国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

2009-10-30 09:29:24 | Weblog
ネーミングは夢とアイヌ語の「ピリカ」=美しいを合わせたもの。鳴り物入りで登場した「ゆめぴりか」だったが、冷夏の影響受け出荷量は予定の約20分の一にとどまった。そのためか、札幌のスーパーでもすでにほとんど見られなくなった。あきらめかけていた頃に、同僚が見つけてきてご馳走になることができた。初めて「米が旨い」と実感したのは魚沼産のコシヒカリを食べたときだった。その時以来の衝撃を期待していたが…残念ながら、魚沼産のような感動はなかったものの、従来の道産品にはないもっちり感を味わうことができた。北海道農業の起爆剤になるとは正直疑いを持たざるを得ないが、全国のブランド米と十分勝負できる品質だ。魚沼産米を食べてからに三年経っただろうか、また、頂戴する機会があったが、すでに味は劣化していた。流通量が爆発的に増加し、コントロール機能が喪失した結果であろう。消費者の安定確保には厳重な味の管理と、流通管理が要求される。まぁ分かっているとは思うが。

楽天

2009-10-28 09:07:40 | Weblog
ピッチャー交代のアナウンスが場内に流れた瞬間、ドームに大きなどよめきが起こった。テレビ観戦の小生も鳥肌が立つ。アドバンテージの1勝を含め3勝1敗で迎えた第5戦、あとがなくなった楽天は第1戦で先発した岩隈を8回リリーフに送った。まさかの登板だ。流れを変え、わずかながらの可能性に賭け、日本シリーズ出場を果たすのなら、あのタイミング、そしてあの起用しかなかったはずだ。近鉄とオリックスの選手を公平に分配されるはずだったが、明らかに楽天は不利だった。「寄せ集めチーム」と蔑まれた。どの選手もオリックス入りを熱望する中、オリックスに指名された岩隈は入団を断固拒否、みずから茨の道を選択した。銭の欲望で動く選手が多い中全くの稀有な例だった。その姿に「男」感じ取った野球ファンも多かったはずだ。あれから5年最下位に低迷していたチームは今年レギュラーシーズン2位と結果を残し、日ハムに勝てば初の日本シリーズ進出を果たす。更なる要因が場に緊張感を与える。楽天球団が野村監督に今期限りの契約の打ち切りを通告され、敗退すれば事実上、球界からの引退になる。岩隈が投じたストレートはスレッジの内角をえぐるはずだった。決して甘い球ではなかった。だが、結果岩隈、監督は見事に砕け散り、彼らの夢は潰えた。でも何か清々しさを感じさせてくれ、楽天の将来性を期待させる試合だった。ナイスゲーム!!

本の紹介

2009-10-26 09:06:47 | Weblog
徳川13代将軍家定から、最後の将軍になった15代慶喜までの激動の幕末史。幕府か主張する公武合体、一方の諸藩は尊皇攘夷に動く。しかし、その後大政奉還、王政復古、鳥羽伏見の戦いに繋がっていく。幕府崩壊の兆しは著者の言うとおり幕政改革により、支配秩序を支えていた儀礼というピースが抜かれたことにより一気に瓦解したのかもしれない。そしてこれは江戸の終焉期でもあるが、近代社会明治の胎動期でもあった。

ドーム

2009-10-23 09:12:22 | Weblog
「逆転サヨナラ満塁ホームラン」。なんと美しい響きをもった言葉なのか。スレッジの一振りで初戦をものにした日ハム。ドームは歓喜の渦に包まれた。だが…当日本紙朝刊の1面下コラムがいけない。CS札幌ドームが満員にならない原因を北海道人の「飽きっぽい性格」としてしまった。全道の日ハムファンの心を逆撫ですることになってしまうことに気付かなかったのか。札幌のファンなら入場料だけで済む、それでもS席は5,000円。しかし地方から応援に駆けつけるファンはそのほか交通費、宿泊費も必要。観たくても来られない方がどれだけいると考えているのか。20日長妻厚労相は日本の「貧困率」は先進国中で際立っており、年々悪化していると発表した。「貧困」とは感じなくとも年々厳しくなっている実感はどの方でもお持ちだろう。そういった中でのこの表現。テレビの前で熱烈に応援するファンも、ドームに足を運んでいるファンもハムに期待する熱い気持ちは変わっていない。

