ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

きのうの臨床実践塾 (スタッフ講習)

2019-03-25 11:48:16 | 診断即治療と虹彩学
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頭皮鍼の刺鍼訓練 



きのうの臨床実践塾(スタッフ講習)は、「起立性調節障害」の話から始めました。
起立性調節障害の患者さんは子どもさんが多いので、鍼灸院に来るのは少ないからか、参加者の反応は「今一つ」でした。(^_^;)

しかし、起立性調節障害の治療法として、「頚椎可動調整法」や「筋腱セラピー」(略称筋セラ)の実技をやりましたら、結構受けました。
まず、頚椎可動調整法ですが、これはTST(脊椎捻揺療法)からの進化系なのですが、1分程度で背中が解れ、それを術者も被験者も感じることができるところがいいと感じたようです。

子ども用に開発したテクニックですので、
ソフトです。
気持ちいいです。
子どもが喜びます。
もちろん大人にも使えます。
大人も喜びます。
しかも、1分程度の治療なので、術者の負担にもなりません。

次の「筋腱セラピー」は、筋膜リリースから考え出したテクニックで、これも気持ちいいものです。
ただ、この筋腱セラピーは、子供なら上肢・下肢とも使えるのですが、大人だと、上肢にはいいのですが、下肢には太さがあるのでやり難いです。

それから頭皮鍼への刺鍼法をやったのですが、これは子ども用ではありません。
頭皮鍼は、即効性があり、治療効果が高いし、少ない取穴で治療できますので、是非使ってほしいと考えているのですが、刺鍼の時に、鍼の刺し方が良くないと痛みのあるのが欠点です。

そこで、痛みの出ない方法を解説したのですが、それなりにできたみたいです。
「それなりに」と言うのは、やはり訓練が必要と思われるからです。
プロとアマの違いは、道具の使い方が違うので、そこを認識して、自分で納得するまで
「自分の頭で」訓練してほしいので、自分の頭への刺鍼法も解説しました。

それから患者さんへの刺鍼法を解説したのですが、これもやはり自分の頭への刺鍼訓練をしてからでないと、上手くいかないと思います。
鍼を刺すときに、「力で刺す」のは良くありません。
力は入れずとも、スムーズに刺鍼できるまで自分の頭で訓練する必要があります。
それをしてない鍼灸師は患者さんから嫌がられる可能性があるからです。

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