
「ホトトギス」 淡路・軌跡の星の植物館 (12-10-16)

今日は、来年のコンサートで歌う歌を4曲お稽古しました。どれもこれも、まだま
だだと思うのですが、今日は先生からのお叱りはありませんでした。ご機嫌が
良かったのでしょうか? まだ時間があると思われたのでしょうか?
「グリーン」のスカーフの件で、昨日6人にメール入れました。「あるよ」と言うお返
事が4人から早速入りました。それだけではありません。「ポストに入れておくよ」
「郵便で送ったよ」と言う、速効振りです。また、「家にはないけれど、町で捜して、
見つけたら、買ってプレゼントするよ」ですって。ありがたいことです。いや~、
わが友人は、老いたり(叱られるかな)といえでも、中々の行動力です。ありが
たいことです。「持つべきものは友なり」と感じた、一日でした。
別海から来た女 佐野眞一
木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁判
覚えておられますか? お金をむしりとって、取れるだけ取ったら、練炭コン
ロで、事故、自殺に見せかけて3人の人命を奪った女のこと。あまりにも、多
くの事件が次々と起こるので、この本を手に取るまで、すっかり忘れておりま
した。
被害者は、3人とも、お年寄りです。30台の女に、お金をねだられて、多い人
は7千万ものお金を差し出し、挙句の果ては、睡眠薬で眠らされて、練炭コンロで、
中毒死、または火災で焼死させられたのです。
その裁判の様子を書いた本です。死亡3人、未遂数人と言う大罪を犯したのに、
裁判では、本人は顔色一つ変えないで、「私はやっていません」と言うそうです。
同じ手口で、練炭コンロやレンタンを買ったお店まで分かっているのに、白を貫
き通そうとする、この人にも弁護団は付くのですね。
北海道の別海と言う所に高校卒業までいて、東京に出てきて、パソコンの、出
会い系サイトを使って知り合った相手に、嘘の経歴をいい、「学費が滞ってい
る」と称してお金を引き出す手口、学費にしては高額すぎる、金額は、どのよ
うな理由がつけられたのか、本人が無言を貫いている限り、「死人にくちなし」
で、分からない。
彼女は小さい時から盗癖があったようです。地方の名士であった、祖父が嘆い
ていたそうです。
70歳の男性は2002年から2005年の間に7千400万円もの大金を銀行口
座に振り込み、男は風呂場で全裸のまま、突然泡を吹いてしんだ。死の直前に、
彼女が練炭を購入している立件できていない。
もう一人からは2千万円。睡眠薬入りの手料理を食べさせ、寝込んだところを
練炭に火をつけ、逃げた。
他の一人は自家用車の中で練炭の中毒しを装われていた。しかも殺人や未遂も
連続と言うよりはダブっていることが多いと言うのです。人を殺しておいて、他の
人に逢う、その連絡はメールだそうで、今の世の便利な器機が巧みにアリバイに
も使われているのです。
130万取られて、未遂の男は彼女の作った飲み物が怪しいと分かっていたが、
被害届けは出していなかった。なぜか? 彼女の罪を自力で実証したかったから
だそうです。
ホテルで食事の後、部屋で、チョコレートや、ココアを飲んで、意識をなくした
男もいる。
未遂で終わった男は、話を聞いた母や姉妹の「おかしい」と言う言葉で、毒牙
に掛かる事を逃れている。「本当に男はなんとバカだろう」と言う感想しかない。
カバーには戦後犯罪史上ナンバーワン「首都圏連続不審死事件」の全てを描
いた力作!」と書かれています。



