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米経済指数好調、米金融緩和縮小議論再燃、NYダウ5営業日連続値下がり(学校で教えてくれない経済学)

2013-12-06 10:20:05 | 経済学
米失業保険申請者数が予測32万件から298,000件へ予測を23,000件下回った。さらに米商務省が、7~9月米GDP統計暫定値2.8%増を3.6%増へ増額修正を発表した。2つの予想外の好調な米経済統計の発表を受けて、明日8日発表の11月米雇用統計でいい数字が出るのではないか。その結果、12月17~18日開かれる米FOMC会合でTapering(金融緩和縮小)が実施されるとの懸念が強まり、NYダウは前日比68ドル安、15,821ドル、5営業日連続で値下がりしたと、5日付けWSJ紙電子版で、ChrisDieterich記者が書いていた。一連の良い米国経済統計を受けて、米債券が売られ、10年物国債利回りは前日の2.841%から2.863%へ上昇した。5日のNY外国為替市場では、ドルが売られ、1ドル=101.75~77円、1ユーロ=139.10~16円で取引された。NY原油(WTI)がバレル18セント高、97.38ドル、NY金は、オンス15ドル安、1,233.20ドルだった。

6日朝6時40分放送のブルームバーグ出演のMattMiller記者は「Tapering(緩和縮小)が行われると云っては株を下げ、Tapering(緩和縮小)がFOMCで実施されないと分かると株が上がる。ただそれを繰り返しているだけだろう。」と持論を今朝も繰り返していた。先のWSJ紙電子版でも「NYダウは1年通せば、過去最高値を更新した。買い手がほとんどないところで、散発的な売りが出て値を下げた。Apple株は7億人のネットユーザーを持つChinaMobileでiphone販売権を確保したとのニュースを受け、株価は値上がりした。WaltDisney株は1株当り配当を86セントへ引き上げを材料に値上がりした。一方、金融機関に対する規制強化を盛り込んだボルカ―ル―ルが適用されるとして、MorganStanley,J.P.MorgannChase,Citigroupなど値下がりした」と書いていた。

6日朝7時台放送のワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の、大和証券CMアメリカ、大宮弘幸氏は「米GDP上方修正、米失業保険申請件数の減少を受けて、アメリカの金融緩和縮小が早期に実施されるとして株価は下げた。原油相場上昇の背景は、デンバー、マイナス13℃、シカゴマイナス14℃など寒波襲来で暖房用天然ガス相場が急騰、原油が値上がりした。明日発表の米雇用統計は18万5,000人増と予測している。予測以上に増加すれば緩和縮小論議から株は下がるだろう。」と予測していた。

6日朝のワ―ルドWaveMorningでは南アフリカ、マンデラ元首相(95)が6日未明死去のニュースを流し、オバマ米大統領、カメロン首相など各国首脳が哀悼演説を行う様子を写していた。フランスF2は元フランス植民地だった中央アフリカでキリスト教とイスラム教系現政権の間で対立がエスカレートして来た。国連安保理での満場一致でフランスの軍事介入を承認、早晩実施されると伝えた。カタール、アルジャジ―ラは、シリア難民が非人道的扱いを受け悲惨な状態におかれているとレポートしていた。ウクライナ大統領は国内のデモ渦中にもかかわらず中国を訪問、盛大な歓迎を受ける好巣を中国CCTVがテレビ画面に写していた。南京、ソウルでPM2.5大気汚染で小中高校で休校騒ぎと伝えていた。(了)

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