invisible hand of Goddess

2009-10-21 09:25:35 | Weblog
日曜日のゴルフ日本オープン最終日、信じられないような出来事が起こった。首位を追いかける小田選手が放った8Hのドライバーショットは左に引っ掛けあわやOB。しかしギャラリーの中で声援を送っていた奥さんの左肩にあたりフェアウエーに戻った。幸運はさらに続く。小田選手はこの好機を生かせず第2打目はグリーン左のガードバンカーにつかまる。顎が近いためアドレスも十分にできない状態。しかし、ひざを大きく曲げ窮屈な姿勢で打ったボールは低い弾道でカップに吸い込まれバーディー。もしピンに当たっていなければパーセーブは難しい球足だった。その後、インでもスコアーを伸ばし6アンダーでホールアウトし後続を待つ。同じく6アンダーの石川選手は18番ホールパーオンし、決めれば日本オープン最年少優勝記録を塗り替えるばかりか、最年少年間賞金王をほぼ確実にするバーディーパット。思い通りに打てたのであろう。ボールはカップに迷いなく進んでいく、だが、カップを覗きながら左を通過、石川は思わず天を仰ぐ。3人のプレーオフのセカンドホール。先に打った小田の第二打目はピンまで約2メートルにピタリとつける、絶好のバーディーチャンス。それを見た石川も果敢に攻めるも、小田より近くにつけたと思われたセカンドショットの2バウンド目でなんとスピンがわずかに解けピンハイに。これを入れプレッシャーを掛けたい石川のバーディーパットは強気なラインを描く。誰もが入ったと思った瞬間、ボールはカップに蹴られ270度回る。小田は大樹の片りんを見せていたがツアー未勝利、それが日本メジャータイトルを獲得した。もし、8HでOBになっていれば、バンカーショットがチップインしていなければ、石川のバックスイング時シャッター音が邪魔しなければ、あるいは二度までもカップに嫌われなければ。「ゴルフの女神」が小田に微笑んだとしか思われないような連続だった。小田選手おめでとう!!しかしこの女神、北海道、特に小生の近くにはなかなか来てくれないのはどうしてか。

本の紹介

2009-10-19 09:09:25 | Weblog
「ナイファンチ」がそれほど奥深いとは。左に移動し、中段内受けのあと左肘に右拳を添える手を沖縄の手では夫婦手と呼ぶこと。そしてその夫婦手が攻撃の中核をなすことも初めて知った。修徳会も最初に「型初段」を教えるがその次は「ナイファンチ」「クーシャンクー」と続き、「平安」は指定型にもなっていない。一時悩んだことがあった、これは誰でも立ち止まるところではあるが、つまり型・形というのは「実戦に有効なのか」。単に筋力をつけるだけの鍛錬なのか。理論自体がすでに陳腐化しているのではないのか。流派によっては創作した型を取り入れているところもある。だがやはり深イイ。紳助も納得。型まじめに取り組みます。

スカートめくり

2009-10-16 09:18:20 | Weblog
関西地方では「パッチ」という、全国的には「もも引き」になるのだろう。しかし最近は「レギンス」というそうだ。防寒や視覚的な痩細効果のため、一般的には女性が着用しているが、そのファッションを若い男性がとりいれ着用者が激増しているそうだ。一方のおじさんたちにも「ナウイ」もも引きとして徐々にではあるが浸透しているとのこと。この動きに反応した老舗下着メーカーの「福助」も商機に逃すまいと男性用レギンス販売に踏み切った。売り上げも好調のようだ。創業者が聞いたらなんというか。さらにユニセックスの傾向は高まる。レギンスの上にスカートをはく男子もいるとか。ここまで来ると結構「キモイ」。この傾向は明らかに「選択の転換」。つまり異性を「選ぶ」から「選ればれる」への変位。難しく言うとこうなるが、簡単に言うと情けない世の中になってきたということ。このごろ「ツッパッタ」高校生を見るとなぜか頼もしく見える。ある文化人類学者が「その国の将来性は若者の姿を見れば予測可能」といったが、その目に見えるのは衰退した経済、疲弊した国家と対照的に女子にスカートめくりされ嬉々とする男子の姿か。


ウルトラマンキング

2009-10-14 09:51:49 | Weblog
たま出版の韮澤社長は有名な超常現象肯定者、金星人の写真を公表したこともある。だがどう見ても普通の地球人。その韮澤さんがTVでバトルを繰り広げるのが大槻教授。しかし、定年前にゴルフを存分にしたいがために早稲田大学を早期退職。十分宇宙人的な発想だ。金星人といえば鳩山首相婦人、前世ではトムクルーズに会ったとか。日中韓三カ国首脳会談に同伴した際には、首相の宇宙人携帯ストラップを子どもたちに手渡す姿も確認された。もう少しまともなものはなかったのかといいたくもなる。それに対抗したわけではないだろうが、小泉元首相が映画に声優として初出演した。政友ではない声優。役どころはウルトラマンキング。何でも今回の衆議院選挙で後継当選した三男に勧められて承諾したというが、なんとも締まらない。「我々は、弱きものを助け、支えるため、これからも戦い続けなければならない。新たに立ちあがろう、光の国の勇士たちよ。平和と正義のために! 遙かなる全宇宙のために!」と台詞にあったそうだが、はたしていったい誰に向っての言葉なのか。いずれにしても、日本政界は世界規模ではなくすでに宇宙規模になりつつあるようだ。

