
赤丸のところに皮内鍼が刺さっている
経絡は使いようによって面白いことが起こります。
写真の方は、赤丸で囲んだところ(大腸経)が怠くてペットボトルが開けられない、と言います。
主訴は別の症状でしたので、気にしてなかったのですが、腕に貼られた皮内鍼を見て、
「これはどうされたんですか?」と聞いてみた。
「ここが怠いんですが、痛くてペットボトルが開けられないんです」と言います。
「そうですか、今やってる鍼にちょっと別のツボを加えると治まると思います」
と言い、別のツボを加えた。
「どうですか?」と聞くと、
「ペットボトルを開けてみないと」というので、治療が済んでからご自身のカバンからペットボトルを出して来て、キャップを開けている。
「あ、開けられます。開けられますわ」と喜んでいた。
ベテランの鍼灸師にはつまらない治療法かも知れません。
しかし、「怠いところ」「痛いところ」を触っている治療師なら役に立つと思います。
こういう「不思議~~~」と思えるようなのが、「経絡の使い方」と思いますので、やってみてください。
どのツボを使ったかを考えるのが自分を成長させる方法です。(^o^)
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