ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

メタンハイドレート

2012年02月16日 | 新聞から

        赤とクリーム色の「キリンソウ」     尼崎・下坂部西公園    (11-4-29)


今朝のサンケイ新聞(日経には載っていない)の一面にかなり大きく「メタン
ハイドレート」のことが載っていました。「メタンハイドレート」のことは青山繁晴
さんのブログを読んでおられる方は知っておられると思いますが、私も青山さ
んのブログを読んでいますので知っておりました。

青山さんの奥様が水産学研究者で、博士です。ブログ上は奥様の事を「博士」
と書いておられます。博士が「メタンハイドレート」の研究もなさっていて、研究
費が足りないので、政府に申請しても却下されるそうです。

私の記憶に間違いなければ「原発」に代わる物として、この名を挙げておられ
ました。博士の言われるには日本海側にも沢山あり、発掘しないまでもガスが
浮き上がって固まりになっている場所もあるそうです。しかし、今朝の記事でも
そうでしたが、政府は日本海側ではなく太平洋側に重心を置いているようです。
これは北の国への遠慮があるのかもしれないと青山さんは言っておられたと
記憶しております。

新聞の説明によれば『メタンハイドレードは、都市ガスなどに使われるメタンが
低温高圧状態で水分と結びつき、結晶化した氷のような物質。火をつけると結
晶内のメタンが燃焼することから「燃える氷」とも呼ばれている。永久凍土の地
下深くや深海に埋蔵が確認されている。メタンガスを取り出せば、都市ガスのほ
か、火力発電向け燃料として使用できる』

経済産業省によると、日本列島近海の埋蔵量は日本のガス使用量の約100年
分もあるそうです。

掘削技術は手探り状態で、採掘コストは同量の天然ガスを輸入する場合の5倍
近いそうです。そこが研究のしどころで、100年間今のままということはありえな
いので、初めは5倍の費用が掛かっても、何年か後には費用の掛からない採掘
方法を生み出すのが「日本の力」ではないかと思うのですが…。

『メタンガスは二酸化炭素に比べれば地球温暖化の20倍近いとされており。
採掘中に漏れ出せば、地球環境に大きな負荷をかける』

それらを研究している博士に研究費を計上して、研究してもらえばいいのでは
ないですか? そして、まず、日本海側(だったと思う)に浮き出てたまっている
分を回収すればいいのではないかと思うのですが、いずれにしても新企業設立
となれば、それに関係のある(ガス会社?)会社の既得権問題が研究費却下に
なっていないのかしら? そんなセコイこと言ってる場合じゃないような気がする
けど私は…。

費用が掛かろうと、なにも資源がないと思っていた我国に、100年分のガス
があるといい、その「メタンハイドレート掘削開始」と言うニュースは近年に
ない明るい話だと思わない?




コメント (2)
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