花散しの雨
みをつくし料理帖 高田郁(著)2009年10月発行
『八朔の雪』に続く『みをつくし料理帖』シリーズの第二弾。
一作目と変わらず、ほっこりさせてくれる時代小説。
今回は、付け火で焼けた神田明神下にあった「つる家」を、
元飯田町俎板橋そばに再建するところから話が始まる。
相変わらず、美味しそうでヘルシーなお料理が登場し、
空腹時にはお腹が鳴りそうで困ります。
澪の奮闘はもちろん、ベテラン「おりょう」と若い「ふき」も
登場し、新たな展開が、、、といっても、それほど変化は
ないですが。
今後は、澪の秘めた恋心の進展も気になります。
安心して読めるシリーズなので、乗り物の中や
ふと時間のあいた時などにお薦めの小説ですね。
わがまま母