ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

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ルネ欠乏症解消旅行③

2007年02月12日 | カナダ旅行記
 ルネ欠乏症解消旅行記第3回。前回に引き続きカナダで出会った食べ物編です。


♪メープル・シロップにはまる♪

 カナダ土産の定番といったら『メープル・シロップサトウカエデの樹液を煮詰めて作られたケベックの特産品です。『メープル・シロップ』は、カナダ開拓時代、先住民族を看病したお礼に作り方を教えてもらった修道女によってその製法がもたらされ、フランス人開拓者の間で広く作られるようになったのが最初とされています。ミネラル分が豊富で滋養のあるメイプル・シロップは、最初は薬として用いられていたくらいです。日本では一般的に、「ホット・ケーキにかけるシロップ」という認識しかないように思いますが、生産地ならではの料理法があり、砂糖よりヘルシーだし、日本人の味覚に意外と良く合っているので、そちらも紹介していきたいと思います。

◇何故メープル・シロップにはまったか

 私がメープル・シロップにはまったのは2度目のカナダ旅行の時。それまでは、ルネの国カナダの名産品であるにもかかわらず、全く興味が無く、むしろ、お土産の定番『メープル・クッキー』の独特な匂いが苦手なくらいでした。
 ケベック・シティでのフリー・タイムはオプショナルツアーのオルレアン島観光!オルレアン島は、ルネデビューした時に住んでいた『白い家』のある、セント・ローレンス川の中州にある島です。そしてツアーには、メープル・シロップの工房見学と工房が夏季限定で経営するレストランでの食事がセットされていました。『ウルルン滞在記』で取り上げられた時、懐かしさのあまりビデオ録画もしましたが、冬季に栄養を蓄えたカエデの樹液を集めてシロップを作り、夏季はメイプル・シロップ料理を出すレストランを経営している工房がケベックにはたくさんあります。自社製のメープル・シロップをつけて食べる自家製パンもさることながら、そこで食べたメープル・シロップ料理が、それはそれは美味しかった!メープル・シロップって、こんなに美味しかったの?!・・・・と、「目から鱗」でした。「ルネもきっと食べてたのねsymbol1」なんて思ったら、もう、はまらずにはおれません(笑)。

◇ソーセージのメープル・シロップ漬けは豚の角煮の味

 煮豆ならまだしも、ソーセージやハムのメープル・シロップ漬けと聞いて、美味しそうと思う人は、まずいないでしょう。ミス・マッチな組み合わせや「○と○を合わせると○の味」というのが流行りましたが、その話題で私が必ず出すのがこれ。騙されたと思ってやってみていただきたい。ハムやソーセージの塩分と香辛料が、メープル・シロップのコクのある甘みと絡み合った時、じっくり煮込んだ豚の角煮の味わいになるのでした。ケベックのホテルの朝食でも、バイキングの料理にありました。煮豆クレープのメープル・シロップ漬けも美味!我が家では、煮物や卵焼き、ごま和え等に砂糖の代わりに使うのが好評です。メープル・シロップのコクが何とも良い味!砂糖より甘みがまろやかでミネラル分を多く含んでいるのでお勧めです。昨日も鶏レバーのすき焼き風煮込みに使いました。5歳の息子がばくばく食べてくれて私も大満足!

◇超特大ボトルとメープル・バター

 ケベックでは、レストランにメープル・シロップのでかボトルがドカーンと置いてあったりします。その大きさたるや、業務用かと見まごう特大のボトル。大きさ的に見て、1.8リットル入りがテーブルに置いてあるのは圧巻です。どこでもというわけではないでしょうが、モーニングを食べに入ったレストランで見つけてびっくりしました。それもかけ放題!すでにはまりきっていた私が、大喜びでたっぷりかけまくったのは言うまでもありません(笑)。
 また、メープル・シロップは加熱時間の度合いによって『メープル・バター』や『メープル・シュガー』になります。『メープル・ゼリー』なんていうのもあります。私のお気に入りはメープル・バター。お土産に差し上げた方も大絶賛の美味しさ。さらに『メープル・キャンディー』。煮詰めたメープル・シロップを雪の上に垂らして急速冷却した物を棒に絡めて楽しむ方法です。前述の工房では、夏季でも希望すれば冬の間に保存した雪で作らせてくれます。今年は暖冬の雪不足ですが、これをお読みの雪国の方、やってみませんか?


