The Last ward from Southen Cross to my future

目の前にある林檎は本当に林檎なんだろうか。その林檎は腐っているから林檎だって気づかないだけかもしれない。

民主党党首ではないが、確かに自民党は選挙で与党となるつもりはないようだ。

2009-06-03 19:58:18 | Weblog
未だ郵政民営化した社長を続投するかどうかでもめている。誰がみても鳩山大臣の方が筋が通るにも関わらず、株主総会で社長続投ともっていくつもりらしい。その理由が現社長を経団連紹介で選んだ人材だという。ところがこの社長はまったく使い物にならない。まさにハゲタカに餌をやる金融系出身だときたもんだ。
かんぽの宿も安く売って損失だしても、赤字を増やさないで済むという発想らしい。
しかし、売る前に何の努力もしてないにも関わらず、こんな社長をどうして支持できるのか? 株主を舐めてないのか?

この状況を自民党はこれまた舐めているようで、たかが大臣ひとりが辞任してもらっても問題ないと考えているらしい。そうなら、そのまま選挙で事実を知ることになる。自民党しか現時点では頼れる政党がいないとしてもだ、こんな筋の通らない民営化政策をこれまた筋の通らない理由で続行するなら、古い自民党体質を崩壊させた、という功績がすべて無駄になる。少なくても疑惑は残っている限りは新しい人材で新しい経営方針でこの経済危機を乗り越え、質を落とさない郵政事業を実現させなければいけないんじゃないか? 別に郵政がなくてもこまらないと言えば、その通りだ。国内には民間の宅配便会社もある。そういった民間会社が書類の宅配サービスを実現させれば郵政なんて潰れる。なにせ、サービスは民間企業の法がノウハウもあるし、すでに流通経路も人材も確保しているからだ。サービスの価格は高くなるかもしれないが、利益にならないから売るってだけしか考えられない経営者であるなら、貯金も保険もあてにはならない。つまり利用者からすればこんな経営者の商品を買うかって点だけどね。葉書やら郵便も現代なら電子化で済む。

経済危機で重要産業や会社は国営化する動きがある中で、さすがに金があまっている日本は国営から民営に移行する訳だしね。若干の不具合ぐらい目を潰れということか? かんぽの宿にだって労働している人がいるんじゃないのか?
少なくても民営化してサービスは落ちたし、郵便料金はあがった。いいことは何もない。小泉元首相が提案した時代は、まだ世界経済も上向きだったしなぁ。
むしろ、現時点では全体的に見直すことが何よりもまともな動きのはずが、自民党の一部議員は郵政民営化を後退させるといって拒否をしている。どちらがまともかよく考えるなら、やはり自民党も民主党と変わらず、国民の利益など考えてない。だから国税で作った資産をなんとかしようともせず、ハゲタカの餌になげてやるだけだ。そもそもオリックスが買ってそのまますべてが維持できる訳もないんだし、どこかにまた売るってことだろう? 結局儲かるのはオリックスて価格で郵政は売る点を問題にしていると思う。ここを忘れて、郵政民営化後退というのは笑止千万。

いいかげん自民党もまともな大人の政治家集団にならないと民主党と同じ穴のムジナになりつつある。その元凶が郵政民営化を支えた議員たちだ。小沢元党首もひどいが、まあ、彼よりも問題なのが数だろう。自民党にはびこる彼らの数はどうしても問題になる。自由もいいが、少なくても国家の政治を任されるという点を考えるなら、少しはまともな人材をそろえて欲しいもんだ。それが無理というなら、所詮郵政民営化は国民とは無縁の民営化として進むだけだ。国民は別に国営化だろうが、サービス料金が安く質が維持されればいいと思うよ。おまけにかんぽの宿ももっと利用しやすい価格の宿や、高級感を充実させて海外からお客様を呼ぶとか、金を産むアイデアぐらい考えて欲しいね。どうせ民営化しても経営不振になれば税金投入になるんだもんなぁ。だったら国営化でいいんじゃないか?その分安く利用できそうだしね。それに失業者のためにこういった施設で雇用できるように住み込みで仕事できるようにするとか。こういった柔軟性も経営者が持てないなら、経済危機を境に新たな人材に経営を任せるのが普通株主の望むことだと思う。

