ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

素晴らしかった虹彩撮影

2009-06-25 10:15:00 | 診断即治療と虹彩学
先日の 健康講座 は、関西医療大学で教えている中吉隆之先生が、デジカメでの虹彩撮影方法を指導してくれた。
私たちが虹彩撮影をする時には、二人いなければ撮影はできないのですが、今回は一人で撮影する方法を披露してくれた。



臨床実践塾でも一人で撮影できる方法をご披露して頂いたことがありますが、今回は「自分で自分の虹彩も撮影できますよ」と聞いていたので、興味津々講義を拝聴させてもらった。
自分で自分の虹彩を撮影する方法。
これはデジカメの特徴を上手く利用した方法で、「な~るほど!なるほど、なるほど、なるほどねー」と感心し、深く納得しました。

さすが中吉先生です。
そこまで研究してくれたとはすごい!
この方法だと、家庭でも虹彩撮影ができるし、出張しても簡単に虹彩撮影ができるので、どこへ行っても虹彩やスクレラのお話や撮影ができる。
で、撮影された虹彩はというと、これがまた「お見事!」としか言いようのないデータなのです。



会場では電気を点けたままでしたので、マツゲの影も写ってしまいましたが、これぐらい撮影できれば文句無しに分析できる。
デジカメですので、スクレラを撮影する時にも使えるので、一石二鳥とはこのことだ。
これで虹彩学やスクレオロジーがさらに発展するに違いない。

「φ(・~・)ゞ えっ?!分析方法ですか?もうちょっと待ってください。ぼちぼち本を書いていますので・・・」

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FOMC声明文発表後下げ、NYダウ23ドル安(学校で教えてくれない経済学)

2009-06-25 09:38:10 | 経済学
6月24日のNY株式市場は、5月の米耐久財受注高が、予想以上に伸びたことを背景に高く始まり、一時前日比100ドル以上値上がりした。ところが、米FOMC(公開市場委員会)が終った頃から下げに転じ前日比23ドル安、8,299ドルで終了した。

FOMCは、政策金利を0~0.25%、公定歩合を0.5%に据え置きを決め、声明文で、景気の下降スピードは鈍化するが、デフレ懸念を指摘した文言は削除した。ただ、国債買い取り額を据え置いた。

米FRBが国債買い取りを増やせば、金利が下がる。先回りして株を買っていた投資家がハシゴをはずされた。さらに、ボーイング株が、ドリームライナー就航延期を材料に、前日に引き続き売られ、前日比6.2%安、アメリカンエキスプレス株がクレジットカード焦げ付き増加を材料に2%下げたこともこの日のNYダウの足を引っ張った。

今朝のNHK・BS「おはよう世界」が紹介するブルームバーグによれば、相変わらず薄商いが続いていると指摘、夏場は商いが細るのは驚かないが、株式市場に活気が戻って来ないかぎり早期の相場回復期待は難しいだろうと解説していた。

米FOMCは、声明文の中で、米国経済の安定の兆しを指摘したが、個人消費の減少は継続、企業は人減らしと投資を控えていると指摘したこともマーケットは弱材料と捉えた。

NY外国為替市場では、ドルがやや買い戻されて、1ドル=95.70~72円、1ユーロ=133.31~39円で取引された。ただ、ドル売りの圧力は相変らず続いている。

NY原油(WTI)先物相場は、前日比バレル57セント安、68.67ドルで取引された。ガソリン在庫が増えていることを売り材料に使ったが、全体として、様子見ている。70ドルを抜けて再び上を大きく目指すには、材料不足だと指摘する向きは多い。

経済アナリストの藤原直哉さんの最近の見解を読む機会があった。それによると、「米国政府は金融機関に粉飾決算を解禁、黒字を無理やり出させて株価を吊り上げて増資させ、投入済みの公的資金を返済させている」と物騒な話を披歴している。

今一つ、「クレジットカードによる借り入れの返済が出来ない債権者に、カード会社が一方的に債務を棒引きしている。これは資本主義のルール違反だ」と指摘している。今朝、アメリカンエキスプレス株が売られたのも用心深い投資家が逃げたのかもしれない。

火のないところに煙は立たない。臭い物に蓋をしても鳥の嗅覚なら見抜くだろう。(了)

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T社株主総会風景

2009-06-25 06:17:24 | スケッチ


T社株主総会風景

江嵜企画代表・Ken



 合繊メーカーT社株主総会風景をスケッチした。ご婦人の姿を探したが今年は少なかった。お歳をめした紳士が大部分である。あらかじめ配布された営業報告書には、図をふんだんに付けて、わかり易く書いてあった。ところが、朝10時から11時10分ごろまで延々と同じ内容をスクリーンに写し、ナレーションが続いた。出席株主は、文句ひとつ言うでなし、シーンとして聞いていた。
 430億円の赤字は既に発表済みである。1株10円から2円へ大幅減配を決め、株主に既に支払われている。会社は、2020年に、1000億の黒字にするという。外国人とおぼしき株主も会場にいた。彼らがどんな感想をお持ちなのか是非お聞きしたかった。
 なぜ株主総会に出て来たのか。出席株主がどのような質問をするのか。それに経営責任者がどう答えるかを聞くためである。
 5~6名が質問した。一番先に手を挙げた株主は、円高、原油高を業績悪化の理由にあげているが、経営者として、何か手を打っているように感じない。説明して欲しいと聞いた。
 グループ財務責任者のK氏は、「円高には為替ヘッジをしている。海外経由の取引を30~40%まで拡大など中、長期的対策も実施している。ただ、バレル147ドルの原油はカバーできなかった。」と答えた。聞いていて、甘いかもしれないが、正直、K氏の説明に誠意を感じた。
 次に立った株主は、430億円の赤字の中身を聞いた。担当役員のT専務は、いつものようにクールに、項目羅列的に答えた。合繊ファイバーの大幅欠損、海外企業2社の業績悪化などを説明したあと、構造改革して業績回復に全力で取り組むと話した。
 最後になった株主は、回答不要と前置きして、株価を上げてほしい。株価1000円で一人前。500円は半人前。せめて来年3月期末までに半人前まで戻してほしい。経営に全く緊張感が感じられない。小会社の吸収、売却など通じて、資本、人材をもっと活用すべきだと訴えた。
 2020年に利益1000億はいかにも勇ましい。大きなことをおっしゃる前に、計画が絵に描いた餅にならぬよう、目の前の日々の地道な努力を積み重ねて欲しい。それがささやか1000株株主としての思いである。(了)

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