38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

白じゃこ、瀬戸内海の恵み。

2015年08月03日 | 農と暮らしの日記
うちの実家では「白じゃこ」と呼んでいた。
スーパーなどでは「ねぶと」「めぶと」などと書かれて売られている。このあいだ、「(ネブト)イシモチ」という表示もあったけど、イシモチそのものではない気がする。調べてみたら本名?は「テンジクダイ」でスズキ科だという。

薫に聞いたら、大阪にはなかったそうだ。
見るからに瀬戸内の魚という感じがするが、食材としての分布図みたいなのを見てみたい。

こんなのを買って家で食べる人がまだいるというのは、なんとなくうれしい。
いや、買っているのを見たことはないけど、店頭にあれだけ並んでいるということは買う人がいるということだろう。家まで魚屋さんが持ってきてくれて、「きょうはこれがええよ」とちょっとおまけしてくれたりしたら、年配の方はにこにこしながら料理するだろうけど、若い人も子どものころにおばあちゃんの手料理で食べていたら手が伸びるのだろうか。

こんなふうに普通に煮るのが普通。
骨がちょっと固いから、丸ごと食べられる南蛮漬けもおいしいらしい。そりゃ、おいしいだろう。
お腹からはみ出している、「子」がまたおいしい。



月曜、晴れ。雨なし11日。
朝ごはんは、昨晩の残りのペンネサラダ、豚じゃがなど。

午前:多少でも涼しいうちに人参の草むしり、追加の収穫、荷造り、市内配達。
昼ごはんは、オクライス。オムライスではなく。オクラと絹ごし豆腐の麻婆ふう(挽肉なし)トロトロ丼。

午後:南向きの軒先に今年もすだれを掛ける。
畑に出て畦際の草とり、里芋の水入れ、収穫。

晩ごはんは、麻婆茄子(こっちは挽肉入り)、オクラと若布の和え物、白じゃこの炊いたの。

<本日のフジグラン西条>
オクラ。

<本日の野菜セットの例>
じゃが芋、赤玉葱、人参、胡瓜、茄子、ピーマン、伏見甘長唐辛子、オクラ。
セットによってほかに、玉葱、つるむらさき、空心菜から。
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2 コメント

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白じゃこ (瀬戸の大白姓)
2015-08-06 18:58:10
白じゃこ
 岡山市東部在住です。当地では「いしもち」です。グチも「いしもち」といいますが。
調理方法は「揚げ物」が王道で2度上げをすれば骨まで可食です。
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Unknown (藤田敏)
2015-08-06 22:06:30
瀬戸の大白姓さん、こんばんは。
そちらでは「いしもち」なんですね、魚の呼び名は広域チェーンのスーパーだと流通とか社員さんの事情のせいか、???と思うことがありますが、こうしてご当地の方のお声を聞くと、なるほど!と思います。ありがとうございます。
今度手に入ったら「2度揚げ」でいきたいと思います。
それにしても、瀬戸内の海の恵みは大切にしたいものです。
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