自民党は、経団連との確執や小泉元首相の政策を重視して、国民の利益など考えてないと断言できる。ところで野党は郵政の社長や役員を告訴したというニュースがあった。そりゃいいことだ。国策でない限りは、できるだけ早急に送検するかどうか、決めていただくしかないんだけどね。野党がんばってさけべ! 経団連などの確執を重視するような自民党議員をたたき出さない限りは、それこそまともな政治はできないぞ。本当にいらない議員とは、こういった団体や組織と癒着する人たちだ。献金はいいとしても、そんな一団体の望む日本など目指されては、それこそ今回のように企業建て直しのリストラには先ず解雇ってのが正道になる。これも経団連のおかげだ。そもそもあそこの団体だって会長がいつもどうやって決まるのかも怪しいしなぁ。優良企業というなら、現時点なら黒字を確保したNTTだろうが、コメントすらメディアは取ってこない。自民党も一番の献金をしてくれる団体だからと甘えたことを考えるなら、それこそ国民からどう思われるのが反省した方がいい。
少なくても今回だけではなく滅茶苦茶な郵政民営化への道のりを国民が知らない訳じゃない。その上でなお、クリーンかつ本当に株主のために健全経営をしようとする経営者を選択しないといくら郵便は必要なサービスといったところで、実際にはくだらないダイレクトメールとかばかりで大半はFAXや電子メールの時代ってのを忘れているようだ。手書きのカードや葉書はありがたいが、環境保護を考えるなら、毎年出すのは紙の無駄って思う方が結構いるんだけどね。

友愛よりは正義貫くって方がどう考えても筋は通る。いっそ、自民党も解体して、いつまでも過去の実績にすがり、金の成る木を大事にするような人たちと、まっとうに国民や国家のためにがんばろう、という人たちと分けてもいいのかもしれない。これは民主党も同じで、まじめに国家をどうしようと考える人と、誰かに依存したような政治という人たちと分かれた方がいい。政党で与党や野党ってくくりは難しくなってきたってことかもしれない。なにせ選挙が近づくとみんな票しかみないからね。国民の無記名投票の問題とは、団体や組織票ばかりで政治家が選ばれるって点だと思っている。また、数名の有能な政治家がいたとしても駄目な党員が多ければ、有能な人材を活用できない。数さえ集まればって発想していると民主主義の米国のようにボロボロになるのかもしれない。英国だって決してまともだとも言えない。いいかげん他人の真似ばかりしてないで、自分たちで考えたシステムを導入しようって気にならないか? 憲法や防衛議論と同じように政治システムもどんどん議論して欲しい。そうやって新しいシステムを生み出さないと日本はいつまでも真似っ子って言われ続ける。

いろんな意見や価値観を持つ議員こそ、日本の未来を造るには必要な人材だ。
害になる党という集団の規約とかに縛られて自由に議論もできない、政策も立案できないとなればそれこそ日本という国は政治からして自由がないということになる。責任というなら、それこそ一度口にしたことであれば最期の1人になろうとも貫くだけの根性を持つような人材じゃないとこれからの外交や経済なんてとてもじゃないがこなせないだろう。
有事が想定される時期でもあろうが、たとえ日本が無事に今回乗り切ったしても同じことは今後も起こる。そこで重要なのが誰のための利益であり、誰のための政治かって点だろう。団体や組織に左右される政治ではなく、政治がトップに存在できるように努力して欲しい。また、郵政民営化は今後の国営から民営化の試金石でもある。だからこそ、問題点があるならさっさと改善して進める必要なんだと考えてh欲しい。これがこのまま汚点を残したままで国営化されるならそれこそ行政改革は進けたところで国民の信頼は回復できない。まして訴訟された役員や社長を続投させるなら民主党元党首小沢氏のことを批判できない。この矛盾は自民党のアキレス腱にならないように。
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