角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

ひたむきに‥。

2006年10月28日 | 地域の話
今日の草履は、一般綿生地シリーズMサイズ22cm〔3000円〕
ベースも緒も緑で統一してみました。紺系と赤系ではよく同系色を合わせますが、緑というのは珍しかった気がします。タイトルは「バッタとカマキリの競演」、意味が良く分かりません。

意味が良く分かったのは、本日の「学習発表会」。今年の発表はどの学年も声が良く出ていて、ストーリーがはっきり理解できました。中には恥ずかしさから声が小さくなったり、照れ笑いでセリフが聞き取れない子どもがいるもんですが、今年はそういう意味でレベルの高い発表会と思いました。

それにしても、子どもたちの一生懸命な姿というのはいつも心が洗われます。緊張で心臓が飛び出してしまいそうな子どもも、それまでの練習を思い出しているんでしょう、とにかくひたむきです。
「子どもは社会の鏡」と云われるんですから、やはり地域のおとなたちがそれだけ「ひたむき」なんだと思います。ときおり聞かされる、加害者がおとなで子どもが被害者となる事件、そんなのは極々一部なんですよ、きっと‥。

いよいよ明日から“路上ライブ”がスタートします。天気予報を見てみると、大崩れはしないまでも秋晴れの連続とはいかないようです。とにかく衣類の寒さ対策だけは万全にして、あとはいつものようにお客様と接するつもりです。

実演と出来上がる草履に「ひたむきさ」の欠片でもあれば、きっと道行く人たちは立ち寄ってくださるでしょう。あっ、子どもたちにも寄って欲しいナっ!

コメント (4)
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