(学校で教えてくれない経済学)
ミハイル・ホドルコフスキー(50)、ロシア元石油王が、ベルリン空港で、ゲッシア―元ドイツ外相と握手を交わしている写真と共に、ホドルコフスキー氏の声明文を20日付けWSJ 紙電子版が掲載した。前日、プーチン大統領は、年末恒例の記者会見の後、ホドロフスキー氏の恩赦を発表していた。21日朝放送のドイツZDFは、ウクライナでの反政府デモを取り上げた中で、メルケル首相は「EUとの間の扉は開かれている。平和的デモは可能だ。」と語った。プーチン大統領がブリュツセルを来年1月に訪問し、EU首脳と意見交換する。」と伝えた後、ホドルコフスキー氏がベルリン空港に着いたことを写真入りで報道していた。日本のメディアの当件の扱いはほとんどない。北方領土問題が出て来た時に限って、ロシアが登場する。北朝鮮問題では、拉致被害者問題が起これば取り上げる。北もそのあたりを熟知している。拉致問題をニンジンに日本を巧みに利用する。
先のWSJ紙によれば「ホドルコフスキ―氏はドイツにいる妻、子供と再会する。モスクワで入院中の母親もドイツに向かう。」と書いていた。こういうニュースを見聞すると表に出ていなかったが、ことは水面下で静かに進められていたことが今明るみに出て来たことがよく分かる。今朝放送の英BBCもホドルコフスキー氏への恩赦、その翌日にドイツの空港に突然現れた。なぜ今なぜなのかと問いかけニュ-スを終えていた。ソチ・オリンピックを50日後に控えて人権問題に対する各国首脳の批判をかわそうとしていることは明らかだろう。ロシアとの関係では、アメリカもスノ―デン元CIA職員の扱いやミサイル防衛システムをめぐりぎくしゃくして来ている。シリア問題、イラン問題もアメリカの対ロシア政策の方向性が揺らいでいる。
一方、20日、NY市場は、アメリカの7~9月期GDP改定値が3.6%増から4.1%へ上方修正されたと米商務省の発表後、NYダウは急反発、あと売られ、前日比42ドル高、16,2211ドルで取引を終えた。ナスダックは46ポイント高、4,104ドルと2000年9月来の高値を更新したと20日付けWSJ紙電子版にMattJarzenmsky記者が書いていた。NY原油{WTI}はバレル99.82ドル、NY金は1205.10ドルで取引を終えた。NY債券市場では債券が買われ、利回りは2.9%台から2.894%へ低下した。外国為替市場では1ドル=104.07~08円、1ユーロ=142.29~34円で取引された。
21日朝放送のワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の三菱東京UFJ銀行、村尾典昭氏は「米GDP上方改定で2011年第4Q以来の高い伸びを記録した。ドルは一時1ドル=104.94ドルまで買われた。その後米債券が買われ利回りが低下した後、1ドル=103.85円までドルが売られたが後戻した。FOMCで金融緩和縮小がスタート、不透明感が縮小したことがドル買いの背景となっている。株価、ドル共に堅調推移が見込まれ、クリスマス開けには1ドル=105円を試す展開も予想される。」と解説した。(了)
ミハイル・ホドルコフスキー(50)、ロシア元石油王が、ベルリン空港で、ゲッシア―元ドイツ外相と握手を交わしている写真と共に、ホドルコフスキー氏の声明文を20日付けWSJ 紙電子版が掲載した。前日、プーチン大統領は、年末恒例の記者会見の後、ホドロフスキー氏の恩赦を発表していた。21日朝放送のドイツZDFは、ウクライナでの反政府デモを取り上げた中で、メルケル首相は「EUとの間の扉は開かれている。平和的デモは可能だ。」と語った。プーチン大統領がブリュツセルを来年1月に訪問し、EU首脳と意見交換する。」と伝えた後、ホドルコフスキー氏がベルリン空港に着いたことを写真入りで報道していた。日本のメディアの当件の扱いはほとんどない。北方領土問題が出て来た時に限って、ロシアが登場する。北朝鮮問題では、拉致被害者問題が起これば取り上げる。北もそのあたりを熟知している。拉致問題をニンジンに日本を巧みに利用する。
先のWSJ紙によれば「ホドルコフスキ―氏はドイツにいる妻、子供と再会する。モスクワで入院中の母親もドイツに向かう。」と書いていた。こういうニュースを見聞すると表に出ていなかったが、ことは水面下で静かに進められていたことが今明るみに出て来たことがよく分かる。今朝放送の英BBCもホドルコフスキー氏への恩赦、その翌日にドイツの空港に突然現れた。なぜ今なぜなのかと問いかけニュ-スを終えていた。ソチ・オリンピックを50日後に控えて人権問題に対する各国首脳の批判をかわそうとしていることは明らかだろう。ロシアとの関係では、アメリカもスノ―デン元CIA職員の扱いやミサイル防衛システムをめぐりぎくしゃくして来ている。シリア問題、イラン問題もアメリカの対ロシア政策の方向性が揺らいでいる。
一方、20日、NY市場は、アメリカの7~9月期GDP改定値が3.6%増から4.1%へ上方修正されたと米商務省の発表後、NYダウは急反発、あと売られ、前日比42ドル高、16,2211ドルで取引を終えた。ナスダックは46ポイント高、4,104ドルと2000年9月来の高値を更新したと20日付けWSJ紙電子版にMattJarzenmsky記者が書いていた。NY原油{WTI}はバレル99.82ドル、NY金は1205.10ドルで取引を終えた。NY債券市場では債券が買われ、利回りは2.9%台から2.894%へ低下した。外国為替市場では1ドル=104.07~08円、1ユーロ=142.29~34円で取引された。
21日朝放送のワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の三菱東京UFJ銀行、村尾典昭氏は「米GDP上方改定で2011年第4Q以来の高い伸びを記録した。ドルは一時1ドル=104.94ドルまで買われた。その後米債券が買われ利回りが低下した後、1ドル=103.85円までドルが売られたが後戻した。FOMCで金融緩和縮小がスタート、不透明感が縮小したことがドル買いの背景となっている。株価、ドル共に堅調推移が見込まれ、クリスマス開けには1ドル=105円を試す展開も予想される。」と解説した。(了)