(学校で教えてくれない経済学)
「ホワイトハウスのレビット報道官は、26日、貿易相手国、地域との貿易交渉で決定した7月9日期限をトランプ大統領が延長する可能性があると述べたと語った。トランプ大統領は二期目の米大統領就任後はじめてパウエルFRB議長と会談した。利下げをしないのは間違っていると話した。」と26日、WSJ紙電子版が伝えた。
26日、ブルームバーグ電子版は「①26日、NY市場では、FRBは利下げを再開する。利下げにより米企業の業績を後押しするとの期待が広まり株価は値上がりした。エヌビディアを中心に大型ハイテク株が買われ続伸した。貿易交渉の進展や中東情勢の緊張緩和が投資家に安心感を与えた。②5月の米耐久財受注は前月比16.4%増(4月:マイナス6.6%)。③6月21日迄の新規失業保険申請縁数は23.6万件(前週比:1万減)、継続受給者197.4万件(前週193.7万件)と21年11以降で最も高い。米企業は採用にブレーキをかけた。現状を維持している。」と伝えた。26日、ロイター電子版は「習主席は7月6日ブラジルで開催のBRICS会議に欠席すると発表した。習氏のBRICS欠席は初めて。プーチン露大統領も欠席する。プーチン氏にはICCから逮捕状が出ており昨年の南アフリカでの開催も欠席した。習主席欠席にはブラジルとインドが親米的動きを強めているためとの憶測が出ている。」と伝えた。
6日、NY市場でダウは43,386ドル、404ドル、0.94%高、S&P500は6,141と48ポイント、0.80%高。ナスダックは20,167と194ポイント、0.97%高で取引を終えた。個別銘柄ではエヌビディアが155.02ドル、4.81%高、1銘柄でダウを43ポイント押し上げた。恐怖指数VIXは16.53と1.37%低下。米10年債利回りは4.242%と1.12%低下。NY外為市場で1ドル=144.42円、0.56%安。1ユーロ=168.99円、0.20%安。1英ポンド=198.29円、0.10%安。NY原油(WTI)はバレル65.53ドル、0.35%高。北海ブレントは同66.92ドル、0.35%高。NY金はオンス3,345.60ドル、0.03%安。ビットコインは10万7,629ドル、0.25%高で取引された。
27日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①スターマー英首相は26年度社会福祉予算削減案に労働党議員120人が造反、党内からの圧力に晒されている。スターマー首相は予算は党内の意見によらない。国民の意見によると議会で答弁した。②ハマネイ師(86)は「イランはイスラエルに勝利したと12日戦争終結を宣言した。黒焦げの国営放送ビルを公開し米国を信じることは出来ないと述べた。停戦発表後3日経過した。国民は停戦でほっとしている。」と伝えた。シンガポールCNAは「①上海協力機構10国会議にパキスタン外相、国防相が参加した。インド外相はインド、パキスタン紛争はパキスタン側に責任があると繰り返した。②NY市場でエヌビディアの時価総額が3兆6,700億ドルと再び脚光浴びている。」と伝えた。韓国KBSは「李大統領は就任後初の議会演説で経済復活を最優先すると述べた。②北朝鮮はロシアに6,000人の兵を送ると発表した。」と伝えた。(了)