角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

温泉はわが家!?

2006年10月04日 | 実演日記
今日の草履は、9月6日、熊本県の奥様から電話によるオーダー草履です。
8月に2足をお送りし、その後2足の追加をいただき、そしてまた2足の追加でした。すっかりファンになっていただいたようで、嬉しい限りです。
4足揃ってから発送しますので、あと1~2日ほどお時間をください。

秋晴れの気温が上がった今日の角館、散策のお客様の中には半袖姿も見られました。残り少ないこんな天気、仕事にも遊びにも大事にしたいと思いました。

北秋田郡からお越しのおばさま三人グループ、ご注文の草履台をお引取りにお見えです。もちろん草履作りを習ってからお帰りのつもりですから、それは賑やかな実演席となりました。三人三様にカメラを構え、メモをとりながら、おしゃべりしながら、大笑いしながらの「草履教室」です。
一足編んでみたら、それを持ってまたお越しください。さらに的確なアドバイスができると思いますヨ。

長野県にお住まいのお二方と、調布市にお住まいのお一方の三人のおばさまグループが、賑やかに米蔵へ入って見えました。「ハイテンションおばさまグループ」は、まず間違いなく私の草履に止まります。案の定、『まぁ~、これ草履!?キレイね~!』。
一通り草履のご説明をすると、順次ご注文表にご記入くださいました。三人で5足のオーダーをいただきましたが、これがすべて同じ配色。これまでこういうことはありませんでしたねぇ、相当の仲の良さなんでしょう。

お帰りの際に、『温泉なんか行くときは、この草履を持って行くとイイですヨ!』とお教えすると、ひとりのおばさまが、『私の家ねぇ、温泉を引いてるのヨ~』。

あらら、温泉はわが家でしたか

コメント (2)
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