
「木立性ダリア(帝王ダリア)」 犬島 (11-11-25)

月初めに「掃除機」「トースター」を買い替えたのに、今日は2階の「ストーブ」
が故障で買い換えました。電気製品って、故障するとあれもこれもと故障し
ません? このたびは、安いものばかりだから良かったけど、「冷蔵庫」や
「オープンレンジ」でなくて良かったわ。でも大型電気製品もそろそろ買い
替え時かな…。
テレビはね、未だ2~3年ぐらいだからね、大丈夫なんですけど、寝室に32
インチを買ったときは大きいな~と思ったんですが、居間に42インチを買う
と、32インチがイヤに小さく見えてね、あまりテレビは見ないほうなんです
けど、これは大きい画面で見たいと思った時は、布団から這い出して居間ま
で行くのよね。綺麗さが違うような気がするの。私が映画が好きなのは大き
な画面が好きだから? かも知れないね
往復書簡 湊かなえ
湊さんは今人気の作家、これで何冊読んだでしょうか。往復書簡なんですが、
「10年後の卒業文集」「20年後の宿題」「15年後の補習」と3部に独立して
います。
1番目は4人のクラスメートの女の子の一人の結婚式に出席した時、「月姫
伝説」と言う話のある、山に登った時の事を、それぞれが思い出して、手紙
を出し合うと言うお話。
2番目は小学校の先生と、生徒の手紙。先生は彼の担任の時に、家の貧し
い6人の子供たちを連れて、ピクニックに行きます。その時、生徒の一人が
川遊びの川で、おぼれ、それを助けようとした、先生の旦那さんが、命を落
とす。先生は退職した時、その6人の子供たちが、今如何しているか、気に
なり、一人の男子生徒に、その後の様子を調べて知らせてほしいと頼む。
3番目は遠距離恋愛の恋人の往復書簡。遠距離も遠距離、国際ボランティ
アに志願した男性が僻地に赴任。手紙で何故国際ボランティアに応募した
かを書いているうちに、高校の同級生だったころに起きた事件の犯人が、
お互いの相手、恋人である事を知る。彼もその仔細を書き送って、二人の
恋は終わる。往復に1ヶ月を要するエアメールで…。
3篇共に手紙で真実が明かされていくと言うお話。湊さんが推理小説家であ
る事を思えば、当たり前のことなんだけれど、何となく題名から受ける感じ
としては、私には思いがけない、展開の小説でした。

西宮 (11-5-6)
