38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

北関東で大洪水、宮城でも決壊。

2015年09月11日 | 農と暮らしの日記
秋じゃがの季節です!

……というのは嘘。
当地では秋に収穫するじゃが芋の作型はなく、いまは「12月収穫のじゃが芋」を植え付ける時期。ということは、その種芋?

……でもなく。

きのう藤田家族の畑で収穫したばかりのメイクイン。
就農以来最も遅い「春植えじゃが芋」の収穫。というか、これでもまだ終わってないのですが。

梅雨入りまでに掘るのが理想。
遅れても7月中。いつだったか、甲子園の決勝戦のころにやっと掘り終わったという年があったけど(佐賀北のときかな)、それだって例外中の例外で、まさか9月にじゃが芋を掘ることになろうとは思わなかった。

今年は梅雨が長く、7月末に梅雨が明け、夏到来!と思ったのも束の間、お盆のころから雨続き。
9月に入っても雨ばかりで、畑仕事の「絶対時間数」が極端に少なく、次々にやってくる「その時期の仕事」さえさばき切れないうちに、積み残しの仕事は忘却の彼方へ(なんてことはなく、常に覚えているんですが)。

ここへ来て、日照不足もあって果菜類が採れなくなってきた。
それで、さつま芋も試し掘りをして野菜セットに入れているけれど、まだまだ材料が足りない。というわけで、もう畑の中で消えてなくなってしまっているかもしれないと思いつつメイクインの畑(というか胸まで埋もれる草畑)に鍬を入れてみると……。

このうえなく、ありがたい気持ち。



2日分をまとめて記入。

木曜(昨日)、朝は曇り、のち晴れ時々曇り。5日ぶりの雨なし。
朝ごはんは、大学芋、ペンネ(赤玉葱、ツナ)のサラダ。

午前:野菜セットの仕上げ、机仕事、育苗の管理など。
昼ごはんは、炒飯(コーンなど)、味噌汁。

午後:机仕事、育苗の管理、夕方は収穫。
晩ごはんは、茶豆のフリッター、オクラと若布とえのきの和えたの、試し掘りミニミニ里芋と蒟蒻・竹輪の炊いたの。

夜鍋の荷造りはなんとなく気分的にラジオなしで。



金曜(今日)、終日の快晴。東日本大震災発生から4年半。
朝ごはんは、茶豆のフリッター、納豆、味噌汁、って大豆ばっかり、すごいなこれ。

午前:畑がまだ乾ききらないので、机仕事、育苗の管理。
昼前に市内配達、買い物。じゃが芋の種芋切り(上の写真のではなく)。

午後:宅配便のセットの分の収穫、荷造り、箱詰め、伝票書きまで。集荷受付〆切の16時ぎりぎり。
遅い昼ごはんは、朝の残りものと、鰆(さわら)のアラの味噌汁。

夕方:机仕事、家周りのあれこれ。
晩ごはんは、今季初の秋刀魚(まだ160円。まずは塩焼き)、冷奴、胡瓜のサラダ。



昨日(木曜)、栃木、茨城の大雨と洪水は甚大な災害になった。
と思っていたら、今日(金曜)は宮城でも堤防が決壊し、広範囲で浸水。

2つの台風が原因だという。
台風そのものはたいした勢力ではないのに、その影響で北関東上空に雨雲が縦に長く伸びたまま停滞し、ちょうど鬼怒川の上流から中流に重なるように雨を降らしたのだという。こうなると膨大な雨水の逃げ場が足りなくなることは素人目にもわかる。

それがそのまま東北地方に北上し、同じように大水害。
とにかく、これ以上の被害が広がらないことと、早期の復旧を願うのみ。

週末はまた西日本でも雨の予報が出ている。
くれぐれもみなさまお気をつけください。思い切ってかなり早めの避難あるいは安全確保を。

<最近の野菜セットの例>
ピーマン、オクラ、つるむらさき、空心菜、大葉。
セットによって振り分けて、さつま芋の試し掘り、じゃが芋、茄子、三尺ささげ、バジル、から。
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