38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

再稼働、伊方は、西条は。

2016年01月27日 | 農と暮らしの日記
スナック豌豆を定植した。
右隣の絹莢と同じようにピーマンを抜いた畝に不耕起で。ポットから移植し、株周りにはピーマンに敷いてあった麦藁の朽ちかけてきたのを寒さよけに寄せてやった。
残る1列にオランダ大莢を植えれば、この春向けの豌豆移植は完了。



水曜、晴れ時々曇り、午後は曇り時々日差し。
朝ごはんはトーストで、煮豚、チーズ、炒り玉子、レタス、ツナマヨ。

午前:大豆の畑の片付け、にんにくの草とり続き5mほど。
昼ごはんは、うどん、白菜など炊いたの残り。

午後:大豆の跡その他あちこち耕耘、スナック豌豆の移植、収穫。
晩ごはんは、ゆるゆる白菜とえのきの和えたの、南瓜と鶏の炊いたの、じゃが芋フライ。



関西電力の高浜原発は3号機の再稼働が目前に迫っている。
地元住民の避難計画や避難者受け入れ計画が十分に整わない中での再稼働には周辺自治体からも批判や疑問の声が多い。さらに、事故が起きなくても日々発生し続ける放射性廃棄物の処理について現実的な解決策がないまま、さらにこれを増やしていくというのは理性ある判断とはとても思えないけれど、ところがそれがわりあい冷静に行われた判断のようでもあるから、話は簡単ではない。既に大量の廃棄物があるところで現実の電力不足のためにそれを少々増やすことを即座に全否定するほうが現実的でない、という見方も、確かに似たようなことは社会のあちこち身近なところで行われている(たぶん自分もしている)。

伊方原発3号機も再稼働に向けて準備が進んでいる。
過酷事故があれば、西条市でも県の避難計画に従い、原発周辺からの避難者を公共施設などに受け入れることになる。事故の原因が地震であるかその他の自然災害によるかなど状況は様々想定されるが、場合によっては、避難受け入れをする当の西条市でも何らかの被害が起きている可能性があり、想定されている避難所に地元住民が先に避難してきていたり、自治体職員らが地元の対応に追われて受け入れどころではないという事態もあり得る。あるいは、西条市民が他市町村へ大規模に避難する状況であるかもしれない。

大きな職場であれば関連する事業所つながりで従業員や家族の避難の支援を行うところもあるだろう。
自治体の職員や教育・医療・福祉分野、建設・土木・ライフライン関係の業界、自治会の役員や消防団員など、まずその役柄で動き始めなければならない人も多い(というか、当地では現役世代のほとんどがそうだろう)。
そのとき、自分はどこにいてどう動くことになるのか。

西条市は伊方原発から北東~東北東に約80~100km圏内にあたる。
広島市がほぼ同じくらいで、大分市はそれよりも近い。福島第一原発との距離でいえば、仙台、米沢、猪苗代・会津若松、白河・那須から茨城県の沿岸北部あたり。
高浜原発からなら、鳥取に隣接する兵庫県の日本海側から、氷ノ山、神戸市、大阪市、奈良市、関ケ原、福井市あたりが80~100km圏。
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