38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

春に3日の晴れ、あり。

2009年03月12日 | 農と暮らしの日記
スナックエンドウが蔓を伸ばし始めている。
秋にレタスの跡の黒マルチに穴を開けて種を播いてあったのが、冬越しして急に成長を始めたので、2月の末頃だったかに黒マルチをはがしてレタスの残り株なども引き抜いて片付けた。この列の右にあるのが(写真右上に見える)同じときに播いた絹さやエンドウ。こちらは時間がなくてまだ黒マルチが敷いてあるまま。いずれにせよ、どちらももう支柱を立ててネットを張ってやらなければならない。作物自体は育っているから、“待ったなし”の種播きや育苗などと比べると、どうしても優先順位が下がってしまう。



木曜、3日続きの晴天。春に三日の晴れなしと言われるが。奇跡だ。
朝:6時から荷造り、ごはん、市街出荷。
午前:野菜セットはすべて昨夜のうちに作ってあり、しかも木曜は宅配便で送るお客さんばかりなので、この晴れを生かして、あれこれの外しごと。
午後:冬の畑の片付け。収穫しないまま花が咲き始めた小松菜や蕪、大きな草などを株ごと引き抜き、土をふるい落としてキャリーに集め、畑の外に運び出す。約2時間。トラクターに乗り換えて畑に戻り、いま片付けたところを畝(うね)単位で耕耘する。

手間はかかるが、この片付け方が本当は楽だ。
こうして前作の残りを鋤き込まずに耕耘すると、畑はすぐに黒々として、あまり日数をおかずに次の作付にかかれる。……というのは、わかってはいることだが、なかなかすべての作付でこれを実現するだけの手間がとれない。現実には、「株ごと片付けてから耕耘すれば楽だから今度時間があるときに抜こう」と思ってすぐにやらないから、そのあいだに草が伸び、次の作付の時限も迫り、やむをえずそのままトラクタで鋤き込んでしまう、ということも多い。そんなことなら「片付け」などはなから考えず、あのときトラクタで鋤き込んでおけば今頃はもう使えたのに……ということも、また多い。



夕方、明朝ぶんの収穫。
晩ごはんのあと、昨日に続いて明日のセットづくり。23時半終了。



<本日の野菜セット>例
人参、太葱、大根、蕪、ほうれん草、春キャベツ、水菜、玉レタス、リーフレタス、菜の花、などから。
※春キャベツが入り始めた。まだ少し置いておけば大きくなりそうだが、どうやら病気が出ている。畑全体に広がらないうちに、出せるものは出してしまう方針。もったいない。
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