座位での巨鍼療法
水玉の痕は他の治療院で治療を受けたものです
さて、いよいよ巨鍼を習うときがきました。
最初に張先生がゴム製の平板を持って来て、「これに巨鍼を刺してみなさい」と言う。
内心「習う前から?」と思ったのですが、そこはやらなといけないので、やったのですが、硬くて刺さりません。
すると、ちょっと喜んだようで、今度は張先生の患者さんを連れてきて、
「この患者は膝が痛いんだがあなたが治療してみてください」と言う。
これは中国で技術交流をするときに、よく行われる方法で、こちらの腕を試すのです。
「きたか!」と思いながら、骨格矯正鍼で矯正して見せたら、
「素晴らしい、素晴らしい、ではこの人はどうだ」と別の患者さんを連れてきた。
すると通訳の方が、「先生の技術に驚いていますよ、やってあげたら、巨鍼をすぐに教えてくれると思いますよ」というので、そのまま治療した。
そして次の患者さんは、確か膝が痛い患者さんだったと思いますが、
「この人の足三里から足首まで巨鍼を刺してみなさい」と言う。
「ええーっ!!!まだ習ってないのに!」と思いながら、先ほどの通訳の話を思い出し、「張先生より私が下手だと思えば教えてくれるんだな」と考え直し、「はい。やってみます」と、巨鍼を刺したが上手くいかない。
でも、それが良かったと思います。
張先生は、「よしよし」という感じで、巨鍼の技術講習をすると言い出したのです。
すると、妻の佐智子が、「私の背中に刺してもらって、先生(私のこと)に何かあったら、この技術は持って帰れなくなるから」というので、佐智子から巨鍼を受けることになった。
次に私です。
巨鍼を刺してもらっても、思ったより痛くない。
「これなら大丈夫だな」と思った。
すると、張先生が、「毛沢東みたいな人たちですね」と言っていたそうで、通訳の方に意味を聞いたら、「毛沢東と同じように、大衆のことを先に考える人ということ」ということだったらしい。
もっと書きたいのですが治療があるので、きょうはこれぐらいで。(^o^)
巨鍼療法講習会のご案内
日時 :6月23日(日)13:00~15:00
会場 :新城針灸治療院
参加費:20.000円(税込)
講師 :新城三六(日本巨鍼療法創始者)
会場 :新城針灸治療院
参加費:20.000円(税込)
講師 :新城三六(日本巨鍼療法創始者)
申込 :06-6765-7622(木、金、土以外は留守録)
shinjo36アットマークsunny.ocn.ne,jp