The Last ward from Southen Cross to my future

目の前にある林檎は本当に林檎なんだろうか。その林檎は腐っているから林檎だって気づかないだけかもしれない。

社会保障を重視する政党よりも自由競争原理を選択した理由。

2009-06-22 18:16:38 | Weblog
そもそも労働党で労働者の権利や社会保障を重視した政党が長期政権を持ったため、経済が悪化した例はニュージランドだろう。だからこそ、政権交代したんだ。

米国は逆に競争原理を否定して民主党を選択したようだが、今度は残された企業に雇用される側から、不満が吹き出てきた。

オーストラリアも労働党党首で人気はあれども、雇用悪化による外国人への不満が噴出してきた。そのひとつがインド人学生との衝突らしい。

フランスやイタリアも同じで、一気にスキャンダルが表面化してきたのは、現在の状況への不満でしかない。

日本と言えば、競争は嫌だということで、みんなで手をつなぐ社会を目指す政党が人気のようだが、そんな怪しい宗教団体みたいなことが実現できる訳がない。
食うためには労働して賃金が入る。もし、労働しないで生活できる人の数が多くなれば、どうなるのか? 気付いて経済を重視して労働をしようとしても本当に仕事はなくなる。それこそ自給自足で電気も車もなくなり、みんなで数百年前の生活でもしない限り、国民が生活できなくなる。3年寝太郎だったか、ずっと寝ているだけで暮らしているって民話だかがあったなぁ。働かざるもの食うべからず、という言葉が何故生まれたのかそこから学習したところで、日本は発展途上国にもなれずにあがくことになる。
そうなれば、どこも攻撃はしないかもしれない。すでに価値があるモノは売り飛ばしているかもしれないし、せいぜいどこかの国の奴隷として日本国民は生きるしかなくなる。

安倍元首相が述べていたように国家感がどれだけ重要か再考して欲しい。どんな国であろうが、国を失くすってことは、ユダヤの民どころか、宗教も持たない日本人であれば、奴隷として消耗して消えていくだけじゃないのか?
自分は日本って国は本来農耕民族で、気楽で明るい民族だったと考えている。
だから、日本の神話って民が皆殺しなんて話しもない。自然を素直に受け止めて、共生していると感じるんだけどね。確かに地域同士の争いはあるが、それはまさに欲のための戦いだろう。争奪戦って奴でしかない。

国会議員に立候補するときには、誓約書ぐらい書かせて欲しいと心から思うぐらいに日本国や国民を考えてない政治家が多すぎる。他国を侵略しないでも十分に自立していける力があるくせに、それを認めず黙殺するような価値観にはいいかげんヘキヘキしてきている。別に弱者を無視して放置しろ、ていうことでもない。
弱者なら、弱者から抜け出させるかって点を考えない限り、弱者は一生弱者でしかない。それこそ、人権を考えるなら、こんな飼い殺し政策を誰が望むと思うのか?

残念ながら鳩山元大臣までもが政局第一、国民は後回しってのはとても哀しい。

誰か本当に国民のためにどうするのかってまじめに考えている政治家はいないのか? 自分には今の政府はしっかり考えていると信じているし、実際そういった政策を実施してきた。ところが同じ党や内部からは邪魔されてばかりだし、野党も国民のためと言い訳しながら邪魔をする。そんな最悪環境でよくがんばっている。
支持率などたかが支持率だろう。国民がこのまま日本国と運命を共にする覚悟があるかどうか、考えて欲しいもんだ。誰も崩壊する国などに留まらない。
まさにエデンの園で智恵の実を食うかどうかってもんだ。智恵の実を食わなければ、永遠の命と快適な居場所を保障されるんだなぁ。だけど、それって生きている価値があるんだろうか? いつかは死ぬからこそ、死に向かって自分の希望や夢をどれだけ手にできるのか、楽しめるもんだと思う。楽なゲームは即あきる。人生は楽じゃないから、なかなか手ごたいもある。そして、何よりも素晴らしい体験もたくさんある。もし、不満もなく、すべてが満たされているなら人間は生きていないと思う。例えば、不便だから便利にするにはどうするかと考える。そこで道具を手にした訳だろう。満たされないってのは、進化するための動機。

自己中心になる人は、その人自身が不安だから、他人のことまでも考え得る余裕がないんだよ。だから、そういった人を選んだところで、決して国民の利益にならない。競争を求めるのは人間の本能であり、これを失えば、進化することも考えることも失う。だからこそ、生き延びるために競争を欲するんじゃないのか?
一度人間から餌を貰った動物は野生に戻れない。ここで野生に戻れるかどうかで生死が決まる。国家は絶対の存在ではない。だから国家が永遠に国民に餌をくれる保障はない。この現実を忘れて夢だけ見て底なし沼に落ちて死ぬのは国民自身だ。
コメント
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