ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

大岡越前守忠相

2014年11月05日 | テレビから

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                    だんだん黒ずんで来ました  10月21日



NHKの番組に「知恵泉」と言うのがあるのをご存知ですか? 一人の偉人や時
々は現代に活躍している人物の生活や行いを掘り下げていく番組なんです。私
はビデオに撮ってみているのですが、この度は「大岡越前守忠相=おおおかえ
ちぜんのかみただすけ」だったのです。

時代劇によく出てくる人物ですから、架空の人物だと思っていました。と言いま
すか、実存の人だとは考えてもいませんでした。歴史嫌いだったのが、こんなこ
とにも現れますね。

「大岡裁き」という言葉があるように、実力の持ち主だということはわかってい
ます。その根源になっているには「説得力」だそうですね。

彼は旗本の生まれだそうです。そして「江戸南町奉行」に抜擢されたのですね。
この奉行という位が、現代の「東京都知事」「最高裁判所長官」「警視庁官」とい
う3大役職を兼ね備えたものだそうですよ。

物価の調整までしていたそうですね。

江戸は火事が多かったのはその当時は屋根は瓦ではなく木片だったそうで、そ
こに目をつけた彼は、長者たちに「お金は出せないけれど、「お前たちで、屋根
を瓦葺にしてもらえないか」と頼んだそうです。しかし大金の要ることゆえ、あっ
さりと断られました。

そこで彼は今度は、比較的お金持ちの住んでいる地域で、「瓦葺にすれば、類
焼は免れるし、財産も守れる」と話を持っていきました。金持ちたちは、財産が
守れるということで、どんどん「瓦葺」にしていきました。それを見た町人の方も
真似るようになったといいます。「蟻の一欠」を実行したのだそうです。そのよう
にして、江戸の町を住みやすい町にしていったそうです。

又「相手を尊重する」ということで、人の心に食い込んで、上司にも世のために
なる事をしてもらったりしました。

そうして20年間も江戸のため、人のために多忙な日々を送ったそうです。ただ、
競争相手だった人の良い仕事も、どういうわけか、彼のなしたことと伝えられて
いることもあるそうですが…。


コメント
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