般的に原理主義。子羊が神に文句を言った。宗教論争を巻き起こしそうな設定なのだ。カソリック系の神父が強制わいせつで逮捕された。信者の女性ばかりか、その女児にも魔の手が襲った。5年程前には京都で牧師が信者の女児に性的暴行を加えたとして逮捕された。「信仰心を試す」抵抗すれば「地獄に落ちる」といっては悪質な犯行を重ねた。「信仰は信じること」とはいうが常識的の猜疑心は必要。教条主義に発展はない。犯罪は洋の東西を問わない。先月大阪で住職が車の騒音に腹を立てシャッターに塩をまき器物損壊で書類送検された。犯行は10年ほど前から継続的に行われておりきわめて確信的。それにしても「神も仏もあったもんじゃない」事件が続発している。とうとうハルマゲドンなのか。

新潮②

2009-02-09 18:44:59 | Weblog
実行犯は黒幕をアメリカ大使館に席を置く男と語る。また声明文は野村秋介が書いたという。ということは朝日はペンタゴンあるいはCIAを敵に回したことになる。核の前ではペンはあまりにも無力。くわばらくわばら。仮にそうだとしたらその組織が実行犯を生かしておくわけがない。あり得ないミッションだ。ここまでは三流サスペンスより陳腐な内容だが、起死回生の一手ははたしてあるのか。

本の紹介

2009-02-06 07:16:20 | Weblog
週刊誌のトップ記事を飾るいわゆるトップ屋としての名声は絶大。そればかりではなくドキュメントを柱にフィクションを織り込む小説シリーズは読者を嘆息させ、新しい表現を確立させた。出版界のタブー電通を描いた「小説電通」は各界から絶賛を浴びた。きな臭く、猥雑でそれでいて鋭利さとアナーキーな側面を持つ氏。これからも目を離せない存在だ。

んっ

2009-02-04 07:01:19 | Weblog
世の中どうも理解しにくい方が多い。銀行金利が低いため庭に穴を掘り現金を埋めていた方がいたというのだ。その額3億6000万円。40年間コツコツと貯めていたがこのたび窃盗にあったそうだ。シロの仕業だと考えたのは小生だけではないはず。ベトナムでは戦火の経験からいまだに金を自宅の軒下に埋める習慣がある。こちらはある程度納得できる。2006年アメリカでは保険金詐欺をもくろみ自家用車を埋めた男がいた。盗難にあったと見せかけ保険金を騙し取ろうとしたのだ。ほどなくして発覚し男は逮捕される。なんともあほな話である。2月1日プロ野球のキャンプがスタートした。1軍定着を狙う中田は強引に引っ張らず右方向へ強い打球を放っている。この対応が今期鍵になるだろう。問題はマイケルのあと。林が最有力だが久や江尻も有望。訳のわからんトレードを断行した監督。こちらの穴はきちんと埋めてもらわなくては。

新潮

2009-02-02 18:07:39 | Weblog
週刊新潮1月31日号に87年朝日新聞阪神支局を猟銃で襲撃し、記者一人を射殺した「赤報隊」事件の実行者を名乗る男の手記が掲載された。男は公的機関に属する人物から依頼されたとしている。仮に事実だとすれば驚天動地。だが男と接触した朝日新聞は事件には関係がないと新潮の記事を否定している。警察関係者は覚せい剤使用の過去があるため妄想の類ではないかと見ている。もし虚報ならば赤っ恥ではすまない。