できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

成功すれば市長の成果、失敗すれば公募区長の責任

2012-01-17 15:46:07 | ニュース

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120116/waf12011623230022-n1.htm (【激動!橋下維新】橋下市長、学校選択制を26年度に導入へ)

この記事、よく読んだら気づいたのですが、橋下市長が出しているのは「2014(平成26)年度に市内に学校選択制を導入したい」という方針のみ。詳しいシステムは2012年度中につくるわけですし、その実施をどうするかは、「やめてくれ、という区は外す」ということで、最終的には「公募区長」にゆだねるわけですよね。

ということは、「自分は指示を出し、あとのことは市教委のスタッフと公募区長に任せる」という、いつものとおりの「逃げ」ですね。つまり、学校選択制導入に全市的に成功すれば指示を出した市長の成果、失敗すれば市教委と公募区長の責任、というわけです。

どことなく、こんな話、他にもありそうだと思いませんか? そして、このような形で市長から無理難題を押し付けられても、公募区長、やりたいですかねぇ・・・・?


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