ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

楽しみを見つける

2011年10月19日 | 気にかかる
     
     「シュウメイギク」   株がずいぶん大きくなり たくさん花を咲かせました



今朝は寒くて厚着をしたら、どんどん気温が上がって、又薄着になりました。
この気温の変化を敏感に感じてしまうのが、年を取ると言う事なんでしょうか。
汗をかいたら着替えないと、濡れた肌着を着ていると体温を奪われて風邪を引
くということなんです。


ストレスを強く感じると、胃癌とか、いろいろの病を引き起こしますが、これまた、
ストレスを全然感じない生活と言うのも、今度はボケを招くそうです。歌の文
句では無いけれど「どうすりゃいいのさ、この私」って感じです。

日野原先生が、「幾つになっても、新しいことに挑戦し、新しいお仲間を作る
こと」といておられましたが、私は「もういいや!」って感じです。先生が語
る相手は、会社人間で、近所付き合いとか、会社を離れた時、語り合う相手の
いない方と思います。私は、人並に色んなグループに属していましたし、友人、
知人は多いほうだと思いますから、今のままで十分と感じるのです。

「編み物」「読書」「パソコン」これで手一杯です。編み物のスピードも落ちま
したし、読書のスピードは年々落ちていきます、今は短い本を月4冊も読めば
御の字です。人生の残り少ないのですから、もっともっと読みたいと心は逸る
のですが読めません。読みたい本がどんどん溜まっていくばかりです。

友人にしても、今までのお友達のうちから、絞っていきます。これから新しい
お友達を作っても、短い年月ご一緒するだけですしね、それより共通の思い
出を一杯持った、古いお友達を大切にしていきたいと思っています。

自分の寿命がここまで長いとは想定外でしたから、思いがけないことばかり
で、毎日「年を取るとはこういうことなんだ…」と感慨深いです。そしてあり
がたいです。

吉行和子さんは76歳だそうですから、私と同い年か、1年先輩だと思うので
すが、さすが女優さんお若いですね。

吉行さんのお母様あぐりさんは1907年生まれと言うので104歳ですね。
97歳まで美容師だった人です。勿論現役と言っても、古いお客様の予約が
入った時にのみ開店するというお店だったようですが、お客様の方も年を召
されて亡くなったり、来られなくなったりで、自然閉店となったようです。

何年か前にあぐりさんの人生は朝の連ドラにもなりましたし、ご本も読みました。
もう104歳になっておられたのにはビックリです。

吉行さんが薬の広告であぐりさんの事をこう言っておられました。

『老いに不満を持たない 母あぐりを見て 素敵だと感じました』
『母あぐりは97歳まで現役の美容師でした。素敵だなと思うのは、何歳にな
っても老いに不満を持たず、自分ができる事の中に楽しみを見つけていたこと
です』

ご本によれば、吉行さんは料理はなさらない方で、亡くなった妹の理恵さんが、
お母さんのお食事の世話をなさっていたようですが、今はどうされているので
しょうね。

「自分の出来ることの中から楽しみを見つける」私もそうでありたいと思って
います。

明日は「尼崎・花いっぱいの会」からバス旅行です。あさってはクラス会が神
戸でありますので 20日~21日もお休みします。


コメント (2)
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