 ・・・・ということで、食べ物編は更に続く。

※ カナダびいきのねつ造記事ではありませんが、味覚の好みがあると思いますので、「ソーセージのメープル・シロップ漬け」等への苦情はお受けできません。そのためにわざわざお買い求めになる方はいらっしゃらないと思いますが、煮物やごま和え等で砂糖代わりにお使いになっていただければ幸いです。


newちょっと新情報

♪日本のTV番組に出演した時のルネ♪
高島忠夫氏の司会による番組にルネが出演し、昔のVTRを見ているようです。歌っているのは「ジャンバラヤ」の一部。
http://www.youtube.com/watch?v=lDeMcXWAeZw

♪26歳のルネが歌う「ミドリ色の屋根」♪
「今夜だけ復活!栄光のアイドルスター達」という番組に出演したルネです。私は初めて見ました。26歳のルネが歌う「ミドリ色の屋根」をお楽しみ下さい!
http://www.youtube.com/watch?v=Ftu2YswUMM4
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ルネ欠乏症解消旅行②

2007年02月10日 | カナダ旅行記
 ルネ欠乏症解消旅行記第2回。今回はカナダの食べ物及び食事のエピソード編。


 旅行での楽しみと言ったら、やっぱり食事! 旅行に行ったらご当地食材を使った料理を堪能したい派の食いしん坊な私は、海外旅行に行っても日本料理の店を探す人の気が知れません。インスタントの味噌汁や梅干しを持って行くという話も聞くけれど、私は2度のカナダ旅行で、日本食を恋しく思ったり、帰国後純和食の食事に走ることは有りませんでした。むしろ1度目のカナダ旅行の最終日、和食だったのが不満なくらい。帰国したら毎日食べられるのに、何故わざわざ★ せっかくカナダに来ているのにもったいない!・・・・という感じです。もしかしたら、もう2度と来れないかもしれない場所だからなおのこと。そして、ルネの母国カナダだからこそ、より一層そう思ったのでありました。

 放っておいても食事の時間は来ます。だからエピソードや気づいたことなども結構あります。海外旅行に行かれたことがある方は多いと思いますが、お楽しみいただければ幸いです。


♪時刻変更線の怪★夕食が2回♪ 

 飛行機に乗った時刻にもよりますが、午後早い内に搭乗すると、3時のティータイムに続いて夕食が出ますよね。座ったまま、運動といえばトイレに立つこと位なのに、時刻変更線を越えたら、また夕食が出るのには困ってしまいます。もちろん、2度目の夕食ですからお腹は空いていないし、完食はできません。別に残せば良いんですけど、子供と思われていた私に対し、カナディアン航空のスチュワーデスさん(この表現で年がばれる?!)は「Oh,No!」のジェスチャー★ 「子供がこんなに残して★」みたいな感じ。この航空会社は結構ベテランな(年季の入った)方が多いけど、もしかすると私の方が年上かもしれないのに、そりゃ無いよね!失礼な★・・・・と思いつつも、小心者の私は、「郷に入れば郷に従え」で、それ以降できるだけ食べ物を残さないように努力したのでした。


♪超大盛りチャーハンと下げ底チャーハン♪

 「食事に困ったら中華料理屋を捜せ」というらしいのですが、2回のカナダ旅行で1回ずつ中華料理屋で食事をしました。1回目の旅行の時、欧米の食事は量が多いことは分かっていたので、同じアジアの料理なら量も同じ感覚だろうと踏んで頼んだら大間違いでした。1人で1皿ずつ注文したところ、一皿が超大盛り★ パーティー料理の盛りつけか?!という量。日本人の感覚の大盛りでも2皿分以上は有ろうという大山がそびえ立っていたのでありました。一瞬硬直★ そして、取りあえず食べ始めましたが、減らない!味は良いんだけど、量が普通じゃない。でも、隣のテーブルの、見るからに典型的な恰幅の良い欧米人のご夫婦の同じ料理は、更にそれよりも一回りは山が大きい。私たちの体格をみて、量を加減してくれていたのでしょう。でも、食べられるかどうか、さりげなく店員さんが様子をうかがいに来るのです。ううっ、プレッシャー★ 機内食での経験から、友人と2人で必死で食べました。大食い選手権で最後の力を振り絞って食べる選手の如く!!そして、死ぬ思いで食べ終えてレジを済ませると、マメに様子を見に来ていた店員さんが満面の笑みで送り出してくれたのでした。ああ、食べきって良かった・・・・と思ったのは言うまでもありません。

 2度目の旅行では、1度目の経験から慎重に料理を選びました。でも、野菜が不足しがちな海外旅行の食事を意識して、フランス料理店でサラダを1人1皿注文したら、これまた大山盛りのサラダが来てしまい、それだけでお腹が一杯になってしまいそうだった私たちは、中華料理店では更に慎重に料理を選びました。まずは1人1皿同じ種類の料理は注文しないようにして・・・・。今度の店のチャーハンは、高い足付き蓋付きの食器に上品に盛られてきました。量も2人で丁度良い感じ。学習能力ー♪大正解ー!・・・・と喜びながら食べ進めましたが、そろそろ皿の底にスプーンが当たるであろう位置に行っても、なかなか食器に当たらない。そしてびっくり!『上げ底』ならぬ『下げ底』の食器だったのでした。更に下がった部分に詰まっている分が、満腹のお腹には結構重い量★ 予想不可能な『下げ底チャーハン』は、今では良い想い出です。


