ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

福島第一原発告訴は正しいの?

2013年09月03日 | 気にかかる

     「サボテン」     増えました 可愛い花が沢山咲きました     (13-5-22)




今日も不安定なお天気でした。「パンの買出し」に大阪に出ようとした時、凄い
勢いで雨が降って来ました。「駄目かな?」と思っていましたが、また晴れ間が
出てきたので、12時前に、大阪に向かいました。大阪の空は晴れていました。
まず何時もの三番街でサンドイッチを食べて、パンを買って帰ってきた、立花駅
は道路が濡れていました。また、降ったようです。


福島第一タンクの汚染水対策に、国が全面に出て、470億円の処置費を出す
ようですね。こんな大きな事故を、東電一社でまかなえるはずもなく、遅まき
ながら国が乗り出してくれてありがたいとお思います。

今日テレビで見ていますと「福島第一原発告訴団、団長・武藤類子氏」の言葉
「犯罪」と言っていましたね。前後の言葉を聞き漏らしているので、はっきりと
分からないのですが、「福島原発の事故」は「東電の犯罪」ということでしょうか? 

東電の役員30数名を相手取った「告訴」のようですが、少なくとも事後処理の
邪魔をした菅元総理を初め政治家は告訴の対象から外しているのは何故です
か? 一寸言葉の使い方が間違っていませんか? 

東電に責任がないとはいいませんが、少なくとも「犯罪」という言葉は当ては
まらないと思います。

あの地震のとき、原発はちゃんと「停止」したのですよね。建屋がやられて、
事故が起きたのは「津波」ですね。「津波」を想定して設計しなかったからと
言って「犯罪」はないでしょう。

何しろ「原発」という未知の世界です、何らかのご迷惑が掛かるかも知れない
と「東電」から「福島県」は、どういう名目かは知りませんが、「お金」をもらって
いたわけでしょう? それで「県の財政」は潤っていたわけですよね。仕事が
なく出稼ぎにいっていた人も、原発のお陰で、出稼ぎに行かず、1年中家族と
暮らせる様になったそうですね。

武藤団長の家庭環境は知りませんが、東電関係のお仕事ではなく、「県が潤
って、受けた分」だけしか恩恵にあずかっていなかった人だろうと想像します
が…。勿論、私は部外者だから言えることかも知れませんが、「恩恵も受けて
いたのだから、「東電」と一緒になって、一致協力して、事故対策を進めるべ
きだと思うのです。「告訴」したって、事故が終止するわけではありません。
共に力を出し合う発想はないのでしょうか?

「死の淵を見た男」吉田所長の、福島原発事故後の東電社員の方のことが書
かれた本ですが、お読みになったのだろうか?

事故後、東電社員が、電気もない真っ暗な中で、命をかけて、必至に、どうに
かして事故を最小限に食い止めようとした事をご存知なんだろうか?  

だから今も、東電社員の方は被爆の恐怖をものともせず、必至で努力をしてく
ださっていると信じております。

何しろ始めての経験ですから、必至の努力が、追いつかず、新しい事故が起こ
っているのだと思います。

「犯罪」と攻める前に、「怨み」でものの解決はありえません、そんな時間の使い
方をせずに「和の心」で歩み寄り、協力しようとは思われませんか?

武藤さんは、放射能の心配のない処で「告訴」をし、東電社員の方(会社に命
を捧げたくないと思った方は、さっさと去られた方もいますが)は放射能に曝
され、命の危険も顧みず、修復に努力しておられる、どちらが正しいのでしょ
うか? 








コメント
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