The Last ward from Southen Cross to my future

目の前にある林檎は本当に林檎なんだろうか。その林檎は腐っているから林檎だって気づかないだけかもしれない。

国のトップを簡単に変える国は信用できない。

2009-06-15 18:28:04 | Weblog
自民党内で選挙に向けて総裁選との話しまでメディアが記事にしているんだが、そもそも選挙前にこんなことを考えている議員の名前はしっかり記載しないと駄目だ。
日本国首相が小泉元首相からどれだけ短期で変わったのか忘れているんじゃないか?
それが日本国の信頼を著しく落としているって点も無視している。

成果を出した内閣がつまらない理由で大臣や首相を変えさせてきた。そんなにコロコロ変えてみても政策が実施されて結果が出る前に判断しているような気がする。
その例が郵政民営化だろう。その言い出した人はまずくなる前に逃げるというか、引退と発表したが、経済事情などの影響を考えて計画の見直しを議論と言えば、反対だけはする。まあ、息のかかった子分はかなりの数で党に残存しているから、安心ってことだったんだろうが、世間ではこの子分たちへの評価は相当厳しいもんで、自らは声を出したってことだろう。

この子分たちは選挙を控えて、各自の政策やら国政の方向性を明確に選挙民に訴えできないから、これまた総裁選前倒しとか騒ぎ出す始末だ。まさに御身第一だ。
しかし、自党の内閣が出した成果を無視して、選挙の人気のために総裁選という発想がどれだけみじめで馬鹿らしいのか、気づかないぐらいの馬鹿議員なのに、それでも自民党はこういった連中を与党としての位置を維持するために残すのか?
国政はタレントのように人気で総裁など選択できるって考えている時点で落選させないと本当に日本は駄目になる。実績がない議員の認定は辞めるとかしたらどうだ?むしろ、新しい人材を探して、そういったヤル気いっぱいの議員を公認した方が党だけではなく、国民にも利益になる。それとも党に貢献したから認定なんて甘ったるい人情で認定するならば、成果出して仕事してきた大臣を辞任させるような政党は辞任した大臣には情がなかったってことになると思うんだがなぁ。

どちらにしても選挙を控えて国民の支持率や人気のために首相を変えるなんて発想すうる政党は信頼など絶対にできない。首相が責任を負った決断できるような内閣を作れないって点で信頼はおけないんだが、まあ、巨像は末端まで神経がいってないから、損傷部分は切り離すぐらいの大胆な改革できなければ、次回選挙に勝ったところで、先行きは明るくはない。
これは民主党も同じだろう。あれだけ外国人参選権をメインに押し出してきて、同じ党内では反対が出てくるってこと。自分の政党がメインにしている政策に反対するって、入党時に知らなかったか、それとも選挙にかけてマイナス要素になるから反対しているのか、どちらにしても党に取っていらない人材かもしれない。

政党としてまとまることが本当に機能しているか? だからこそ政界再編が注目されるんだろう。そもそも政治体系にしても時代とともに変化している今、一概に右とか左と言い切れない。特に経済状況が悪化している今は、国民を放置して外国人優先など国政として本末転倒でしかない。実際に生活苦にあえいでいるのは、老人や低所得層だ。生活保護だけではなく、なんらかの援助をこういった苦しむ人に対してどう政策するのか、論点はそこだ。ところが実際には低所得層の数は少なく、大半は生活ができる人たち。だから、低所得層に対してどう対策するなど興味はない。雇用問題にしても実際に解雇されてい失業している年代で若者は注目されるが、40歳代後半はほとんど放置状態。喉元過ぎればって感じで失業者対策についても金だけで実際に雇用されるだけのスキルをどうつけさせるなどまったく明確にならないまま話題から消えた。
生活できるだけの賃金が手に入らなければ、国内経済は巡回しない。生活保護による支出増大についても時限的でないため、経済回復したところで受給者が労働するかと言えば、これも不確定だろう。
外国人労働者対策にしても労働ビザはポイント制じゃないし、単純労働者が失業した場合、結局は生活保護までは適用できたとしても後に日本で就労するためのスキルアップまでは決まってない。つまり滞在中に失業すれば、金は出るからはじめは仕事をしても解雇されたら天国ってことになる。実際そういった話題は外国人労働者間で伝わっているから怖いもんだ。税金を払っても生活保護もらえるなら、損しないってのは、どこか矛盾していると思うんだが、そんな是正も誰も政策上出さない。反面地方税は上がる一方だしなぁ。国政がどんなに日本国民を守ろうとしたところで地方が市民を守ることを優先にするならば、税負担は消費税以上に上がる。

治安の悪化も含めて、地方行政の責任は重いんだろうが、まあ、引越しすればいいってだけということもあり、誰も文句言わない。国民が自国を守るって意識しないといくら政治でがんばっても無駄って言ってる人もいたなぁ。

ここは2期ぐらいは同じ首相でがんばって基盤から構造改革して欲しいってのが本音だ。民主党が政権交代したところで、日本国という目的でまとまってないから、あそこも長くは続かない。むしろ、それを狙っての外国人参選権だろう。

