38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

師走の雨、畑に優しく。

2007年12月03日 | 農と暮らしの日記
最近出荷している蕪(かぶ)。
ここは夏の終わりに播いた畝で、強光除けに寒冷紗をかけていたらいつの間にかものすごい草だらけになり、いまもその草を掻き分け掻き分けしながらテニスボールくらいの大きさのを取っている。草に覆われていたのがよかったのか、葉も虫食いが少なくきれい。ここはそろそろ終わりで、10月初旬に播いた畝のを順次取り始めている。



週明けの月曜、6時半起床。
予報通り未明から雨が降っている。今日も先にごはんを食べ、7時半頃から市街に一回目の出荷に出る。戻ってから畑で収穫、調製・荷造りして11時頃に再び軽トラに乗る。ゆうき生協への出荷も始まったので、その納品に少し遠乗り。雨上がりの陽射しに、冬枯れの田んぼ、秋色の里山が映える。



戻って昼ごはんのあと、しばらく机しごと。
予想以上に降った雨で畑が湿りすぎているので昼間の畑しごとは休み、4時頃から明朝ぶんの収穫に出る。雨のあとなので泥がつきやすいが、人参や葱などは抜きやすい。乾きすぎていた畑がたっぷりと湿り、野菜たちも瑞々しさを取り戻すはず。

晩ごはんのあと、調製・荷造りで日付が変わる。
ブログを書いている場合でもないのだが、明日以降またしばらく忙しく、数日たまっているぶんを一気に書いて、いまようやく今日のぶんも終わりにさしかかりました、ホッ。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋各種、大根、まびき大根、蕪、小松菜、水菜、太葱、など。
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2 コメント

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カブいい感じですね (野満)
2007-12-06 23:54:58
 おいしそうなカブですね~。うちの聡太君ならすぐにガブリッといくと思います。

 うちもカブは今年も順調に育ってくれています。しかし、小松菜とチンゲン菜が厳しいです。なかなか大きくならないのと、虫にやられるのと、地力不足ですぐに葉が黄色く硬くなってしまうのと。。。

 藤田さんのところでは、葉物はいつ頃までどれくらいの期間をおいて種をまきましたか?あと元肥はどんな感じですか?これからまだ露地で蒔くものはありますか?
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Unknown (藤田敏)
2007-12-07 22:09:00
どーも、聡太君のお口に合うかどうか……。
冬の葉ものはどうも不安定です。去年は種を厚く播き過ぎたせいか成育が悪かったので、今年は薄播きを意識して、この時期までの小松菜と蕪はまあまあでした。が、ほうれん草はやはり黄色くなって成育が滞りがちです。

元肥は前作のくずや草、敷き藁などをそのまま耕い込んだ(堆肥代わり)あとに油粕や牛糞堆肥を混ぜてから畝立てしています。早く堆肥中心の土作りにしていと思っていますが……。

今日(12/7)の記事に書いたのがいまのところ最後の葉ものです。
11月は上旬と中旬の2回。末に播きたかったのが、いままだ播けてません。とりあえず冬のあいだずっと、小松菜とほうれん草は、どこかのタイミングで“とうだち”すること覚悟で、2~3週おきくらいにちょっとずつ播いていくつもりです。
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