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ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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董氏の鍼「花骨一穴」:肩の痛み

2022-03-08 12:10:54 | 診断即治療と虹彩学

この「診断即治療」は、 「しちせいブログ」にも転載しています。

 

普通は4本使います

 

 

董氏の鍼に「花骨一穴」というのがあります。

第一中足骨と第二中足骨の間に4本鍼をします。

このブログにも、7〜8年前に何度か書いたツボです。

 

これは耳鳴りに使うツボですが、効果が確認できなかったので、いつしか使わなくなってしまいました。

私のやり方が悪かったと思うのですが、鍼の太さも関係あると思います。

中国鍼は太いので、日本の鍼より強刺激になります。

 

最近気付いたことですが、「経筋腱収縮牽引」の原理を見つけた時に、その部位の筋肉や腱の過緊張に気づいて、そこから始まったのが「経筋絵腱収縮牽引の原理」になったのです。

これは、『人体惑星試論奥義書』にも書いたのですが、肩の痛みの原因を追求した結果、見つけたものでした。

 

つまり、その部位は、肩の痛みも治せる可能性があるということです。

ということで、先日も「肩の痛み」に使ってみたのです。

それなりに効果はありましたが、肩関節の治療法はたくさんあるので、その方の症状に応じて使います。

 

董氏の鍼では、一経絡上に何本か鍼をするのが多いのですが、巨鍼の使える人なら、巨鍼1本で解決できます。

そして、確か「深谷灸」の本で、一経絡上への取穴をたくさん取るのは、

「ツボを殺す」と言われ、あまり好まれません。

 

もっとも、それは「直灸」だからかも知れませんが、経絡(経穴)を重視した考えだと、深谷灸の理論の方が正しいように思われます。

経穴では、「この一穴で」という考えがあるからです。

そうでないと、五行穴の理論と合わないからです。

 

五行穴とはつまり、脈気の流れを水の流れに喩えて、

井穴(出るところ)

栄穴(溜るところ)

兪穴(注ぐところ)

経穴(行くところ)

合穴(入るところ)

 

となっているので、この五行穴から2つ、或いは3つを選穴すると、この理論での流れが説明しにくくなってきます。

つまり、水は高いところから低い処に流れるのが正常で、一つ飛びに流れる事がないからです。

ま、でも、これは一つの理論であり、実験しないとわかりません。

 

董氏の鍼では、一経絡上に何か所か鍼をしますが、それは経絡と考えると抵抗があるかも知れませんが、「筋肉」と考えると「鍼の弛緩作用を利用した」ことになるので、抵抗はなくなります。

 

※ 一つの理論が全て正しいと考えないほうがいい

 

論語にも、

『学べば即ち固にならず』(学ぶ事で頑固にならなくていい)とあるではないですか。

要は頭の柔軟さではないでしょうか。

 


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