38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

敗戦73年、半月ぶりの雨。

2018年08月15日 | 農と暮らしの日記
秋どり用に植えた2回目のピーマンと甘唐辛子。
ピーマン類は毎年、1本また1本と病気で倒れていって秋口には収量がさみしくなってくるので、今年は2段階で。
案の定、別の畑にある1回目のは既にかなり厳しい状況。

7月下旬に植えて、日よけに枯れ草を敷いたのが1週間前。
ようやく活着して葉を広げ始めたところに、昨夜から恵みの雨となった。



前回の雨が7/29の台風12号のとき。
関東から西へ”逆走”してきた台風で、ストーンハンマーフェスが中止になり、書道パフォーマンス甲子園に西条と新居浜西が出場できなくなったとき。
だから、半月以上ぶりの雨だ。

その恵みをもたらしてくれたのは台風15号。
九州を縦断して日本海へ抜け、東へ曲がり始めたところで普通の低気圧に。
ただし、雨はむしろこれからが本番だそうで、あす16日には前線が南下して日本中が雨になる予報。



前回の雨の前、7/29に播いた人参はようやく発芽がちらほら。
台風12号の雨は数日のあいだ畑を湿らせてくれたが、その後の猛暑で連日の水やりになった。
今日の雨で水やりもひと休み。

2週間を超えて発芽を待つのは就農以来初めてだ。
猛暑の予報に長丁場となることを覚悟し、途中で2回草むしり。発芽しても草が先に伸びていては困るので。
この雨で発芽が揃わなかったらいよいよあきらめるか。



8月15日、73回目の終戦の日。
昨夜からの雨が降ったりやんだり。未明にやや強風。夜にまた本降り。

朝、畑の見回りと寒冷紗のかけ直しなど風の始末をして、午前中はほぼ机仕事。
午後、市内の実家に、松山の兄一家とともに集合。渚は今夏は帰省せず(バイトが書き入れどきらしい)。
夜、消防の機械自主点検と見回り。



山口・周防大島の不明2歳児は今朝、無事救助された。
大分から来た68歳のボランティア男性が20分で見つけたという。何事も経験というのはすごいものだ。
そして、ここまで命をつないでいた男児の強さ。



雨はまだ降り続きそう。
油断せず、早め早めの行動を。
コメント
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