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米雇用情勢大幅改善、NYダウ198ドル高、マンデラ南アフリカ元首相死去を各国が哀悼

2013-12-07 09:00:25 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


11月の米雇用数、203,000人増、失業率、7.0%へ低下と6日、米労働省が発表した。エコノミストは雇用18万増、失業率7.2%と予測していた。Tapering(金融緩和縮小)を前倒し実施するには、アメリカ経済は十分な回復ではないと投資家は受け止めた。雇用統計待ちで様子見していた大量の資金が一気に株式市場へ流れ、NYダウは前日の68ドル安を取引開始後早々に埋め、198ドル高、16,020ドルと16,000ドル台を回復した。S&P500平均株価は1,805と1,800ポイント台回復、ナスダック株価指数も4,062へ4,000ポイント台をそれぞれ回復したと6日付けWSJ紙電子版にDanStrumpf記者は書いた。

欧州株もフランクフルト株価指数はドイツ製造業指数悪化を無視、米データを歓迎して前日比0.9%、ロンドン同0.7%,パリ0.7%それぞれ上げた。アジア株は上海は0.4%下げたが、東京は0.8%上げた。10年物米国債利回りは2.853%へ小幅下げた。NY原油(WTI)は前日比バレル97.74ドル、NY金は同1,228ドルと小動きだった。NY外国為替市場では、ドルは対円、対ユーロ共に買われた。対円では、1ドル=102.92~98円、1ユーロ=140.96~07円とそれぞれ円が売られた。

7日朝7時台放送のワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の三菱東京UFJ銀行、村尾典昭氏は「米雇用統計が大幅改善したことを受けて、米企業業績回復への期待感から幅広い銘柄が買われた。5営業日連続で値下がりしていた反動が出た。NY外国為替市場ではドル、ユーロ共に買われた。ドルは対円で1ドル=103円目前まで買われた。大幅株高で安全資産とされた円が売られた。円は対ユ―ロでも売られ、一時、2008年来の1ユーロ=141円台で取引された。12月17~18日に開かれる米FOMCの会合を注目している。米議会で民主、共和両党の歩み寄りがあると見られているが、米議会予算審議が今後の相場のカギを握るだろう。ドル円相場は株価が左右する展開が予想される。」などと解説していた。

今朝のワ―ルドWaveMorningでは南アフリカのマンデラ元大統領の死去を悼む番組を中国CCTV含め世界各局が流していた。中国CCTVは「習近平国家主席は、マンデラ氏は、アパルトヘイトとの闘いに打ち勝った。中国を二度訪れた。中国人民のみならず人類の進歩に貢献したと語った」と紹介した。韓国KBSはバイデン米副大統領と朴韓国大統領との会談の様子を伝えた。バイデン副大統領は「日韓問題の解消を求める」と伝えたが、朴大統領は「日本は韓国の重要なパートナーであるが、日本の歴史認識に対する考え方で歩み寄りが必要だ」と述べたと伝えた。韓国は具体的には明日12月8日発表するとしているが、イヨ島を含める防空識別圏を拡大する意向であると伝えた。フイリピンでの台風30号後2ケ月が経過し、避難先から続々帰還しているとフイリピン放送局が伝えていた。ワールドカップ開催を来年5月に控えて対戦相手の抽選が行われた。英BBC,ドイツZDF,フランスF2など各国がトップ扱いで流し、関心の高さを示した。日本では秘密保護法が7日成立した。国民が自ら選んだ代議士が決めたことを改めて厳しく受け止めるべきだろう。(了)

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