ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

ハゲた妊婦の疲労(円形脱毛)・・・連載6

2005-06-29 10:07:30 | 診断即治療と虹彩学
【ハゲた妊婦の疲労】・・・と、こんなタイトルで記事を書いた方がいる。

その記事は、こちらですが、妊婦はいろんな臓器に変調が出てくるもので、
両頬にできるシミ(鼻を挟んで蝶々のような形)は肝臓の代謝低下ですし、
頬骨に沿ってできるシミは腎臓機能の低下です。

それは、胎児の成長に伴って、臓器が圧迫されてしまうからですが、妊娠後期
の8ヶ月以後には、妊娠腎も発症し易い。

妊娠腎は腎臓の機能に障害が起きて、むくみ、タンパク尿、高血圧等の症状が
出てくるのですが、腎臓の機能が落ちると、頭髪にも影響が出てきますので、
この妊婦さんのように、「ハゲた妊婦」になっても不思議ではない。


・・・では、どうすればいいのだ!!!




東洋医学では、「恐驚(きょうきょう)して腎を病む」と言いますので、ビクビ
ク(恐れ)やビックリ(驚き)がストレスとなるのもわかるのですが、「ストレス」
というのは個人によって受け止め方や反応の出方が違うし、「ストレスが原因」
とすると、解決策は身近な人間関係まで検討しなければなりませんので、ここ
ではストレスを傍に置いといて、別の角度から考えてみることにします。

妊娠腎を起した方の食生活を聞いていますと、動物性タンパク質や脂肪分、
そして砂糖や果物を摂り過ぎているようですので、その逆をやればいい。
それらの食品を摂り過ぎると、臓器に脂質が溜ってしまい、こうなります。

そして、腎機能を高めるためには、小豆や発酵食品が役立ちますので、小豆や
発酵食品(味噌、納豆、古漬け、糠漬け等酸味のある食品)を摂るようにする
といい。

浮腫みや便秘のある時は、小豆を多目に食べたほうがいいので、その時は
≪小豆・コンブ≫を食べるのがいいのですが、「面倒だ!」と思う方は、
小豆をそのままご飯やお汁に入れて炊けばいい。

10数年前に、「誰でも、どこでも、いつからでも始められる健康料理」という
ことで、≪ミネラルスープ≫というのを考えたことがあり、7月2日発売の健康
雑誌≪はつらつ元気≫にも掲載されるのですが、これは重症の患者さんにも治
療効果を発揮してくれますので、妊娠中の方のいろんな症状にもお勧めです。



この記事を、臨月の妊婦さんが見ることもあると思うので、書くのはどうかと
悩むのですが、ネットをされている方でしたら、いろんな情報が入っていると
思いますので、ちょっと書き添えることにしました。

それは、妊娠腎が原因で、分娩の時に、めまいや吐き気が起こり、次いで全身
が痙攣したり失神を繰り返すことがあるということで、そのような状態を避け
るためにも、妊娠中は 食生活 が大切なのです。


あっ、一応私も鍼灸師ですので、付け加えておきますと、ツボ刺激で(当方で
は後日のトラブルを避けるために、ピップエレキバンや温灸等を使います)、
臓器器官のバランスを整えるのも、非常にいい方法ですが、ツボ刺激だけに
頼るのも間違いの元になりますので、基本に食事、次にツボ刺激での臓器
バランス調整、と考えてください。


妊婦の皆さん、
どうぞ元気な赤ちゃん
を産んでください!

コメント (6)
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NY原油高小休止、NYダウ大幅反発-学校で教えてくれない経済学

2005-06-29 08:08:44 | 経済学
 6月28日、NYダウは、NY原油8月物WTI相場が、2.39ドル
3.9%急落、58ドル台へ戻ったことを好感して、114.85ポイント
大幅上昇した。

 NY原油が3連騰でバレル60.54ドル新高値をつけたところで
商い閑散の中、一端利益確定売りが出たとWSJ電子版は伝えている。

 今回のNY原油下げはあくまで一時的であり、このまま、原油相場が
値下がりを続けると見る石油専門家は少ないようだ。

 世界の原油需要は強く、供給不安を煽る材料には
事欠かないからだ。

 NYダウ反発の材料として、6月度の米消費者信頼感指数
(コフエレンスボード)が予測の105を上回り、ここ3年来
最高の105.8を記録したことが指摘される。

 上記コンフエレンスボード指数で、「就職が難しい」
(Hard to get )が「就職先が多い」(Plentiful)を
3年振りで下回ったことを指摘して、「米雇用状勢は
この先数ケ月堅調に推移する」と見る一部エコノミストの
見方をWSJ電子版は紹介している。

 6月28日、NY為替市場で、原油安、米雇用状勢を好感して、
ドルがほぼ全面高となった。

 対円で、1ドル=110.01円、対ユーロで、1ユーロ=1.2059ドル、
対スイスフランで、1ドル=1.2812スイスフランヘドルは値上りした。

 対円だけでなくアジア通貨に対してドル上昇が目立った。

 対韓国ウオンで1ドル=1024ウオンへ、対タイバーツでも
1ドル=41.20バーツへいずれも、ドルはここ8ケ月来の高値をつけた。

 このところ人民元切り上げを材料にアジア通貨売りをはやしていた。
それが、人民元切り上げの早期実現が難しいとの観測から、
アジア通貨が改めて売られたようだ。

 原油相場が小休止したことを材料に、豪州ドル、ニユージーランドドル
など資源国通貨も売られた。

 原油新高値更新を背景に、國際商品相場反発を材料にして、
資源国通貨がこのところ買われていた動きに一端調整が
入ったためと見られる。

 ドル反発の背景に米利上げ継続が指摘出来る。

 6月末開催予定の米FOMCで短期金利のFFレートを
0.25%引き上げが予測されている。

 年末までに再度0.25%利上げがあれば、都合
3.5%となり、景気低迷で利下げ気運が出ている欧州通貨、
ユーロ、英国ポンドに対して、利回り格差からドル買い優勢
の流れが続くかもしれない。

 NY原油高小休止、NYダウ大幅反発。

 原油・為替・金利動向には引き続き目を離すことは出来ない。(了)

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