角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

夜の電話は歓迎です!

2006年10月05日 | 実演日記
今日の草履は、昨日と同じ熊本県の奥様からのオーダー草履です。
本日で4足揃いました、明日の便で出発です。

トップページ冒頭に、「オーダー草履の発送状況」をご報告する欄を設けました。『私の草履どうなったかなぁ‥』とご心配されているお客様に、一定の目安となります。
また、実演でオーダーの際には、名刺の裏面に「ご注文覚え書き」を記してお渡ししていますが、これにお届けまでの目安と、お問い合わせ用に私の携帯アドレスを追加記入することにしました。
お電話でお問い合わせいただく方も若干おられますが、『電話してみようかなぁ』と思いながら、『いや、もう少し待ってからにしよう』とお考えの方がいらっしゃるように思います。携帯メールであれば、比較的気安くご連絡いただける気がしています。

さきほど、山口県にお住まいの奥様からお電話をいただきました。一昨日、ご主人と娘さんの三人で西宮家にお越しくださり、娘さんはオーダー、ご主人は辛うじて展示してあった1足をお買い上げくださいました。

実は奥様は布だけで編む「布草履」を作られる方で、私の「布巻草履」に興味津々ながら、自ら作れるものを購入するのはプライドが許さなかったのでしょうか、ご自身用はオーダーせずにお帰りでした。
さきほどのお電話は、『あのぅ、主人の草履をこっそり履いてみたんですよぉ、そしたら私のと全然違いましたぁ。やっぱり私の草履も作ってくださいます?』。
もちろん、喜んで!『ついでに草履台もお送りしましょうかっ!?』と、お互い大笑いの電話でした。

西宮家でお会いした後に、こうして再度連絡がありますと、それだけで親近感が倍増するもんですね。パソコンメールや携帯メールでのお問い合わせも歓迎ですが、夜ですと比較的ゆっくり会話できますから、なにかございましたらご遠慮なさらずお電話もお待ちしています!

コメント (2)
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