ペナントレース約3割を消化、現在交流戦真っ只中だが、我が日ハムはスタートダッシュに成功、貯金8と首位街道まっしぐら。戦前評論家たちが立てた順位予想を見事覆しているはなんとも痛快。
好調の要因はなんといっても野手人の奮闘。開幕当初はバットが湿りがちだった西川がこのところバッティングが俄然上向き、鬼に金棒状態、打率も3割に載せてきているが、出塁率はなんと4割1分。1番打者として相手ピッチャーにかなりのプレッシャーを与えている。
中島は徹底したカットで相手投手の投球数を増やし、今球界で最も嫌われる2番打者として存在感を表している。打率の2割7分台、十分すぎる数字だ。
そして4番中田。今まで酷評してきたが、交流戦初戦ライトに打ち込んだホームランを「振り遅れ」だったが偶然スタンドまで飛んで行ったと表現、オリックスバリオスから放ったHRも「体がうまく反応した」と自己解説したが、はたしてそうだろうか。あれは明らかに読んで打ったものと見た。それを煙に巻くようにあえてこのように言ったとすれば相当成長した証だ。HRは現在両リーグトップ。すんなりとはいかないと思うが、チーム優勝のためには中田のHR王は欠かせない。
さて小生が最も注目しているのは実は近藤だ。シュアなバッティングとミート率の高さは実に魅力的だ。27日ヤクルト戦では今年初HR。打率も10傑上位に食い込んでいる。近い将来クリーンナップに固定されることは確実な大有望株だ。浅野、岡の勝負強さも特筆に値するが、その中で最も異彩を放っているのが杉谷だ。最近はセカンドにつくことが多いが実に巧みなグラブさばきと身のこなしでヒット性の当たりを好捕している。安定感は賢介や中島に及ばないが、これは言い過ぎだとは思うが、ゴールデングラブ賞の常連広島の菊地に通底する何かを持っているような気がしてならない。規定打席に達していないが打率も現在3割8分超、大ブレークと言っていい。先日も内野ゴロアウト後のボール回しで、中田からボールを送られずというシーンが見られスタンドから笑いがこぼれた。このようにいじられキャラだが、着実に実力をがついてきている。頼もしい限りだ。
何度も書いているが、プロ野球ファンは勝つことに喜びを感じるのと同じくらい、選手がどういった過程を経て成長し、活躍したのか、そのプロセスを楽しみにしているのだ。選手の平均年齢は20代前半、浅間に至ってはまだ10代。日ハムファンはまさに今その成長を目の当たりにしている。これはどごぞのチームのように大枚をはたいて大型選手を獲得する球団のファンには感じられない醍醐味なのだ。もちろん優勝することに越したことはないが、今現在も十分楽しまさせてもらっている。
好調の要因はなんといっても野手人の奮闘。開幕当初はバットが湿りがちだった西川がこのところバッティングが俄然上向き、鬼に金棒状態、打率も3割に載せてきているが、出塁率はなんと4割1分。1番打者として相手ピッチャーにかなりのプレッシャーを与えている。
中島は徹底したカットで相手投手の投球数を増やし、今球界で最も嫌われる2番打者として存在感を表している。打率の2割7分台、十分すぎる数字だ。
そして4番中田。今まで酷評してきたが、交流戦初戦ライトに打ち込んだホームランを「振り遅れ」だったが偶然スタンドまで飛んで行ったと表現、オリックスバリオスから放ったHRも「体がうまく反応した」と自己解説したが、はたしてそうだろうか。あれは明らかに読んで打ったものと見た。それを煙に巻くようにあえてこのように言ったとすれば相当成長した証だ。HRは現在両リーグトップ。すんなりとはいかないと思うが、チーム優勝のためには中田のHR王は欠かせない。
さて小生が最も注目しているのは実は近藤だ。シュアなバッティングとミート率の高さは実に魅力的だ。27日ヤクルト戦では今年初HR。打率も10傑上位に食い込んでいる。近い将来クリーンナップに固定されることは確実な大有望株だ。浅野、岡の勝負強さも特筆に値するが、その中で最も異彩を放っているのが杉谷だ。最近はセカンドにつくことが多いが実に巧みなグラブさばきと身のこなしでヒット性の当たりを好捕している。安定感は賢介や中島に及ばないが、これは言い過ぎだとは思うが、ゴールデングラブ賞の常連広島の菊地に通底する何かを持っているような気がしてならない。規定打席に達していないが打率も現在3割8分超、大ブレークと言っていい。先日も内野ゴロアウト後のボール回しで、中田からボールを送られずというシーンが見られスタンドから笑いがこぼれた。このようにいじられキャラだが、着実に実力をがついてきている。頼もしい限りだ。
何度も書いているが、プロ野球ファンは勝つことに喜びを感じるのと同じくらい、選手がどういった過程を経て成長し、活躍したのか、そのプロセスを楽しみにしているのだ。選手の平均年齢は20代前半、浅間に至ってはまだ10代。日ハムファンはまさに今その成長を目の当たりにしている。これはどごぞのチームのように大枚をはたいて大型選手を獲得する球団のファンには感じられない醍醐味なのだ。もちろん優勝することに越したことはないが、今現在も十分楽しまさせてもらっている。