大好きな神戸の 「ポートタワー」 (13-10-14)
今日の日を、楽しみにしていました。待ち焦がれていました、一片の不安を抱き
ながらも…。其の不安が、的中してしまった一日でした。
神戸港に入ってくる、外国の豪華客船は何度も見に行きました。デモそれは外
見だけで、内部は見たことがなかったのです。一度内部を見たかった。何日に
も渡って「豪華客船の内部を見学」という見出しに、私は飛びついて、申し込ん
だ。しかしその時、抽選ではないと知ったとき、一抹の不安が過ぎった。
「抽選もしない?」「申し込んだ全ての人に見せる?」「そんなことある?」全て
の疑問は「見たい!」という気持ちにかき消された。
朝いそいそと家を出た。勝手知ったる神戸の町、それも、中突堤といえば、お
馴染みだ。ポートタワーを目指して歩き、申し込み開始9:30には着いた。
10:00乗船予定が、すぐ乗船できた。「きっと、申し込みが多いから、早めに
乗船させるのだろう」ここまではまだルンルン。送られてきた葉書と身分証明
書を提示して、首から掛けるカードを受け取る。
船内では「この人たち、予約可能性あり?」と思われたのか、何人ものスタッ
フから「ご案内しましょうか?」と声を掛けられる。
しかし、船窓から、神戸港を眺めようと、近づいた時に「夢破れた」。其のガ
ラス窓の汚さに。外がよく見えないぐらいに汚れていた。船の窓ですから、外
から簡単には拭けないのはわかります。しかし、其の汚れは尋常ではない。
見学者を迎えるには、考えられない汚れ。
それからは、何を見ても、何処を見ても、欠陥ばかりが目についてしまった。
主人も同感で「折角楽しみにしてきたのに…」と二人ともシュン太郎。
何時もはネットで事前に調べるのに、今回はそうしなかったことを後悔、
「後悔先に立たず」である。
ブログを書くに当たって調べた。そして、私の憧れの「飛鳥Ⅱ」と比較した。
70代以上は「飛鳥」 若人は「今日の船」という調査結果も見た。私の思い
が正解であるとの証明がなされた。
飛鳥 → 総トン数=約5万1千トン 収容人員=720人 トイレ=各部屋
ウォシュレット
見学した船 → 総トン数=約3万5千トン 収容人数=1422人 トイレ
=各部屋、昔ながらの水洗便所
「こりゃ、あかん!」こと一目瞭然。
久しぶりに立ち寄ったランチも不味かった。「昔はもっとおいしかったのにね~」
とシュンと肩を落として帰宅した二人でした。片手に少しの「オカキとスコーン」
をぶら下げて。