本の紹介

2009-10-12 05:28:29 | Weblog
歴史のはざまや闇に埋もれていったが、重要な役割を果たした人物を発掘し功績を公開するのが歴史作家の仕事の醍醐味だが、時として、全く「はずれ」のケースもある。戦中の戦意高揚には肉弾三勇士のように使えたが、いまはちょっと。

審判講習会

2009-10-09 09:14:19 | Weblog
10月4日「きたえーる」で行われた審判講習会、会場で駐車ができなかったために近くにある東急ストアーの有料駐車場に入れることにした。料金を見ると30分100円、街中ではない妥当なところだ。講習も終わり念のため東急で買い物し、割引きの検印をもらう。しかし、請求額はなんと3300円。信じられない思いで料金表を見ると、下段に「土日祝は30分300円」の表示。姑息だ。以前の共産圏では常套手段だったが、政権も変わった日本でこんなこともあろうとは。憤懣やるかたなし。皆さんお気をつけ下さい。

歓喜

2009-10-07 09:35:45 | Weblog
最後に西口まで投入するのは、目の前の胴上げをなんとか阻止したい昨年の覇者西武の意地だったのか。10回は稲田、11回は森本がチャンスを作りながらあと一本が出ない「悪い展開」。楽天の敗北情報が入っていたので、引き分けでの優勝という最悪な場面が頭をよぎる。それを見事打ち破ったのが今年のキーマン、恐怖の9番打者金子。西口の外角をセンターに運び、三塁ランナーを迎え入れ、土壇場12回裏のさよなら劇。でき過ぎである。さて、今年を総括すると、本紙見出しにあるとおり「投高打高」。昨年まで貧打に喘いで意た打線が12球団トップの打率を誇るまでになった。稲葉は言うに及ばず、高橋、金子、急成長した糸井、小谷野。イースタンで好調の中田を起用する間隙もない。さらに安定した投手陣。そして、付け加えるなら監督の采配。昨年は、3塁側日ハムファンからの監督に対する野次も見られたが、今年は影を潜めた。ある週刊誌に「日ハム黄金時代の到来」と記事が載った。球団、現場が選手の獲得、育成に一体となり取り組み選手層が非常に厚くなり、その態勢は他球団から抜きんでているといった内容。移転後最初に優勝した時、新庄が「あの日ハムが…」と表現した。確かにそうだった。まさしく「あの日ハム」が豹変しようとしているのかも知れない。それを確実なものにするのは、道民挙っての応援しかない。N君もうGファンは卒業しよう!

本の紹介

2009-10-05 09:16:15 | Weblog
松下竜一著「狼煙を見よ」は事件、実行犯とその思想、背景に肉薄する迫力ある秀作だったが、この本は産経新聞の元記者が執筆し幾分冷静、距離が保たれている。だが、臨場感は十分。警察との駆け引き、上司との対立、強引とも思える潜入取材、大時代を感じさせる。わずか40年ほど前の日本で爆弾闘争が行われ、数多くの命が犠牲になったことを今の若い衆は知っているのだろうか。

地下鉄

2009-10-02 10:39:33 | Weblog
以前地下鉄の乗客といえば、熟睡するお疲れ派、新聞、雑誌、本を読んでいる活字派、IPOTがうるさい騒音派、そしてボーッと吊り下げ広告を見ている無気力派。この4パターンしかいなかったが、札幌市交通局が今年4月1日から地下鉄での携帯電話の機能限定使用を認めたため、携帯使用派が絶対的多数を占めるようになった。横で携帯を操作する若者の画面を盗み見ると、ネットをやっている。漫画を見ている女性もいる。どうやら、メールは少数派のよう。そんな中先日少数派がいた。60代後半と思しき女性2人がシルバーシートに座り弁当を広げて食べている。おにぎりやサンドイッチを申し訳なさそうに食べている方は何度か見かけたことはあるが、お2人は正々堂々としかも自然体。公共マナーからは逸脱している行為をほのぼのと感じさせるのは不思議。だが、煮しめの匂いはしばらく鼻についた。