小泉元首相は、ひっかき回したってのが本当の成果でしかない。
むしろ、安倍元首相や福田元首相の方が実績としては大きいんじゃないか?
そういった意味では麻生首相まで小泉政権の尻拭いで苦労しているとも言えるんだが、経済、有事では十分な成果を出している。これを変えようって自民党議員は変えるだけのメリットが選挙以外にあるなら、それを明確にしない限りは国内だけではなく世界からも自民党という政党の信頼性を下落させることになる。



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リーダの選択とは何か。

2009-06-15 12:56:03 | Weblog
複数の処理があるならば、複数の優先順位を決めて、総合して最も被害を少なくする選択を考える。優秀なリーダは優先順位を決めて判断する。ならば、少々の痛手を修復するよりも後々の大きな痛手がわかっているなら、そちらから優先して処理をする。

確かに実体経済に即影響もなく、放置していたところで害もない。むしろ、今手を染めて時間と人を費やすよりももっと別な処理に人と時間を費やす必要があるかどうか、そういった判断をした上での結論は必ずしもみんなの納得は得られない。
何故ならば、自分がやっていることは他の誰よりも重要だという自負ばかりで総合的に判断はできない。それを判断するのは総合的に情報を把握しているリーダーだけだ。ゆえにリーダーは孤独と言われる。

人材を有効に活かすのは、スキルだけではなく組織としてどう人材を配置し、利益を最大に出せるのか、そこまで考えた人事ができなればリーダにはなれない。

所詮、人材は駒でしかない、か。

補足:勝たなければどんな理想を述べようと、意味はない。正義で勝利が確約されるのはお話の中だけだ。現実は、勝利という実績こそが評価されるだけ。
圧倒的な強さは反発されるよりはむしろ反発しても打破できないというあきらめを抱かせる。だからこそ、力の固持こそ、すでに闘争中ということになる。

これを機に反内閣派は切り崩しに動くだろうし、まあ、野党に取っては最大のチャンス到来ってことだ。そもそも小沢元党首の汚職などあって当然と思っているから、今更無罪だろうが、有罪だろうが、民主党への影響は少ない。
反面、実績を重ねてきた自民党の内閣としては内部からの切り崩しの機会を与えたら、それこそ即崩壊となる。まあ、一番の癌は自民党内部の郵政民営化支持派ってことなんだろう。それ以外に利益を受けるものはないからなぁ。
本当に国民に取って郵政民営化が興味あるかと言えば、成功したところでメリットよりデメリットが多いため興味はない。むしろ、不透明部分で疑いを残したことの方がずっと興味をそそる。それをいくら正当化したところで、印象は変わらない。
ならば、この郵政民営化を見直すって方向に持っていかない限り、国民は疑惑を持ったままで自民党を見ることになる。

本当に残念なのは内閣が出した実績がこれでチャラになるってことだ。
1つの疑惑より10の実績といったところで、重さは何故か疑惑の方がずっと重い。
だから、小沢元党首でさえ辞任しろ、と民意は要求した訳だ。
これを理解できないで自民党は大臣に責任を負わせて誤魔化したって見かたの方がずっと大きい。ひとつには経団連が委員会をほぼ牛耳っていることだろう。行政改革というが、官から民に移行したところで、腐った構造はそのまま経団連関連が充実という構造を維持する限り民間企業になったところで、メリットはない。
国民のインフラを担う郵便を民間企業にすれば、コストが見合わない地域などは切り捨てされるか、特別料金とかで辺境地などへの料金はあがるだろう。
これって国民からすればすごく差別なんだよ。公共サービスは公平じゃないとなぁ。みんな自分たちの利権ばかりでこういった点で議論を明るみに出さないでいた罰だろう。離島や山奥などで生活している人は公共サービスで差別されているって騒がない限り、改善されないよなぁ。同じ国民で国税も払っているのに、サービスだけは差別されるってことだ。

郵政民営化への移行の何が不透明で問題なのか。また、郵政民営化が完了したときの国民へのメリットとデメリットを明確にするしかないだろう。
ところが運がいいのは、そんな議論より有事や経済対策の方が危機に瀕した日本としては重要ってことでしかない。そう考えるとやはり大臣辞任までの必要はなかったんじゃないかと思うんだが、辞任してもらわなければ困る人たちを優先する要件って何だったんだろうか? 経済とか有事とは思えないん。そうすると選挙でしかないんだが、これもそういった人のおかげで選挙で勝てば、ますます選挙後に郵政民営化の自由度はなくなり委員会やらの好き放題で進むってことになる。
選挙で負ければ、賛成派を排除できるか、と言えば、それも難しいだろう。なにせ数が必要だから排除したらますます意見を通せる可能性はなくなってくる。
どちらにしても賛成派を維持して、という手しかなかったんだろう。

日本国民のための日本の政治ってどこの政党が言い出せるんだろうか?
まあ、外国人参選権や日本国民よりも外国人優遇策をどれだけの日本人が不満に感じているか、いいかげんに把握して、このあたりをしっかり攻めないと日本人が住む国は失われる。日本人が持つ習慣や文化も失われるか? 本当にいいんだろうか? 自由とは今までの習慣や文化を維持したいと望む人も外国からのいいなりで新しい文化や習慣を作ろうという人と共存はできないもんなのか?


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