38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

葱の除草、始まる。

2006年05月09日 | 農と暮らしの日記
先週金曜以来の太陽。
雨水をたっぷり含んだ大地が、湿気を発散する。

午前中、畑の畦畔付近を草刈り。
とくによその畑や家と隣接しているところや道路際を優先して、根っこを土ごとごっそりと掘り起こしてひっくり返しておく。

午後、葱の除草を開始。
葉葱と太葱を織り交ぜて4月の頭にいくつか播いた苗が5~10cm丈に育ってきたが、草も追いかけてきている。手で草を取り、軽く土寄せしてやる(写真の右手が除草済み、左がまだの部分)。「無農薬は大変じゃろ」。隣のキャベツ畑のおじさんだ。「すいません、草ぼうぼうになってきてしもて」と応える余裕があるのは、午前中に境界の畦を草刈りしておいたから。よかった……。

師匠の相原さんと電話で少し話す。
昨年、10か月にわたる通いの研修でお世話になった神奈川県藤沢市の有機農家。関東地方も天候不順で、果菜の定植が遅れ気味とのこと。この「相原農場」からは多くの先輩たちが巣立ち、全国各地、様々なかたちで農に取り組んでいる。研修で多くのものを得ることができたが、そういう方々がつながっているという「心強さ」みたいなものも、いまの自分の大きな後ろ盾になっていると感じる。

予報では明日からまた週末まで雨続き。
雨雲の下でできる仕事を着実に、一歩ずつ。
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