そんなわけで、坂田健史が勝利しました。
日本人ボクサーとしては、1990年のレパード玉熊以来、
17年ぶりの世界フライ級王座奪取です。
パーラの「狼藉」で、ミソのついてしまった試合、
これでもし負けたりしたら神も仏もないところでしたが、
とりあえず勝って、めでたしめでたし...かどうかはさておいても
坂田個人には心から祝福をしたいです。
今日の試合だけ見たら、確かにひどい試合ですが、
アゴを割られても相手を追い回した第一戦、僅差の第二戦、合計24Rを経て、
今日も変わらず懸命に闘い続けられる坂田と、変わり果ててしまったパーラ。
坂田はボクサーとしてだけでなく、人間としてパーラに勝利したのだ、と見ればいいでしょう。
次は、暫定王者バスケスとの一戦で雪辱を果たし、王者の証明をしてほしいですね。
ところで金平会長。試合当日5時に118ポンド、という縛りをかけて、
パーラの不当な体調回復を阻みましたね。これはもう、先代会長に匹敵する、
プロのボクシング・マネージャーとして見事な仕事でした。
事の是非はともかく、自分の選手を懸命に守り、勝たせるという点において、
立派だったと思います。
さて、情報シャットアウトで観戦したメキシカン対決、
バレラvsマルケス兄の一戦はマルケスの勝利。
もちろん1Rから、両者白熱の攻防を繰り広げましたが、
すごいのはなんと言っても7R。
マルケスの右ストレートでバレラがぐらついたあとの、
マルケスのアッパーを交えた連打での追撃(効いてるとこへアッパー混じりで
がんがん連打されると、ホントにつらいでしょーねー...)を
懸命に堪え忍んだバレラが徐々に立て直し、右カウンターの一発でダウンを奪う。
なんとすごいラウンド、なんと濃密な3分間であることか。
この一連の攻防で、もうしびれてしまって、後はもう、TVの前でわおわお言うばかり。
どうも私は、一流のメキシカンのボクシングに弱いですね(^^ゞ
このダウンの取り扱いと、バレラのダウン後の加撃を巡って
ちょっと問題がありましたが、試合自体がマルケスの勝利に終わったので
ちょっと安心しました。
ちょっと微妙に日陰者なイメージになりつつあったマルケスですが、
ついにビッグファイトでの勝利を挙げ、メジャーな存在になれそうです。
もっとも、彼のボクシングが一番良いときは、もう過去になりつつあるのかもしれませんが...。
そんなことで、CS、BS放送浸りの月曜日でした。
今週は神戸で武本在樹が世界4位カブレラを破った試合も
スカイAで放送されますし、まだまだ衛星放送にはお世話になります(^^)
日本人ボクサーとしては、1990年のレパード玉熊以来、
17年ぶりの世界フライ級王座奪取です。
パーラの「狼藉」で、ミソのついてしまった試合、
これでもし負けたりしたら神も仏もないところでしたが、
とりあえず勝って、めでたしめでたし...かどうかはさておいても
坂田個人には心から祝福をしたいです。
今日の試合だけ見たら、確かにひどい試合ですが、
アゴを割られても相手を追い回した第一戦、僅差の第二戦、合計24Rを経て、
今日も変わらず懸命に闘い続けられる坂田と、変わり果ててしまったパーラ。
坂田はボクサーとしてだけでなく、人間としてパーラに勝利したのだ、と見ればいいでしょう。
次は、暫定王者バスケスとの一戦で雪辱を果たし、王者の証明をしてほしいですね。
ところで金平会長。試合当日5時に118ポンド、という縛りをかけて、
パーラの不当な体調回復を阻みましたね。これはもう、先代会長に匹敵する、
プロのボクシング・マネージャーとして見事な仕事でした。
事の是非はともかく、自分の選手を懸命に守り、勝たせるという点において、
立派だったと思います。
さて、情報シャットアウトで観戦したメキシカン対決、
バレラvsマルケス兄の一戦はマルケスの勝利。
もちろん1Rから、両者白熱の攻防を繰り広げましたが、
すごいのはなんと言っても7R。
マルケスの右ストレートでバレラがぐらついたあとの、
マルケスのアッパーを交えた連打での追撃(効いてるとこへアッパー混じりで
がんがん連打されると、ホントにつらいでしょーねー...)を
懸命に堪え忍んだバレラが徐々に立て直し、右カウンターの一発でダウンを奪う。
なんとすごいラウンド、なんと濃密な3分間であることか。
この一連の攻防で、もうしびれてしまって、後はもう、TVの前でわおわお言うばかり。
どうも私は、一流のメキシカンのボクシングに弱いですね(^^ゞ
このダウンの取り扱いと、バレラのダウン後の加撃を巡って
ちょっと問題がありましたが、試合自体がマルケスの勝利に終わったので
ちょっと安心しました。
ちょっと微妙に日陰者なイメージになりつつあったマルケスですが、
ついにビッグファイトでの勝利を挙げ、メジャーな存在になれそうです。
もっとも、彼のボクシングが一番良いときは、もう過去になりつつあるのかもしれませんが...。
そんなことで、CS、BS放送浸りの月曜日でした。
今週は神戸で武本在樹が世界4位カブレラを破った試合も
スカイAで放送されますし、まだまだ衛星放送にはお世話になります(^^)
ペニャロサの試合ぶりはフルで見たかったですね。ポンセ・デ・レオンは技術的には穴がありますが、体格と足勝った感じでしょうか。足止めて、よけて、打って、よけて、打って、という繰り返しをまともにやったら、ペニャロサは未だに、かなり強いと思います。
今度バレロに挑む本望信人は、かなり良いボクシングしますけど、悲しいかなパンチがないのと、古傷ですね、問題は。バレロとのスパーでは相当分が悪かったみたいですし、さらに言うと、今までの試合振り見る限りサウスポーがちょっと苦手みたいですし...なんか、暗くなってきました(^^;)
7Rですがマルケスのあれはダウンにカウントされてないと放送では言っていました。レフェリーの死角になっていたんでしょうか? けれど7Rを考慮に入れてもマルケスの勝利は動かなかったと思います。バレラもこの試合くらいの集中力をパッキャオ戦の時に発揮していたなら、結果は大分違っていたのかも知れませんね。
残念だったのはセミのWBOジュニアフェザー級タイトルマッチがハイライト放送だった事です。
ペニャロサの技巧を久し振りに、じっくり見たかったんですけど。2R終わったら10Rからでしたので、ポンセ・デ・レオンに足を使われて判定負けの印象の方が視聴者には強く残るでしょう(あのポンセ・デ・レオンに足を使わせるほど苦しめたと考えるべきでしょうか)。
とりあえずジュニアライト級も、WBAのバレロ選手と並んで日本人には大きな壁が立ちはだかっていますね。5月3日、本望選手はどう挑むのでしょう。果たしてマルケスを日本に呼び寄せて勝てる選手はいるのか、今後の展開が楽しみです。