変わった形の 「鶏頭」 神戸・サンチカ (13-10-4)
寒かったですね。とうとう今夜から、電気毛布をつけました。寒さで目を覚ます
こともなくなります。しかし肌の乾燥に気をつける必要があります。私の場合、
特に、唇が乾燥するような気がします。しかし、電気毛布のお陰で、のびのび
と寝れるのが嬉しいです。
聞く力 阿川佐和子
いまよくよまれているそうです。読んでみましたが、内容を説明したり感想を
書くのは難しい本です。
インタビューに出かけるときは「質問は一つだけ用意しなさい」先輩のアナウ
ンサーの書物の中で見つけた言葉だそうですが、「そんなこと出来る分けない
と思ったそうです。阿川さんは20問ぐらい書いていってたそうです。
其の先輩は「もし一つしか質問を用意していかなかったら、当然、次の質問を
その場で考えなければならに。次の質問を見つけるためのヒントは何処に隠
れているのだろう。隠れているとすれば、一つ目の質問に答えている相手の、
答えの中にある。そうなれば質問者は本気で相手の話を聞かざるを得ない。
そして、本気で相手の話を聞けば、必ず其の答えのなかから、次の質問が見
つかるはず」 阿川さんは「そうか…」まさに目からうろこの驚きだったそ
うです。
鶴瓶さんからも影響を受けたそうです。鶴瓶さんは「トークは生き物」という言
葉だそうです。阿川さんが感じたのは「聞き手のさりげない反応によって、何か
を触発されることもある。聞き手は語り手の、そんな脳ミソの探索旅行に同行し、
添いつつ離れつつ、さりげなく手助けをすればいい。其の結果、意外な掘り出
し物を探り当てるという楽しみも、聞き手の醍醐味の一つ。
城山三郎さんからは「ただ聞くこと。それが相手の心の開く鍵なのです」城山
さんにインタビューをした時、阿川さんは、城山さんの聞き上手に乗せられて
、反対に、話し手になってしまって、大失敗だったそうです。
人はそれぞれに、それぞれの人に向き合う顔がある。逆に言えば、一人に対
して自分の全てを見せているわけではない。しかし、向き合っている相手から
してみれば、自分に向けられている顔がその人の全てに見えてします。だか
ら、自分の知らない「思いもよらない顔」を発見したとき、ショックを受けるので
はないか。真面目なこと付き合うときは真面目に、遊ぶことの好きな子と付き
合うときは、ちょっと不真面目な話や接し方をする。でもどちらも私であること
に変わりはありません…、と阿川さんは言う。
そうですね。私も、相手により、話題を変えたり、行動をセーブしたりしている
様に思います。年を加えると共に其の傾向は強く、気遣うことは、即ち、自分
も傷つかない。残りの人生を大切に過ごしたいという気持ちが強まっていくの
だと思います。