今日は10年前から弾いて頂いてた25弦リラのメンテナンスをさせて頂きました。
その内容は、弦の全交換と調律・整調と新しい金属部品の取り付けです。
大事に使って頂いてたこともあり、大きな傷もなく、ニスの劣化もほとんどありません。
そして、新しい弦に替わり、初々しい響きも戻ってきました。
これで、生まれ変わったリラが演奏者の思いを響かせてくれると思います。
(写真は10年前の25弦リラ)
今日は10年前から弾いて頂いてた25弦リラのメンテナンスをさせて頂きました。
その内容は、弦の全交換と調律・整調と新しい金属部品の取り付けです。
大事に使って頂いてたこともあり、大きな傷もなく、ニスの劣化もほとんどありません。
そして、新しい弦に替わり、初々しい響きも戻ってきました。
これで、生まれ変わったリラが演奏者の思いを響かせてくれると思います。
(写真は10年前の25弦リラ)
リラ工房では2007年から25弦リラの販売を行っています。
その後改良やバージョンアップなどで新しい部品も増え、楽器本体も大きくなり、現在の「25弦リラ・やすらぎ」「28弦リラ・情熱」になっています。
そのため10年以上経過したリラの修理はオーナー様に現状をご説明し、ご納得いただいたうえで承ります。
どうぞよろしくお願いします。
日本国内のリラハープ(竪琴リラ、ライアーなど)は主に海外からの輸入品が使われていました。
スタジオジブリのアニメ映画「千と千尋の神隠し」がきっかけで始めた方も多いと思います。
この楽器はギターやヴァイオリンのように定番はなく、それぞれが独自のつくりとなっています。
時々、その楽器の弦張りと調律・整調の依頼を受けますが、弦など部品もなく、そもそも設計データーもなく、正確な調整ができず、仕上がりの保証もできません。
購入先に依頼することが一番だと思います。
私が楽器店を始めた頃から一緒に仕事をし、助けて頂いた調律師は今も健在で仕事を続けています。
ピアノは楽器の王様というくらい完璧な設計で製作がなされています。
それでも、半年~1年ごとに調律師にお願いし調律・整調、時には修理が行われるのが普通です。
今、リラハープを弾いている方はもちろん、押し入れにしまってる方も、時にはメンテナンスを行って、マイリラの音を永く楽しんでくださいませ。
今年もプロ野球界では体力の衰えなどで名選手でも引退との報道があります。
引退後はコーチや監督になる道もありますが、多くは別の道に進むと思われます。
一方、音楽家はプロ・アマ問わず、自分も聴く人も幸せにする音楽への情熱があれば生涯現役も夢ではありません。
それは、日々の暮らしに楽器演奏などの時間が組み込まれていれば可能だと思います。
手前みそですが、リラハープは、そんな人生にお勧めですよ。
新しいリラハープの弾き始めは音色も音程も安定しませんが、弾き続けることで透明感のある美しい楽音に変わっていきます。
ただ、弦の交換はリラ工房でも承りますが、緊急時には演奏者自身で行う必要がありますので、日ごろから準備しましょう。
これら演奏前に行うメンテナンスについてオンラインレッスンでも取り上げ説明させて頂いております。
そして今、ささやかですが特典のご用意もあります。
ぜひ、ホームページをご覧ください。
リラハープはピアノのように開放弦を響かせて演奏します。
そのため調律・調整・弦交換などメンテナンスが必要で、それを演奏者自身で行うこともあります。
でも、初めてリラハープを手にする方には、ピアノのように定期調律を工房に依頼することをお勧めします。
リラ工房松浦楽器のホームページには、ささやかですが特典付きのインフォメーションを載せました。
ご覧ください。
リラハープのチューニングには市販のクロマチックチューナーを使用します。
この機械はリラハープの弦の振動数をキャッチし音名として表示してくれる優れものです。
感度が良い分、雑音も拾ってしまい、これまで反応しない音もいくつかありました。
原因は、冷蔵庫や近くを走る車の音、飛行機の騒音、クーラーの音、、、などの振動音です。
今日は、自宅の作業場でチューニングしてみました。
すると、これまで反応しにくい低音部の音も、見事に表示してくれました。
日頃、小さな雑音に気づいていないだけかもしれませんね。
今日は東京都にお住いのAさんの25弦リラ・やすらぎの弦交換と調律・整調を行いました。
このリラハープは2年前の5月から弾いて頂いてました。
今日、新しい弦に張り替え調律しましたが、数本の弦にビビり音が混じり、それも調整しました。
そして、14曲(40分程度)弾きましたが、新しい弦の初々しい響きを感じました。
この後チューニングと試奏を繰り返し、Aさんのもとにお届けさせて頂きます。
2年前に製作した「25弦リラ・やすらぎ」の定期調律の依頼を受け、今日見させて頂きました。
弾いて頂いてることが弦の状態である程度分かりますが、正確な調律であったかは分かりません。
弦の劣化もあり、弦の全交換と調律・整調を行います。
リラハープの弦はスティール弦です。
毎日少しでも弾き続けることで、透明感のある澄んだ美しい音色になります。