ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

満月の夜と月下美人

2013年09月20日 | 今日この頃

               「月下美人」と「満月」    (13-9-19)


今日は、唱歌の学校でした。クラス単位の最後の時間でした。後は合同練習あ
るのみです。10日後です。

昨夜は中秋の満月、今度見れるのは8年後だというのです。これはどういうこ
と? 毎年中秋の月は来ていたでしょう? ということは中秋の日に「満月」と
言うのが、8年後ということ? 私にはお月様はまん丸に見えていたけれど、
「満月」ではなかった、ということでしょうか?

其の満月の夜に、我家では「月下美人」が花を開きました。今年はこの小さな
花一つなんです。目を凝らして捜しても花芽と思しきものは見当たりません。

蕾がだんだん花首を持ち上げると、開花の合図です。夕方に写真を撮り、2階
から降りてきた主人と交代にパソコンに向かうために2階に行く前に、開き始
めた花を撮りました。開花はゆっくりなので、1時間後にまた撮りに下りるつも
りでしたが、寝たりない眠気には勝てず、寝てしまいました。







     

主人が「花撮らないのか?」と起こしてくれたので、下りて撮りました。花は9分
咲きでした。毎年撮っているので、今年は「花芯」を中心に撮ることにしました。






「また10時ごろ撮るわ」と寝に戻ったのですが、ぐっすりと眠り、気がついて花
を見に下りますと、花は満開を過ぎ、首を下げて、しぼみ始めていました。「ごめ
んね、一番綺麗な時に見てあげらなくて」と呟きながら、最後の姿をとりました。

「満月の夜の月下美人」凄いことだったのにね~。でも其の甘い香りは、階段を
這って、2階で寝ている私に届きました。「あ~いい香り! 月下美人の香りだ
わ!」と思いつつ、安らぎの世界に入りました。

小さな体で、一生懸命存在をアピールしたのでしょうね。数時間の命を生きたの
ですね。「ありがとう! オチビちゃん!」 


コメント (2)
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