ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

預金に課税?

2012年02月29日 | 気にかかる

         「サイネリア」     尼崎・下坂部西公園     (11-3-25)


「やっぱり、もうすぐ春だわ!」と思わせる陽気でした。桜並木はつぼみが膨
らんでうっすらとピンクに霞んで見えます。お店の棚にはおひなさまのご馳走
が並んでいます。

いよいよ2月も今日で終わり、閏年での1日が月給の人は1日損なような、日
給月給の人には嬉しい一日のような、悲喜こもごも(一寸大げさ?)、明日か
ら弥生3月に入ります。

この年になっても懐かしいお雛様。焼けてしまったお雛様ですが、一部屋を占
るように飾られていた、7段飾りのお雛様。小さな箪笥や鏡のお道具が可愛ら
しくて「さわったらあかん!」と言われても、母の目を盗んで触っていた自分が、
映像のように目に浮かびます。女の子の一番華やかな月が巡って来ました。

でも今日の話題は、どっぷりと冬、いやいや厳冬と言うべきでしょうか?

老人はお金を持っているが、使わない、どうにかして使わせて、景気回復する
手当てにしたい。本当に老人所帯は金持ちなのだろうか? その統計の何兆
円とかには、不動産も含まれていません? 鳩山家のように老人に近い息子
に、月何千万もの小遣いをあげる資産家も含めてでしょう?

今日もイカリスーパーまで買い物に行って、新鮮だが、少し値段の高い品を篭
に入れながら、思いましたよ「今、一寸高くとも、欲しい食物を手に入れる事
が出来るのは、若い頃から、年取った時の事を考えて蓄えたからだわ」って。

親の代からのお金持ちは別にして、私達のようにサラリーで生計を立てたもの
にとっては、老後を考えて生きてきた人と、何も考えないで生きてきた人との
差は歴然とあります。年金の多寡の違いもありますが、それだけでは心の余
裕がありません。今の年金からは、「介護保険」「高齢健康保険」を否応なく
天引きされています。

生前贈与を勧めよというコメンテーターがいましたね「そうすれば、貰った子供
が使うだろう」って。何をいってるのよ!私達世代は親を養ってきたんです。だ
からその大変さが分かっているから、子供にその大変さをさせたくないと思って、
自分の老後は自分で見ると心がけてきたんです。子供に楽させる為に蓄えたの
ではありません。あの世にお金はもっていけませんから、残った分はいいですよ。
それを「生前贈与すればいい」なんと言う事を言うの! 
生前贈与には高い税金が掛けられるのを知っていますか?

その上に橋下大阪市長は預金に課税しようと言います。橋下さんの考えは賛同
することが多いのですが、これだけは反対です。

実行されるとなれば、預金を引き出して箪笥預金するでしょうね。そうすれば、
どういうことが起きますか? 押し入り強盗が増えますね。年寄りの家と分か
れば、赤子の手をねじるよりらくらくとお金が得られますね。「強盗に取られ
るより、税金を払った方がいいですよ!」と言うのでしょうか?

株を買いますか? 今は株は手元に置けませんから、安全かもしれません。で
も株は博打のようなものですから、嫌だと思う人もおられるでしょうね。

貸金庫というてもありますね。引き出しは大小ありますが、100万円の束?
幾つぐらい入るかな~。 色々考えましたよ。

でもこんなつまらないことに頭を使うのは今日で終わり。明日からは春を待ち
ます。なるよ~にな~れ! 





コメント
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