♪食事は仏系カナダの方が美味しい♪ 

 カナダ旅行でかなりポピュラーに出てくるのがロブスターアルバータ牛。ロブスターは日本の伊勢エビ等と比べると大味。アルバータ牛はさっぱり系でしっかりした肉質。ルネも来日した時のインタビューで言っていましたが、日本の料理の方が美味しいと思います。また、申し訳ないけれど、仏系カナダの食事の方が美味しいです。開拓時代、食べたい食材が手に入らなければ、代用品を作ってしまった仏系カナダの人たちは美味い物好き。美食は罪悪と考える傾向にあるイギリス系とは違っています。ただ、多民族国家のカナダですから、今はもっといろいろな料理が選べるでしょう。バンクーバーで有名になった『カリフォルニア・ロール』は食べに行きませんでしたが、豊富な海の幸を生かした日本料理店もたくさんできていますしね。


・・・・ということで、食べ物編は「ルネ欠乏症解消旅行③」に続く。(まだ続くのか?!・・・・さんちゃんの突っ込み) 
コメント (3)
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ルネ欠乏症解消旅行①

2007年02月09日 | カナダ旅行記
 私はカナダが大好きです。もちろんルネが住む国だから! そして、人にも自然にも優しい国だから。海外旅行に行くなら、是非一度はカナダに行っていただきたいです!


♪憧れの国カナダとルネ欠乏症♪

 ルネ・ファンになってからずっと憧れ、いつかは行ってみたいと思っていたカナダ。しかし、カナダは遠く、カナダ旅行が実現したのは、ファンになってから20年以上経ってからのことでした。ところが、幸運としか言いようがないことに、1度目は、ルネのデビュー25周年の年だったのです。そんなこととは知らない私は、思いがけず、現在の私のCDコレクションのほとんどを手に入れることができたのでした。カナダに行ったら、絶対にルネのCDを買うぞっ!!・・・・と意気込んで行ったルネ欠乏症の私にとって、この偶然は最高の特効薬でした。それ以前の私は、ルネのCD(昔はレコード)を見つけ、そのアルバムのタイトルを読もうとしても読めずに目が覚める夢を定期的に見ていましたが、それ以降は見なくなりましたから。


♪ルネ馬鹿のカナダ旅行とカナダ旅行事情♪

 私はカナダに2度行っています。1度目は友人と。2度目は新婚旅行で主人と。1度目はバンクーバーからナイアガラ・フォールズまで。カナディアン・ロッキーとカナダの大自然を満喫する西部カナダのコース。2度目はナイアガラ・フォールズから首都トロント、ケベック・シティ、プリンスエドワード島を巡る東部カナダのコース。私は2回のカナダ旅行でカナダを横断することができたのでした。ただし、それは計画したわけではなく、たまたまそうなっただけです。理由は簡単。英語力とツアーの数の関係。1度目は英語力に不安があったため、添乗員同行ツアーで団体。2度目は、1度目の経験から、英語力がそこそこでも、カナダの人は話かければ話をよく聞いてくれるから大丈夫だと分かったことと、新婚旅行だったということも有り、現地係員が案内してくれるツアーで2人だけ。            

 ケベック・シティオルレアン島モントリオールに行きたいと思っても、今ほど東部カナダのコースが多くなかったので大変悩みました。1度目は東部カナダ自体を断念せざるを得ず、2度目は『赤毛のアン』のプリンス・エドワード島が付いているツアーで、モントリオールを断念しました。『赤毛のアン』は好きですが、ケベック州をじっくり観光するツアーは無く、泣く泣くこのツアーに決めました。でも、一番不幸だったのは主人。ヨーロッパに行きたかったのに、私の気迫に負けてカナダに決定(旅行会社の人は私たちの様子を見ていて「ああ、これはカナダに決定だな」と思ったそうです 笑)。何故カナダなのかを知ったのは、新婚旅行に行ってからだったのですから。その上、ルネのCD探しやら、オルレアン島でのルネの家探しやらに付き合わされ、挙げ句の果てに、現在妻はルネ・ブログに夢中 自分の選択の失敗に後悔したことでしょう。それから、友人きゅーちゃんには、旅行の手続きから何からやっていただいた上に、ここでは書けない迷惑をおかけしてしまいました。あの時は本当にすみませんでした。私がルネ・ファンと知っていて旅行先をカナダにしてくれたり、CD探しにお付き合いいただき、今も良き友人でいてくださって、本当にありがとうございます。2人とも、こんなしょうもないルネ馬鹿の私ですが、末永くよろしくお願いいたします。
 

 こうして、ルネを訪ねて三千里?!・・・・の私の2度に渡るカナダ旅行ルネ欠乏症解消旅行と化し、身近な人を巻き込みながら、たくさんの人に迷惑をおかけしつつ実行されたのでありました。(続く★) 
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