38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

管理機で、畝立て。

2006年03月15日 | 農と暮らしの日記
雲ひとつない、快晴の一日。
朝は零度近くまで冷えたが、日中は13℃くらいまで上がったか。旧道を往くお遍路さんの日焼け顔が似合う陽気である。

午前中、管理機(小型の手押し耕耘機?)の試運転。
神奈川の研修先では主に中耕・除草に使っていたが、当地では田んぼを畑に使うため、畝立てをこの動力に頼るというねらいもあり、オプションで「ミニマルチローター」というのをあわせて購入。今日は早速これを装着してみる。

機種は研修先と同じもの。
ただ、馬力は一つ上の6馬力を選んだ。主変速は1の低速、ローターは逆転の高速。畝高を高めに設定して進むと、なるほどこれは!感じで、勢いよく土を跳ね上げ、溝が切れていく。とはいえ、跳ね上げられた土は畝幅に応じて手作業で広げてやらなければならない。今日はとりあえず鍬で均す。レーキのようなものがあると便利なのだろう。

畝立ては、けっこう楽しい。
トラクタで耘ったところにそのまま作付できた研修先と比べると、ひと手間が余分、といえば余分なのだが、これから播種または定植するというところを美しく整えてやるという作業は、清々しくてよい気分。が、まあやっぱり手間だ。腰が疲れる。

畝立てついでに、ほうれん草を少し播く。
(あ、逆だ。播くから畝立てするのである。本来は)。【写真】の右手は管理機を入れたばかりの畝、そこを鍬で均したのが中央の畝、左手はそこに播種機「菜々子」を転がしてほうれん草を播いた畝。

明日はまた雨の予報。
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2 コメント

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Unknown (あき)
2006-03-16 02:28:44
いやぁ、きれいに畝立てできましたね。いいなぁ。なんか高知のほうは桜が咲き始めたそうですね。愛媛も2,3日したら咲くんでしょうね。だんだんあったかくなる季節、作業もだんだん忙しくなってきますね。それでは。また。
春ですよ。 (藤田 敏)
2006-03-17 20:50:44
いよいよ、伊予の国も春のようです。

何から先にやっていいかわからないような感じになってきました。まあでも、出荷がないから楽です…。

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