38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

出荷におわれる日々。

2006年11月21日 | 農と暮らしの日記
写真を撮るということが一度も頭に浮かばなかった一日。



今日も夜明けとともに仕事開始。
きのうのうちに収穫し切れなかった野菜をとってきてこさえ、すでに仕上がっているものとあわせて朝食前に納品、出荷してくる。いつものようにスーパーと保育園と。本当はそこにJAの直売所も加えたいのだけれど、このところ手がまわらない。

午前中は野菜セットと生協出荷分の収穫と荷造り。
昼前に仕上げ、再び市街に出て納品。ついでにスーパーの売れ行きも見てくる。たくさん出しているわけではないのに、行ったときにちょうどうちの野菜をかごに入れてくださっているお客さんを見かけることが意外と多い。胸の中で頭を下げる。

午後、遅れていたレタスとサニーレタスの残り苗の定植。
このあいだの週末、援農のお客さんと一緒にやろうと思ってマルチ張りまで済ませておいたが雨が降り出して中止したもの。だいぶ大きくなってしまった約200株を30分ほどで植える。

人参と水菜のまびきをしたあと、明日ぶんの人参と小松菜の収穫。
小松菜は同じ畝のなかでも生育にばらつきが出てしまったので、比較的大きな株が集まっている部分を選んで刈り取っている。今日は日没後に始めて、株の大きさはわかっても虫食いの有無までは判別できないくらいの薄暗闇のなかでなんとか終了。

夕食に熱燗を少し。
実家から「いただきもののおすそわけ」ということで届いた鰈(カレイ)と太刀魚の皿が加わり、いつもながらの野菜づくしと合わせてにぎやかな食卓となる。

食後は納屋の明かりを付けて夜なべしごと。
明朝納品・出荷する野菜をこさえ、計量、袋詰めまで済ませたらもう22時をまわっている。その間、NHKテレビの音声は、”労災とばし”の報道番組、歌謡ショー(今夜は和田アキコが出ていた)、ニュースなど。



明日一日晴れて、木金は雨の予報。
レタス類はうちもなんとか終わったけれど、今度はあちこちで玉葱の植え付けが終わった畑を見かけると、胸がどきどきする。明日はなんとかトラクタに乗りたいところ。
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